摂取不捨

僕は治るけど・・・

今日の海外ニュースでオーストラリア（？）だったかな、
赤ちゃんを抱いていたお父さんのところに車が暴走・・・
防犯カメラに写っている車は結構なスピードで突っ込んでいます。
車と店舗のガラスの間に挟まれる形となったお父さん。
車に背を向ける形で赤ちゃんを抱きしめていました。
お父さんは足を骨折、しかし赤ちゃんは無事だったとのこと・・・

「僕のケガは治るけど、子どもは分からないからね！」

凄いですよね～
私ならどうしていたでしょう・・・？
このお父さんのような行動がとれたでしょうか・・・？
とれたかもしれないし、自分が助かりたいと投げ出しているかも・・・
考えても恐ろしい事ですが、どのような自分が出るか分かりません。

私は椎間板ヘルニアを患っています。
だからあまり２人の子どもを抱っこしてあげることができませんでした。
泣いている子どもをあやそうと優しく抱っこする坊守・・・
でもずっととなるとしんどそうなので少しの間だけ代わっていました。
力を入れて抱く姿は、ロボットが抱くようなぎこちなさ。
背中には汗が流れ落ち、すぐにベトベト・・・

そんな時、よく思っていました。
腰の痛みに耐えかね力尽き落としたらどうなるんやろ・・・って。
思うと同時に力入れ、そうならんようにロボットになっていました。

お陰で今まで元気で育ってくれています。

今では抱きしめてやることもできなくなりましたが、
娘の頭を撫でたり、息子の鍛え抜かれた背中をポンっと叩いては、
今、一緒に居れることに安心しています。