月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

足元着火

2010年07月30日 20時45分17秒 | 仏々相念(住職日記)
ジリジリと・・・

今日は、沢山嬉しいことがありました。
皆さんはどうでしたか?

午前中、お参りさせていただいたご門徒宅。
仲のいいご夫婦です。
今ハマっているYUIのお味わい・・・
聞いていただいた後、振り返っていただくのです。
「私もよく振り返って思うのですよ。私もいろんな怪我・病気を繰り返し入院しました。
 その度に、ずっと妻は側にいてくれました。本当に感謝しています。」
奥さんも嬉しそう・・・
この奥さんも最近腰を患いご主人の力をいただきました。

「悲しみって 寄り添えばどことなく温かくて・・・」


又、違うところで待ってくれているお婆ちゃん、
お孫さんの切ないご縁ではありますが初盆には大勢が帰省され泊まってくれるって喜んでおられるお顔、

「優しさって 側にあればふと甘えてしまうもの・・・」

YUI、いいな~! 「to Mother」リピートで聞いてしまいます・・・

いい天気です。
こんな時はピカピカの車で走りたいものですよね!
汚れたニコニコを運転しながらピカピカに磨かれた前車のテールが気になります。
帰ったらビカビカにしてやるって呟きながら帰って来ました。
「おっしゃ~!」気合い一発、作業着に着替え猛暑の中へ・・・
この暑さにウインドブレーカーの上下は少々キツイな~って熱中症手前のところで踏ん張っていると、
「ピッ、ピ~」ってクラクション、
住職、この暑い時に無理するなって感じで姉さんが微笑みを残して去られます。
その横には、私のメル友である姉さんのお母さん、
「魔女の宅急便」っていうジブリ映画のパン屋のオソノさん(?)みたいな方です。
何があっても「ケラケラ」笑って乗り越えて来ました、泣くこともあったでしょうが笑ってくれるのです、力の無い私のために・・・
ちなみにメールを送る時は「僕のチェ・ジウ」ってことになっています、いいでしょう!!
親子でこの私を支えて下さるのです、そうでしたJ兄さんもいましたね・・・

こんな炎天下の中でも思うところがあられたのでしょう・・・
先日出会った方がお参りに来て下さったのです。
「わぁ~、先日はお世話になりました。ようお参り下さいました。ゆっくりして帰ってください!」
作業着に麦わら帽・・・「すいません、こんな格好で・・・」
「いえいえ、大丈夫ですよ! 車好きの住職さんですから・・・」って優しい笑顔で返してくれます。この方もこんなブログを読んで下さっていたのです。恥ずかしいものがあります。
折角お参り下さったのだから何か話したいな~って思いながらも途中で止められないのが日中の洗車、早く切り上げて着替えして本堂にお参りしたのですが帰られた後でした・・・
三門の下から本堂を見ると背筋を伸ばされ仏さまに向かわれていた姿が印象的でした。
長い時間座っていただきながら何を感じておられたのでしょうか・・・?
「ごめんなさい、一緒に座ってあげれなくて・・・」又、お参り下さい。待ってます!

本当に優しい一日でした。

洗車してる間、右足の裏が熱いのです。
「すごいな~、今日のアスファルトの熱!」
洗車終わって長靴見ると底が擦り減って穴が開いていました・・・

諸行無常のことわり、足元に火が着きうろたえてしまいます・・・そんな中でも優しい一日。                         
                        

そんな落ちかい・・・                


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