月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

『トイレの神様』のはなし

2010年05月29日 02時19分49秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
あるテレビ番組で『トイレの神様』という曲を知りました。
植村花菜さんが実体験をもとに作詞され歌っている曲です。

子どもの頃からおばあちゃんと暮らしていた「私」。
おばあちゃんとの何気ない日常の暮らし・・・
笑ったり泣いたり傷つけたり・・・
そして家を離れた。
2年が過ぎ・・・
入院したおばあちゃんに会いにふるさとへ帰る。
「私」を待っていてくれたかのように、次の日の朝、おばあちゃんは亡くなった。

「私」はおばあちゃんが教えてくれたことばをずっと心に置いています。
一緒に暮らしている時も、離れてしまった時も、そして亡くなった今も・・・
おばあちゃんのやさしさとことばが「私」を育ててくれています。
今の「私」に、呼びかけ呼びかけ、はたらいてくださっているのです。

今、「私」とおばあちゃんは出あっているのでしょう。

そんな、やさしい歌でした。

最後に「おばあちゃん ホンマに ありがとう」と歌います。
そうだよね、「ありがとう」しかないよね。
おそくないよ、気づいた時に言えばいい・・・
だって、今があなたの御手の中。

『トイレの神様』・・・とってもいい歌に出あいました。


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