役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

雪の釧路湿原へ(その2)・・・タンチョウ鶴を間近で見る。

2011年02月07日 23時23分50秒 | Weblog
(つづき)

塘路駅を3分遅れで出発しました。
SLはガタンゴトン軋みながら湿原の真ん中を走行


時々汽笛を鳴らす音が聞こえ
そのあと

白い煙が流れてきました。





湖らしき場所を過ぎ・・・

また湿原・・・

そして茅沼駅に近づき・・・
全面凍った沼が見えてきました。

その瞬間でした。

白い羽を大きく広げて舞い降りた物体を発見

いました、タンチョウ鶴、今度は近い


SLが進むと別の鶴が・・・


20mほど離れた場所にも別の群が


SLにも驚くこと無く悠然としていました。



ほどなく茅沼駅に到着


ここでもかなり下車しました。
車内がほとんどガラガラ状態に・・・
そこで
近くの座席に行ってみることに・・・



座席に座って数分後には終点でした。
10分遅れで標茶駅に到着。
折り返し列車まで2分しか無く
すぐに乗り場に向かいました。


最後の記念でSLの正面から撮ろうとしましたが
時間が無く残念でした。

釧路行きは定刻に発車

SLを車内から残念撮影・・・



しかし、この後ろからの風景も
なかなかすばらしいものがありました。


秘境駅の五十石駅

なかなかの風景

茅沼駅に到着
すると、さっきのタンチョウ鶴の3羽の群が本当に間近に

線路挟んで20mくらい

タンチョウ鶴をこんなに間近で見たのは初めて。
しかも野生。

列車が発車し別の群も・・・


もしも、SLを終着駅の標茶で撮影できていたら
座席に座っていたでしょう。
そうすれば、
こんなに間近でタンチョウ鶴を観れなかったでしょう。

世の中、何が幸いに転ずるかわかりません。

少し楽しい気分になり・・・


普通列車は進んで行きました。





再度、釧路湿原駅




東釧路駅構内

右の線路は根室からの路線。
ここで合流です。




終点釧路に到着すると
札幌行きスーパーおおぞら12号が停まっていました。
4分の接続で定刻の16時17分に発車。

白糠駅を過ぎると海岸線へ


特急に乗るのもこれが最後です。

車窓から西に傾く夕陽を眺めながら


野生のタンチョウ鶴を見た湿原のことを
思い出し・・・
結構感動していたのでした。

。。。。

雪の釧路湿原へ(その1)・・・SLに乗ってみました。

2011年02月07日 23時17分28秒 | Weblog
1日に買った北海道フリーきっぷも今日で最終日。

どこに行こうか・・・

昨日の深川からの電車の中で新聞を読んでいると・・・
鳥インフルエンザの流行の記事が目に入りました。
渡り鳥が媒介しているらしい・・・

渡り鳥・・・

ふと、思い出したことが・・・

タンチョウ鶴

そう言えば 

釧路市湿原では、鶴のシーズン・・・。

決まりました。

で、最終日の今日は、釧路湿原へ向かうことに・・・。

6回まで指定席が取れるのに1度も使ってなかったので
南千歳からスーパーおおぞら1号の指定席に乗車しました。



トマムあたりは、線路に積もった粉雪を巻き散らしながら爆走

窓の外は、列車がまき散らした粉雪で曇って見えました。



帯広を過ぎると青空に


釧路駅に定刻に到着

釧路湿原行きSLが停まってました。


私も皆さんに混じって撮影

しかしすごい人気です。





一番後ろが、懐かしの貨物列車の車掌車。


中はボックスシートで各車両にストーブがあり

するめや魚のひらきを焼いてはりました。


私の座席は・・・


ところが、
指定場所に行ってみると・・・

複数の家族が占領して
勝手に宴会を始めていました。
すでに指定の座席に座わられていて・・・

「ここなんですけど」 と
座席指定券を占領している家族に見せると
「別の席に行ってくれ」と言う始末・・・。

常識が無いのか
酔っ払っているのか
よくわかりませんが
小学生くらいの子供もいるので
譲ってあげることにしました。

仕方ないので
旧型客車の手動式開閉ドアが封鎖されている場所があったので
そこで立っていることにしました。

全席指定だから
どこかに席があるとは思いますが
うるさそうなので
この寒い場所が私の特等席に(立ってますけど・・・)なりました。

汽車は定刻に発車
のろのろと最高時速60kmで進み
平行する道路の自動車にばんばん追い越され・・・
釧路の市街地を抜け・・・

湿原が見えてきました。





釧路湿原駅

駅前は除雪してない感じでした。


細岡方面に向かう途中
前回夏に歩いた堤防の無い川沿いの道を確認




遠くにタンチョウ鶴を発見・・・

写真で捕えよう・・・

と思いきや
いきなりSLの吐く黒煙で景色が見えなりました。


臭いも独特で
石炭の燃えた臭いを体験できました。

列車は塘路駅に到着
すると半分以上の乗客が降りてしまいました。

(つづく)
。。。。。