月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

あの日・・・のはなし

2009年12月28日 03時30分47秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
「ほんとうに、寒い日でした・・・」

去年のお正月に、お母さんを見送られた息子さんが
三回忌のご法事にお参りになられて、こうおっしゃいました。

お葬式には雪が降っていました。

しんしんと静かに積む雪
悲しみも静かに積もるようでした。

お母さんのいない2年の月日に
何を思われてお過ごしだったのでしょう。


ただ今は、大悲の親(仏さま)となられて
あらためて、あたたかい母の胸に抱いてくださいます。
いだかれ通しの2年間でしたね。

そう、ご法話をさせていただきながら
20年、いだき通しのわが母のご恩を思わせていただきました。

親のご恩が
しんしんと今なおあの雪のように降り積もります。

今年も、暮れます・・・。

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2 コメント

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もう20年ですね (komaki)
2009-12-30 13:13:25
月日の流れるのは早いですね。
20年…ずいぶんと遠いあの日のように思えますが、昨日のことのように思い出すことができます。
この20年、母さんならどうしただろう、母さんなら笑い飛ばすよね、母さんならどう思うだろう、…と考えない時はなかったように思います。特に自分が母となってからは余計に…。
来年は寅年。
72歳の母さんはどんなおばあちゃんになっているのでしょうね。
返信する
そうだね。 (chikai)
2009-12-30 22:06:22
わたしも
いつもお母さんを思います。
いまでもあこがれです。
お母さんのことを
よく子どもたちにも話すので
「おばあちゃんに会いたかったー!」
って、言ってくれます。
わたしも、会わせたかったー!
返信する

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