役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

これで終了(おしまい)、残日なしになりました。

2013年01月20日 01時28分56秒 | Weblog
とうとうこの日がやって来ました。

2009年から始めたこの日記も
今日で最終日・・・。
2013年1月20日
とうとう4年が経ってしまいました。

沖縄生活から始めて
北海道へと移り、
その間、九州あり四国あり
関東あり東北あり・・・

地方地方で日常生活を送っていると
今まで経験したことのない部分が見えてきたり
知っているつもりだったのに
実はあまり知らなかったり・・・。

仕事をして
休みの時だけ
旅行という形でその場所に行っていたら
絶対に気が付かなかっただろうことが
非常に多かった。

時間にゆとりがあるから
現地に行ってから予定を組んだり
あくせく観光地を回ることもなかった。
それがとても良かった。

心に残っている思い出の中で
思い起こしてみて
改めて「良かったぁ」と
微笑みが出てくるのは・・・
4か所。

一つ目は
四万十の沈下橋めぐり。
6月頃に
2回に分けて2年越しで行った。

佐田や岩間、半家、長生など
自然に溶け込んだ美しい沈下橋と
住民の方の礼儀正しさに感嘆したことを思い出しました。

四万十は四国の・・・否、日本の宝です。

二つ目は
島根の角島大橋。
特牛駅から歩いて行ったのですが
田舎の道をテクテク歩いた記憶があります。
思いのほか海がきれいで
沖縄の海に負けないくらい
きれいなエメラルドグリーンの日本海に
感動したのを思い出しました。

丘の上から見る角島と大橋と日本海
3つの調和が実に美しい。
本州では鳥取砂丘の夕焼けも良いけど
ここの晴れの日の青空と海は最高です。

三つ目は
大曲花火大会。
この花火は本物です。
私は
学生時代からずっと
日本だけですが
全国の花火大会をいろいろ観て回って来ました。

4月の沖縄の花火大会から
10月の土浦の花火大会、
ディズニーのクリスマスの花火も含め
いろいろです。

その中でも
本当にこれはすごい・・・と
感嘆したのは
ずば抜けて大曲花火です。
花火の規模もさることながら
昼間から夜10時頃までずっと続く長丁場
これもすごい。
花火の種類も
あまり見たことない色だったり
形だったり、変化に富み
花火師さんの技術の高さに驚きました。
場所も河原だから遮るものがなく
全体が見学できて非常にうれしい。
素晴らしい芸術作品だと思います。

最後は
やっぱり沖縄です。
沖縄のどこも素晴らしいのですが
その中でも格段に素晴らしいのは
竹富島です。
ビーチだと宮古の前浜も素晴らしいのですが
竹富島は
島の雰囲気から住民の礼儀正しさから
何から何まで
本当に素晴らしいの一言です。
砂浜の白さと海の青さと
空の大きさに度肝を抜かれました。

他にも
ここに書ききれないくらい
いっぱい素晴らしい場所がありました。

初めて体験したマイナス16度の世界。
そんな中
2時間も歩き回って
体が凍ってしまったことや

駅で列車を待っていたら
体に大量の雪が積もって
周りの人に笑われたことや

夏の沖縄で
昼間1日中
外を歩き回っていただけなのに
紫外線にやられ
半袖の腕や首筋を
火傷をしてしまって
大変なことになってしまったことや

トンネル駅の筒石駅で
通過列車に飛ばされ死にそうになったことや

うるくそばのカツオだしソーキそばと
A&Wのモッツアバーガー、
わだ家のイナムルチが
死ぬほど大好きになったことや

横浜の関内の雰囲気が
大好きになったことや

北海道の野菜は
本州のそれとは一線を隔すほど
おいしいことに気付いたことや

飛行機が
改めて大好きだったと気が付いたことなど
思い出は本当にきりがない。

旅行だけでなく
映画もたくさん観ました。

若いころから
映画鑑賞はテレビのごとく行ってました。
年間60本から80本でしょうか・・・。
主に京都河原町周辺と高槻R170。
シネコンができてからはMOVIXとTOHO。
ここ4年は
東宝シネマズに限定し
6000マイルを貯めて
1か月フリーパスを手にすることだけを考えていました。
年間の鑑賞履歴もつけました。

また、昔のようにかさばるVHSビデオでなく
容量も半端なく大きくなったDVDを
BOXで買って鑑賞しました。
ナイトライダーや宇宙刑事ギャバンなど・・・。
他にも
ハンナモンタナ、アクシデントカップル、
コブライレブンチーム2、
ゲッターロボ、超時空要塞マクロスなど・・・。
とても有意義な時間でした。

あと
ばかみたいなこともやりました。
例えば
毎日違うパン屋さんでパンだけを食べる
“パン屋さんめぐり”や
毎日ビックマックだけを食べる映画のマネ
“毎日ビックマック耐久レース”など・・・。

他にも
札幌大丸のデパ地下スイーツ店を
すべて食べ尽くすとか
どんぐりのパンメニューを食べ尽くすなどもやりました。

時間がいっぱいあったので
ドライブも結構楽しみました。
中でも
本巣のモレラ岐阜には
何度も行きました。
田舎道だし片道130km丁度いい。

東尋坊へも行きました。
途中プラントで
缶コーヒーのボス地中海ブレンドが
1本29円だったのでひと箱30本入りを4ケース
まとめ買いしてしまいました。
棚にあったの全部買った・・・。

良いものを安く買う買い物って
ものすごく楽しいことに
気が付いた。

安売りで思い出すのは
同じく飲み物。
カインズで
2ℓペットボトルの伊藤園烏龍茶が
1本96円だったので60本まとめ買いしたこと。

あと
河原町の新京極商店街
薬局の開店記念セールで
サンスターのGUMデンタルリンス900ccボトルが
1本598円で
しかも90ccの小ペットボトル付き。
8本まとめ買いしてしまいました。

この小ペットは小旅行に役に立つ。
コンビニで買うと210円する。
結構高い。
1本あれば5日はもつので重宝する。

あと
梅田の第二ビル地下のチケット屋さんで
クオカードが9600円だったので
10枚まとめ買い。
米原の平和堂にあるチケット屋さんで
全国共通百貨店券980円を68枚
在庫全部買った。

買い物って楽しい。

一人が楽しいけど
不便な場所での厭世は好まない。
都会の便利な生活を享受しつつ
ものに囲まれての生活が良い。

那覇での生活も楽しかった。
スーパーサンエーがお気に入り。
沖縄はイオングループがどこも充実しているけど
私はサンエー派かな。
でもイオンも好き。

そういえば
地元のスーパー、
好きなのがありました。
高知のサニーマート、
特にアネックスが好き。

富山の大阪屋ショップも好き。

鴨井のららぽーとも好き。

スーパーに分類されるかどうか
鹿児島のAZや福井のプラントも好き。

好きと言えば
映画館も好き。
TOHOシネマズがいい。
全国のTOHOシネマズのほとんどに行きましたが
中でも特にお気に入りは
モレラ岐阜のTOHO。
座席が大きめで広い。
休日でも空いているし
毎週メンズデーがある。

楽しい時間を過ごすことができました。

何の因果か
この地球の日本という国の関西という場所に生まれ育ち
多くの人に出会い係り
良い事悪い事半々でした。

ただ、
くじ運やギャンブル運はほとんどなかった割には
人生はついていました。
幸運でした。
生まれた人の多い世代に生まれ
受験戦争やら
就職氷河期やらを経験し
男が少ない世代で
結婚難民になるといわれました。

それでも
無難に誰もが知ってる4年生大学を卒業し
めちゃめちゃな競争倍率を潜り抜け
どうにか就職でき役人になって
それなりに恋愛をし
大人になってからは仲間にも恵まれた。

そのことは
非常に感謝しています。

また、
若いころは気が強く負けず嫌いでしたが
その気の強さも
年とともに
丸くなったような気がします。

少々偉そうな言い方をすれば
丸くと言うより
慈悲深くなったと言うべきか・・・。

慈悲・・・

慈悲という言葉を
自身の心に受け入れれば
いつしか
心に平穏が訪れます。

慈悲の心は
いつしか
何事をも愛する心へと
変貌を遂げていきます。
その変貌は
批判的に物事をとらえるよりも
ずっと
毎日の生活を楽しくさせてくれます。
そのうちなんだか
愛することが
すべてを支配しているような感覚になり
「愛」は
万物をつなぐ絆ではないかと思うようになりました。

「愛」という万物の因縁を認めれば
ある意味「悟り」を開いた胸中に達します。
私はそうでした。
それが「一番の幸せ」なのかも知れません。

人の本質は
不完全で
強欲で
自己正当化に貪欲です。

そんな人の本質は・・・、

時に人を欺き
ののしり合う・・・
それは
猜疑心を生み
いつしか
何をやってもうまく行かず
己に対する不安だけが募るようになる。

行きつく果ては
自暴自棄か・・・。

「欲」に身を任せ
「執着」に終始すれば
我が身を縛る。

そして、
前にも後ろにも進めなくなる。

己の煩悩は
尽きることはなく
心が満たされることもない・・・。
「因果応報」
「輪廻転生」
そんな事に思いを馳せても
苦難が増すだけ・・・。

憎しみを捨て
無我の境地を受け入れること
それが安らかな生活を生み出す。
そんなことは理屈でわかっていても
簡単にできることではない。

更に
恨みを捨てれば
小さなことに喜びを感じる。
でも・・・、
自分を偽れば
更に大きな偽りが己を覆い
信じる心を失い
不信と信頼の狭間に
埋められない心の溝が出来上がる。

人は不完全だからこそ
「攻撃」で自己を正当化する。
そういうものだからこそ
「慈悲深さ」が大事だと思うのです。

己の弱さも何もかもすべてを受け入れて
万物は
「愛」という因縁に結ばれていることを悟れば、
優しさに満たされ
永遠に心の平穏は訪れる・・・。
そしていつか・・・
「真理」を見つめることができ
新たな自己の世界が広がることでしょう。

そう思います。

宗教掛った言い回しになりました・・・。

しかし
自分の中にはもう一人の自分がいる。
非常に雑な性格・・・

いつかは人間は死にます。
病院のベッドでは無理です。
死ぬ間際の老いぼれた醜い顔を見られたくない。
くだらない言い訳をする老人と
同じになりたくない。
申請書で
「字が見えないから書けない」、
パソコンなどの機械で
「年寄りに難しいことをさせるな」
年金窓口の職員に向かって
「将来年金は貰えないと友達が言ってたから
 払わなくていいでしょ」
本当にあほです。
法令順守の義務がある職員が
払わなくていいなど言えるわけがない。
そういう年寄りが非常に多くて
バカが多くて毎日非常に疲れました。
2012年の1月20日の日記に書いたので
これ以上は書きませんが・・・。
お年寄りの特徴として
何か新しいことが舞い降りたら
「無理無理」
そればかり・・・。
無理を前提に生きることは不本意です。
歳を取れば
何を言っても許され
偉くなるのか・・・。

鏡を見ていると
妙にみすぼらしく映る・・・。
私も歳を取りました。
でも仲間に思われたくない。

うまく死ねるかは自信がありません。
絶対に人に迷惑かけないようにしないと・・・。
ついている人生なら
最後に最高の幸運を呼び込んでほしい。
静かに苦しまず
眠るように
土に帰る・・・。

退職して
人と係りを絶ち
静かに忘れ去られる環境を整えることには
成功しました。
この4年間問題なく過ごせました。
あとひとつ・・・
最後にもう一度
人生最大の幸運が巡ってくることを祈ります。
今まで一度も神頼みはしたことはありません。
私にとっては
神は感謝するもの
感謝の御礼参りでした。
でも
もし許されるなら
今回だけ神頼みをしたいと思います。
静かに土に帰りたいです・・・。

旅先でも書けるから始めたこの日記。
よく続いたものです。
だらだらと延々政治の話を書いたことも多く
社会人時代、
普段話せなかったからでしょう・・・。
政治、宗教、人のうわさ話(特に悪口)、
根拠のない人の評価、嗜好の評価、
この5つは絶対にしないようにしていました。
今では
何でそこまで気を使うのかと
疑問に思うこともある。
たとえば
嗜好品、
私はマヨネーズが大嫌いなのですが
好きな人にとって
嫌いと言われると良い気がしないだろうと
気を使い
「最近食べてないなぁ」と
お茶を濁し話題を変える。
嫌いと言えず・・・。

ここは
好き勝手書けるから楽しかった。

この日記はこれで終了です。

今後
更新することはありません。


。。。。。

残日1・・・(はしもと氏よがんばれ)

2013年01月19日 23時13分34秒 | Weblog
新聞や雑誌、報道番組を観ていて
事件発覚後から
大阪の体罰自殺問題が
大きく取り上げられています。

最近では
大阪市長が
「教育の現場の職員入れ替え」や
「新入生の受け入れを中止する」など
変革がなされないなら
議決後の予算を含めて
今後
予算執行できないようにするとまで
発言する事態になっています。

このことを受け
ネットニュースでは結構な否定的見解が多く
在校生の保護者や弁護士など
市長発言は行き過ぎと
独善的で横暴だとしています。

私は
あくまで個人的見解ですが・・・

市長の発言は正しいと思います。

あくまで
雑誌などの記事を総合して
私なりの解釈に基づいて判断していることです。

ところで、
私がその判断を下す前に
ある一つのことを
考慮したことを記しておきます。

それは、
桜ノ宮の高校に限らず
ここで問題の契機になっている“体罰”は
どこにでも存在するということです。

指導の名のもとどこにでも存在する。

以前から体罰は行われ常態化している。

常態化しいているがゆえに
他の生徒は、
それを見ても“指導”と認識する。
心の奥底では
どこかおかしいと思う心が存在するのに
それを考えることは
「周りの人と違う意見だからやめておこう」
と認識してしまってその感情を抑え込もうとする。

勝敗優先の強い体育会系なら
尚更です。

勝つことで
体罰は体罰でなくなり
一部の生徒にとっては
“理不尽な痛み”が
“勝つための厳しさ”
に記憶がすり替えられるから。

勝利を得た生徒は、
過去を振り返るとき・・・
「あの指導のおかげで勝てた」と美化され
体罰ではなく“愛の鞭”であり
厳しい指導だったという風になる。

はたしてそれが賢明な考え方なのだろうか。

生徒には
多くの沈黙した“その他大勢”が存在するはずです。
生徒は
一部の勝利を得た生徒だけではない。
スポーツ学校の部活は
レギュラーより控えの方が圧倒的に多い。
生徒の中には
体罰を直接受けるだけでなく
間接的に受ける場合もあっただろうし、
視覚から受ける場合もあっただろう。

それに耐えられず
自己防衛本能から
退避行動に出てしまった人も多くいたであろう。
数はわかりません。

それらの生徒の特徴は、みな沈黙することだ。
第三者的立場の人はこれを「意見なし」とみなす。

だからといって
「沈黙=意見がない」
と決めつけるのは、
これがすべての生徒の見解とすることに対し
少々私見との相違があります。

ここで
日本の社会風習の事を考えてみると
日本の一般的な風潮は
目上の人に刃向うことはご法度とされています。
指導者と生徒という関係なら尚更です。
 
体罰を見兼ねて
実力を発揮できないまま
消えていった生徒・・・
沈黙したまま去って行った・・・
多く存在することでしょう。

大リーグの鈴木イチロー選手のように
誰もが
逆境に負けず能力を発揮できるわけではないのです。
新人時代、
土井監督に
振り子打法をやめないなら一軍では使わんと言われ
彼には合わない指導を強要されても
彼は不遇を受けたものの意志を貫き通した。
やがて
実力を認めてくれる仰木監督時代まで
二軍で耐えた。

でもこのことは例外中の例外で
普通は指導者に従ってしまう。
“長いものに巻かれてしまう”
それが普通だと思う。

ここから
桜ノ宮の高校に話を持って行く・・・。

この高校では
自殺者が出るくらいだから
すさんだ学校の雰囲気があったと
私は思います。
なぜなら
体罰が日常茶飯事で起こっているクラブなら
罵声が日々響き渡っていることは想像に難くない。
自分自身の経験上
こういう指導者の罵声は
人格否定発言なども常態化しているだろうし
雰囲気は最悪だったと思う。
それでも
なお
部活として成り立っていたのは、
勝負事には
「勝つためには断固とした厳しさが必要」
という至上命題が存在し
それが麻薬のごとく関わる人全員に浸透し
人間的な感覚をマヒさせる部分があったから。

このことを改善するには
以前のような指導者では
絶対に不可能です。

人間は、
自分の価値観と信念に基づき行動していた場合、
それが勝負の世界になると
勝つことで“自分の正しさ”が証明された・・・
そう思う傾向にある・・・。
そして
その積み重ねが続くと
「証明された正しい自分自身」を
否定することも
顧みることも無くなってしまう。

こうなってしまった人間が
いくら意識改革するだの、
反省しているなど
表面上発言したとしても
根本は絶対変わらない。

例えば
受刑者が刑を終えて出てきた場合を考えてください。
表面上
多くの人たちは、
「刑が終われば償いが終わり普通の人間に戻る」
と言いますが、
前科者のレッテルを張り
どこか犯罪者扱いする気持ちは変わらないのでは・・・?

刑を終えた人が
刑務所でまじめに服役し刑を終えて出てきても、
アンラッキーで捕まり服役し
出所したらまたやろうと考えている人殺しを趣味にしている凶悪犯も、
正当防衛が行き過ぎ過剰防衛になってしまった人も、
多くの人たちは、
「前科者」と一区切りにして認識し
その人がなぜ「その罪」を犯してしまったのか
「その罪」のことを考えることはない。
多くの人たちは
「普通の人とは違う」
それで思考が止まってしまう・・・。

指導者にもいろんな人がいるでしょうが
自分の証明された正当性を
根本から見直す人はいない。
上記のように
多くの人たちは
前科者のその罪を顧みないのと同様に、
多くの指導者は、
その証明された正当性を
顧みることはない。

また、指導者には他のタイプもあって
「熱心過ぎてこうなってしまった」
「飴と鞭が指導の基本」
と考える人もいる。
この手は
厳しく管理し統制することが
指導と考える人たちです。
しかし、
厳しく統制することは
実は
指導者の指導力のなさを
武力の恐怖で服従させ管理することで
補っているだけ
単に「自己の無能」を隠しているに過ぎない。
私はそう思う。

話が尽きないので
沈黙の話の戻すと・・・。

こういったマスコミに騒がれる事件では
上からの命令で謝罪する教師や教育委員会の人たちが、
防衛本能などから消えていった多くの生徒の「沈黙」に触れることはない。
学校の部活動は、
多くの沈黙するその他大勢で構成され
多くの「犠牲の上」に
多くの「我慢の上」に成り立っているはずなのに・・・。
支えられているはずなのに・・・。

振り返ると
事実、
桜ノ宮高校では自殺者が出た。
江戸時代ならば、
主君に対し「諌めるという抗議行動」
“切腹”に出たのかもしれない。

誰もが考えねばならない大きな問題の契機になった。

これまで通り
勝負事の麻薬作用のある“勝つ”ことを至上にうたうのか
当面は反省色を表面に出し
今までのやり方で指導を踏襲するのか
世間が忘れるのを待つのか
いずれにせよ全員でみなの問題として
当事者とし考えることをしなければ
お年寄りのエライさんは保身が優先され
今までと何も変わらないでしょう。
親もしかりです。
そうすれば
いずれまた同じ問題に直面するでしょう。

この問題が起こったことは
学校全体の責任ととらえなければいけない。

今回のことは
一部の生徒の
衝動的飲酒運転や泥棒とは違う。
今、そこにある生身の生徒が指導されている教育の現場
学校という現場全体に占める“教育と指導”が
下から諌める“諫言”という形で噴出したからです。

バレー部やバスケ部だけでなく
他の部にもそういったことはあったはずです。
叩かれて
たまたま
打ち所が良くて死ななかっただけではないでしょうか。
自分がその立場になって
指導者から叩かれて
顔がはれて
それでもクラブが好きだから続けて
また叩かれて・・・
自分がそうなってたかもしれないわけで・・・。
そうなったとき
どうして誰も助けてくれないのだろうと真剣に考える・・・。

それでいいのでしょうか。
被害者になった時だけ考えるだけでいいのでしょうか。

本題に戻ると・・・、
今回のことで
橋下市長が主張することが間違いで
親や弁護士の言うことが正しいとは
どうしても思えない。

「新入生の受け入れに影響が出ることは避けなければならない」

「指導者を一掃しなければ予算執行をさせないなど
 市長の横暴に過ぎない違法行為だ」

本当にそうか?

ここで完全に改革しないと永久に改革はない。

桜ノ宮高校は新生されるべきだと思います。
既存の生徒も責任を感じ
当事者として
真摯にこの問題を受け入れるべきです。
考えるべきです。
同じ高校の生徒だったんだから・・・。

よく言われる問題
「既存の生徒の進路はどうなるのか」
彼らには何の責任もないと。
彼らの進路に悪影響が出ると・・・。

果たして本当にそうか?

もっともらしい言い逃れを正当化して
考えることから逃げさしていいのか。

すべての生徒が当事者になっていたかもしれない
大問題だぞ・・・。

ここで
既存の生徒の立場とか
今後の進路とかを取り上げる大人は
本当に既得権益しか見えない
浅はかな間抜けとしか言いようがない。

こういった輩が大人になるから
今の社会があるのではないか。

日本人に生まれたのに
その生まれに誇りを持たない人が多く存在したり
同じ国民なのに
口先だけの絆をうたい放射能の名のもと
被災者を差別したり
一部だけの県民が
戦後の日本の復興の犠牲になっているのに
辺境地だからか
誰も深い関心を抱かなかったり
人間として
社会を形成する人間として
現代の高度文明に生きる人間として
国や社会といった組織のいち構成員としての
義務であったり常識であったり
そういった部分を育む機会を
潰して行っていることに
なぜ気が付かないのだろうか。

新入生の進路など今からでも変更できる
いくらでも選択肢がある。
考えることが面倒なだけだろ。
ゆとり世代の教育方針を
日本国民として
受け入れなければならなかった世代のことを考えれば
選択肢がある分天国だろう。

考えない方法を身に着けさせ
どうして是とされる。

国民として
全体の問題として
とらえることのできる習慣を身に着けさせることも
大きな教育ではないでしょうか。
日本の
国としての問題としてとらえることができる能力が
習慣として備わっていれば
もう少し違った形の社会になっていたのかもしれません。

“私ひとりが何をしても社会は変わらない”
という言葉・・・
社会全体を支配する無力感の根底に流れていることば
日本独特のもの・・・。
自分を社会の構成員の一人と認識し
諸問題を真摯に考える能力が習慣で備わっていれば
そんな流れはなかったのかもしれません。

橋下氏のきつい発言は
こういった風潮を変えようとしてのものではないでしょうか。

だから頑張ってほしいのです。


。。。。

残日2・・・(札幌での生活終了)

2013年01月18日 23時12分03秒 | Weblog
今日で札幌での生活も終わりです。

札幌に滞在するときは必ず買っていた
地下鉄のお得なプリペイドカード

もうすぐなくなります。

磁気カードは不正しやすいからか
人気がないからか
なくなるのは非常に残念です。
1万円カードで1500円の追加があるなんて
今どき驚くべきサービスだったのですが・・・

好きなカードがなくなるのは
悲しい限りです。

そんな地下鉄カードを使って
場外馬券売り場へ。

ゆったりと競馬をみたかったので
指定席を利用することにしました。

案の定3連単はかすりもせず
無残な結果に・・・。

そういえば
映画館も行きました。
シネコンなのに
平日は自由席なのが気に入って
何回か利用しました。


雪の季節は
道路がツルツル。
凍結と車のタイヤが原因・・・。
下だけでなく
上からの落下雪も危険です。
カラスの糞も危険です。

でも
慣れてくると
あまり気にならなくなるのは不思議です。

札幌は何でもそろう大都会。
しかも
食べ物がおいしい。
本当においしい。
野菜が特に美味しいけど
魚もおいしい。
デパ地下に
焼いたキンキが売ってるのも驚き。
丸井さんの地下と大丸の地下が良い。
ショッピングモールも良い。
苗穂のアリオが好き。
イオンも良い。
発寒イオン、桑園イオン、千歳イオンは
駅からすぐだし利用しやすい。
近文イオンも夏場は利用しました。
苫小牧イオンは北海道一大きいけど
少々駅から遠いけど結構利用しました。
苫小牧なら
メガドンキの方が便利かもしれません。
釧路にも大きなイオンがあり
帯広にもあります。
この帯広のイオンには
ゲーセンに
いまだに
メダルゲームの“ギャラクシーエクスプレス”が置いてある。
10年くらい前なら
ラウンドワンのどこにでも置いてあったメダルゲーム。
大好きなゲーム。
河原町のラウンドワンの2階に
あったのでかなり利用しました。
初めて利用したときに
大当たりが出て1700枚勝ってしまって
ゲーセンに預けていたから・・・。
2年くらい
減ったり増えたりでなくならなかった。
楽しい思い出です。

そういえば
河原町で思い出しましたが
今でも舞阪おにぎりは売っているのでしょうか。
梅園の俵型みたらし団子は健在なのでしょうか。
よくおみやにして買って帰りました。

河原町界隈は
学生時代からずっとホームグラウンドでした。
東は祇園、東山あたりから
西は室町あたりまで、
北は二条通、南は五条通あたりまで・・・。
行きつけのお店もあり
社会人3年目の時が一番行ってた記憶があります。
週に4~5回は行ってました。
食事に(先斗町の風南、新福菜館、フレカンテ、ジロー、
コルドンブルー、囲みや、輝庭、キチリ)
映画に(ロキシー、東宝公楽、スカラ座、松竹、美松)
買い物に(高島屋、大丸、ビブレ)  
デートに・・・。

懐かしい・・・。

ところで・・・

札幌地下鉄で面白い光景をよく見かけます。
それは
専用席。

関西や関東にある優先席ではなく
専用席 なのです。

この専用席には
札幌の道民は
混んでいても対象者しか座らない
混んでいてもそこだけ開いていることが多い。
なんと奥ゆかしい。

といえば・・・普通の感想です。

そうでなく

私は
この座席の
周辺の
携帯電話電源OFFの
黄色い帯に注目しているのです。

専用席の周辺は
携帯電話電源OFFなのです。
なのに
ほとんどの人が
携帯電話等の機器をいじっているのです。
つり革持って
席の目の前でメール等をしているようで
非常に滑稽に見える。
専用だから座らないのに
電源OFFは守らない心理に対し
全く意味が分からない。

専用でも空いていれば
座ればいいのに・・・。

などと思ったりしました。

それと
サツ駅、すすきの、大通界隈でのこと。
地元の若い女性の服装が
関東などとあまり変わらない薄着であることに驚く。
外は雪が積もっているのに
生足でミニスカだったり・・・
ショートパンツだったり・・・。
寒くないのか心配になる。
しもやけになるのに・・・。

などと
くだらない事がいっぱい浮かんでくる・・・。

きりがないので
このあたりで終わりにしないと・・・。
 
最後にひとこと。
雪国の住人は
毎日毎日
雪降ろしや除雪で本当に大変です。
白い雪は
見ている分にはきれいなのですが
住む面においては
非常に厄介なしろものです。
重いし
冷たいし・・・。

始発前までの深夜から早朝
公道をきれいにしている多くの働く人を見て
本当に頭が下がります・・・。

。。。。

残日6・・・(都会は雪に弱い)

2013年01月14日 17時00分53秒 | Weblog
北海道に来てもう1か月以上
12月の10日前後に大雪に見舞われ
稚内で何日も滞在することになり・・・。

夕方の報道番組は
関東地方の雪の模様を流しています。

10cmの積雪で・・・

ところ変われば事情も変わる。

札幌では
1週間に3~4回はそのくらい軽く積もる。
最低気温もマイナス10度が続く。

雪国では

当たり前の雪の光景・・・
なのに都会では
報道番組が30分も特集のように続く。

雪国では冬の間
最高気温がプラスになることは滅多にない。
暖房費用のことを考えると
関東や関西などの都会では考えられないほどの費用がかさむ。
冬が長く秋と春が極端に短い。
1年の半分が冬のようです。
雪おろしや雪かきをしないと
生活もおぼつかない。
かなりの労力を有する。

毎日
雪かきをする人を見ていて
本当に大変だと思います。

そういう私も
以前は簡単に考えていた。
雪かき楽しそう・・・
不謹慎極まりない感覚を持っていました。

1日4本しか来ない列車のために
駅の雪かきを朝早くから行う人たち・・・
毎日毎日
気温マイナス10度を下回り
強風が吹く日は体感温度はもっと低い。
毎日毎日
頭が下がります。

12月の大雪の時のこと・・・
朝6時半過ぎに1番列車が通る。
その前に毎朝職員は除雪する。
でも大雪の影響で
10時には30cmくらい積もってしまい
道の判別ができなくなっていました。
駅の待合に置いてあるシャベルなどを使い
雪かきをする。
ほんの10分ほどで息切れ・・・
雪は重い。
車両1両分の20mほどのホームの雪かきでも
どれほど大変か・・・。

今日暖かい部屋でテレビを観ながら
ふと思う。

来る消費増税の中に
生活必需品などに
非課税又は軽減税率品目を設けるということ。
全国共通で導入するらしい。

日本は非常に細長い国
北は雪国北海道
南は南国亜熱帯の沖縄。

今回の関東の30分の雪報道で
雪国にとっては当たり前の雪でも
関東の都会では15年ぶりの想定外の状況となる。
一方で
沖縄では
気温13度で真冬の気温と報道されることになる。
網走や釧路では
真夏の最高気温が13度の日があることを考えれば
全国一律では非常に無理があるように思う。

暖房用、暮らし用のエネルギーが
家計に占める割合が非常に大きくなる雪国と
冷却用、暮らし用のエネルギーが同じく高くなる南国
エネルギーは化石燃料が主流で
多くの税金がかけられている。

都会のように
公共交通機関が発達していない。
10分待たずにどんどん列車がやって来る
なんてことはあり得ない。
1時間に1本あれば高頻度運転となる。
30分くらい駅の待合で待ってもみな平気・・・。
生活の根本が違うのです。

良いとか悪いとか言いたいのではないのです。

違うといいたいのです。

そんな違う感覚を持った人が
一律に生活必需品を決めて
そこに違った税率をかけるかんて
あり得ないように思う。

やはり地方税化すべきかもしれません。

日本は単一民族で
宗教色がきつくない島国だから
まだ収まっているけど
民族が違い
宗教色がきつく違えば
恐ろしいいざこざが起こり得る可能性が高い。

全国いろいろ
地元の生活を見てきて
体験して、
地方により
そこにはそこの生活がある。
風習がある。

大事なことは
一律に
十羽ひとからげに
ものごとをとらえることはできないということ。

成人式の本日いろいろな場所で
政治家が新成人に向けて演説していることでしょう。
きっと彼らはこう言うでしょう。

“日本の政治が悪い。
 みんなで変えて行こう。”

なんと無責任なことか。

彼らのような責任転嫁する人が
社会を席巻する現代に対し
本当の維新決起する若い世代の人物が現れるならば、
私は、
日本からの独立がいいような気がします。
今の社会では変えることは不可能だからです。
変化を起こせば
既得権益を守ろうとする人たちの餌食になります。
ちょうど今の中国の国内の混乱を
反日でナショナリズムを煽り
混乱から目を背けさせようとするように。
しかも
若い人が
どれだけ正しいことを言っても
何を言っても
古い人間に受け入れられることはない。
年功序列が根付いた社会では
年を取るだけで偉くなる傾向にあるからです。
偉い人は真摯に
若輩者に耳を傾けることはありません。
更に
人間の特性が邪魔をする。
自分より劣る人に手柄を目の前で立てられて
手放しで喜ぶ人はほとんどいません。

もしも
日本が
北海道と沖縄が独立を掲げ決起し
九州が続いて決起すれば、
今、スペインが国の分裂の危機にある現状よりも
もっと激しい危機的状況になるでしょう。
大人しい民族性を考えれば
考えに考えてのことだろうから・・・。

中央の一部の都会のビルの中で考えたことが
すべて正しく
地方は搾取され続ける。
文化風習も都会に憧れるように先導され
地元の風習は捨てれていく・・・。

良いとか悪いとかでなく
自分のいる場所に対して
愛情を剥き出しに激烈な表現をすることが
普通になれば
都会への憧れが幻想にすぎないと気づき
心は生まれ育った場所に留まることだろう。

もう外は暗くなりましたが
札幌の空は晴れています。

同じ空なのに
見る場所で文化風習は異なります。

同じには絶対にならない。
どれも敬意が払われるべき事柄です。

「空は空だ」と一括りにできるのは
人に想像力があり机上の論理ができるからです。

空は空でも
見上げるのは異なった人間。
みな心のある一人の人間なのです。

私は
沖縄と北海道が
同じ中央集権の国の一部であることが
不思議でなりません。

。。。。

残日7・・・(言いたい放題やな・・・)

2013年01月13日 23時07分19秒 | Weblog
休日のテレビは報道特集が多い。

朝から
そういった類の番組を続けて観る・・・。 

社会人をやってた以前は
平日は
テレビを観れない日が多かったので
1週間のまとめを凝縮した番組を放送してくれて
うれしい部分が多かった。

しかし
よくよく考えながら観てみると、
本当に取材した事実なのか疑問に思うことが多かったり、
製作者の造った空論を
コメンテーターと称する芸人に
あたかも真実のごとく巧みに信じ込まされたり、
何が言いたいのか
主題がよくわからず
批判的な部分が非常に多かったり、
核心を突いている部分なのか
煽られた部分なのか
非常にわかりにくいという印象が大きい。

例えば・・・
阿部さんが新首相になって
経済政策など
新しい政策に打って出たら
成功するか失敗するか
五分五分のばくちだとかなんとか
失敗したらどうすんねんと煽る・・・。
でも今の状況を打破するには
今までの保身に満ちた政策では何も変わらないのは明白・・・
応援してあげればいいのに・・・。

他にも・・・
先日の選挙で
連立自民党が
衆議院の2/3以上の議席数を確保したこと対し、
今回の選挙での自民の得票率だけを取ってみると
前回民主党が勝った選挙時より落ちている現状を大きく取り上げ
わざわざ日本の人口にあてはめ直し
1億3千万人の人口のうち
1千6百万人程度の支持で政権を任せるのはおかしいなどと批判していました。

この数字のマジック報道は行き過ぎに思う。

それに続き選挙制度自体がおかしいという輩も出てきた。

こういった人は何が言いたいのでしょうか。
さっぱりわかりません。

公共の電波を使って
言論の自由を大義名分に
こういった内容を主張しますが
もともと
日本は中選挙区制で
それだと民意の反映がおぼつかないから小選挙区になったわけで・・・
最初から
死に票が多いなど弊害があることはわかってたこと
だから比例代表制を並立させたわけで・・・。

選挙で選ばれた人たちが
いろいろ試行錯誤して
こういうふうに選挙制度を議決したわけだから
十分正当性のある選挙だと私は思います。
(1票の格差の違憲問題は考えないとしてです。
 ただし、個人的見解ですが、格差があって何故悪い
 それが私の見解です。鳥取県と東京都同じ都道府県でも
 人口は40倍以上差がある。格差の問題があるとすれば
 鳥取県は民意が反映されなくなる。
 何故なら、民主主義は多数決が原則。
 都会の方が議員が多くなるからです。)

それでも
選挙制度自体がおかしいというなら
今の日本には
民主主義自体がなじまず
機能しない趨勢にあるとでも言いたいのでしょうか。

おかしいことならほかにもいっぱいある。
優先順位なら
選挙制度よりももっと高いと思うものが
私にはあります。

社会保障と税の一体改革です。
なにやら税制を抜本改革して
医療制度などの社会保障を根本から見直すと
大見得切っていましたが
どうなったのでしょうか。

私は
医療の分野でもっと身近な改革が
早くなされないか期待しています。
世間で言われているような大げさな医療改革ではなく
普段の医療なのです。

私は結核医療や感染症医療など
公費負担の医療に従事していましたが
そのころからずっとおかしいと思っていました。
国の監査の時に意見を述べたこともあります。

私が改革を期待する部分、
それは
医療費が診療報酬の点数で決まっている部分です。

実例をあげると
結核医療では
イソニコチンサンヒドラジドやリファンピシンなどの結核薬が
基本処方されます。
その診断と治療に付随する診療報酬が医療費になり
レセプトといわれる書類に1か月分まとめて
国保連合会もしくは診療報酬審査基金へ医療費の請求が行われる。
健康保険により負担額が変わり
結核だと地方自治体の負担だから
健康保険組合と自治体の7対3が基本になる。
しかし
何でもかんでも認めるかといえばそういうわけではない。
薬が合わず胃腸を壊して
胃腸薬が処方された分くらいは目をつぶりましたが
他のお薬(たとえば結核診断前から処方されていた高級な薬など)は認めなかった。

件数が少ない自治体だとこういった検査ができるが
患者の多い自治体だと不可能に近い。
1か月200人以上結核患者が出る自治体など
標準治療(PZA2か月とストマイやエタンブトール治療など)が基本6か月間であるので
常時1000人以上の患者を抱えていることになる。
1000件以上のレセプト点検など
それ専門にやってないとできるものではない。
多くの自治体は
県庁に本省を置き
その出先機関として保健所がある。
大小自治体があるがだいたい保健所は12か所程度
保健所で保健師が患者を管理し
病院が独自にレセプト請求するのが通常。
レセプトの写しなど病院で保健師が見ない限り個人情報の保護の観点から
持ち出しはできない。
すぐにレセプトが見れるとしたら生活保護分くらいか。
国保分くらいなら要綱作成し覚書程度での取り決めで
写しを見せてもらえるかもしれない。
個人情報審議会に諮問する必要がある場合も出てくる。
こういったややこしい業務を
普通はやりたがらないのが公務員。
しかもしなくてもいいのが公務員の面白いところ。
そこを知っているから
病院側は
ここぞとばかりに診療報酬をいろいろあの手この手で上げてくる。
なぜなら
公の行政機関だから請求を踏み倒されることがないからです。
医療費の自己負担分を払わない人が多く
病院は不能欠損で会計処理をしているそうです。

結局こういった問題が起こるのは
有名な超一流の医師が
ハイテク医療器具を駆使し最先端の治療で最先端の薬で行う医療行為でも
80歳過ぎたやぶ医者じじぃがめちゃくちゃにお処方した医療行為でも
なんでも一律に診療報酬の名のもと費用が計算されるからです。
電車でいえば
N700系グリーン車でも103系のロングシートでも
料金は同じというわけです。

地方病院が運営の危機に陥ったなど取り上げられる場合
医師不足が深刻と違う方にスポットライトが当たりますが
私はこの診療報酬が全国一律なことが大きな原因だと思っています。

このことが結核の公費負担の際の

なんでも入れて請求してしまえ~
親方日の丸、踏み倒しはないぞ~

の原因だと思っていました。

消費税を上げて社会保障に充当させるといっていますが
年金にしても
医療にしても
介護にしても
今の制度ではもう長くはもちません。
今持っているのは
多くの人の我慢と
いつか変わってくれるだろうという淡い期待、
そして
仕事だから許すという
日本人独特の感情からです。

上下水道でも公共交通でも何でも
受益者負担の原則があるという原則に隠れて
制度自体の負担に対する基準があいまいな部分を
もっと自由化すれば
きっともう少しよくなるように思うのですが・・・。

そうすると役人の仕事が減るから無理なのか・・・。
難しいところです。


。。。。。

残日10・・・(デビットを知らないか・・・、指導者って・・・)

2013年01月10日 23時36分57秒 | Weblog
何気に特急に乗車・・・。

それなりに混雑・・・。

映画雑誌を見ていたら
デビットハッセルホフの記事が載っていました。
なにやら
ゴールデンラズベリー賞の
ワースト助演男優賞ノミネートという
不名誉な賞の候補になったらしい。

ナイトライダーのマイケルナイトが・・・
なんでやねん・・・
非常に残念で
その記事を食い入るように見ていた
そのとき・・・

お隣に座っていた若い女性が
“その人がどうかしたのですか?”

マイケルナイトが・・・
なんと不名誉なことか・・・と
言葉が口から勝手に出てくる・・・。

私にとっての大ヒーローなのに・・・
残念で残念で・・・

そんなことを言ったような気がします。

すると
その女性は私の雑誌を見て

“誰ですか?
  この人・・・。”

な な な 
なんと
20歳くらいのこの女性は
ナイトライダーを知らないという。

本当に
キットも
エイプリルカーチスも
デボンシャイヤーマイルズも
ボニーバーストも
ナイト財団も
知らないという・・。

な な な
なんでやねん・・・。

ホンマに知らんのかいな

そう言ったら
関西の方ですかと聞いてきよった。

関西弁が出てしまった。

ナイトライダーが放送されてから
もう30年も経つわけで
キットもマイケルも
全く知らない若者がいても
何もおかしくないわけで・・・。

私にとって
永遠の大ヒーローナイトライダー、
ナイトインダストリー2000と
マイケルナイトのコンビは
最強の相棒です。

札幌で列車を降りても
まだショックで
落胆気味・・・

時代が流れる
とは 
こういうことなのかと
改めて認識させられました。

気を取り直して・・・

ホテルのロビーで
新聞を読んでいると

大阪の桜ノ宮で
教師の体罰による自殺問題が取りざたされていました。

試合に負けたから
制裁を加えたとかなんとか
ななめ読みしかしていないので
事実ははっきりとわかりませんが
昭和の人間の
スポ根指導者の典型が引き起こした事件だな 
と思いました。

彼らは
指導者にもかかわらず
スポーツの試合の勝ち負けを
賭博のごとく
勝敗だけにこだわる傾向にある。
しかも
最悪なのは
負けたことの怒りの「はけ口」を
「反省を促す指導」と称し
体罰を肯定する。

負けたことから学ぶことは
非常に重要で
これからの若者の人生にとって
得ることの方が多いのに
生徒に考えることをさせずに
上からの権力で押さえつけ
更に殴る蹴るで
怒りのはけ口にしてしまう。

この昭和人間の最悪なところは、
ミスをしたことに焦点を当て
ミスをした生徒自身のことを
制裁してしまうところにある。

このことは
成長途中にある青年の心理に非常に大きく働く。
ミスは制裁をされると・・・。

そういう心理は
恐怖心を煽り
やがては、
逃避か隠ぺいに全精力がつき動くようになる。
青年時代に
こういった心理を経験すると
一生
その人物の人生上でそう作用してしまう傾向にある。

誰もミスをしようと思ってしているわけではないし
負けたくて試合をしているわけではない。
ミスをしたら
その本人が一番つらいわけで
一番責任を感じているはず。
そんな傷を負ってしまった人物の傷口に
更に塩をぬって
どないするねん・・・。

どこが指導者やねんな。
私は非常に残念でなりません。

大津市の問題で結構話題になったから
大津といえば大阪のすぐ近くだし
橋下氏の管轄だし
教育委員会と権限のことでもめてたし
問題を解決する手立てを打っていると思っていました。

国政選挙に気を取られて
本職をまっとうできてなかったようですね。
残念です。

話を戻して

私は体罰が絶対に悪いとは思いませんが
今回の桜ノ宮の教師のように
負けたことの怒りのはけ口を
生徒指導と称し行う
指導者の体罰は
体罰ではなく
“犯罪的暴力”にほかならないと思います。

前にも言いましたが
こういった40歳過ぎた男は必要ない。
社会から抹殺されるべきです。

こういった昭和男に限って
泣きながら
申し訳ありませんでしたと言う・・・
生徒指導の一環で行き過ぎもあったと弁解する。
怒りのはけ口だとは絶対に言わない。

怒りにまかせて
指導の名のもと
殴りましたと絶対に言わない。

最悪の卑怯者でもある。

私は経験から
そう思う。

生徒を指導する指導者にとって重要なことは
本来、
勝ち負けは二の次で
スポーツ競技を通して
精神を鍛練させ
将来に生かすこと、
日々の鍛錬こそが競技技術の上達手段であること
および
そこにある習得して行くことへの喜びと
挫折を乗り越える経験をさせることだと思うのです。

将来自身に起こる様々な物事を身に着けるための
予行演習的人生の訓練にあると思うのです。

団体生活の楽しさだったり、
難しさだったり、
試合と練習の違いだったり、
本来持つ実力の出し方の難しさだったり、
試合の緊張感、緊迫感、重圧感だったり、
仲間に支えられることの喜び、
又は助けられることへの感謝の念など
様々な経験ができることが大事なのです。

そこから
プロに進むもよし
別の道を選ぶもよしです。

その競技の習得した時間、
指導者と仲間と過ごした時間を通し
振り返ってみて
人生の糧になる時間を過ごしたなと
改めて思うことに意義があるはずなのです。

それが指導者の役目だと私は思います。


。。。。

残日12・・・(スポーツ新聞をよむ)

2013年01月08日 23時21分00秒 | Weblog
久しぶりにスポーツ新聞を各社
いろいろ買ってみる。

スポーツが少ないせいか
女性タレントの水着姿やAV情報が
大きく取り上げられていました。

特に見ていて驚いたのはAV、
かなりの本数が毎月発売になるということ。
考えてみると
ランキング形式で月間売上が上がっているということは
相当な数が
毎月世に現れているということ。
と、いうことは
かなりの女優が存在するというわけです。

いったいどのくらい存在するのか
大雑把、単純に計算すると
月に100本近く出ているようで
年間にすると
約1000本は発売されるということか・・・

10年なら1万本になる。

デビューしても花が咲かず
すぐ引退する人が多いらしいこと、
特殊な業態から
女優としての活動期間が短いこと
それらを考慮すれば
年間で500人程度が
新しく脱いでいることになり
10年で5000人以上が
AV女優になって
陰部をさらけ出して
いじり回されていることになる。

単純に
街で年齢層20歳代、
30歳代の女性とすれ違うと
何人かはAV女優に出会っているかもしれません。

たとえAVに出ていなくても
水着グラビアモデルや
きわどいセクシー写真モデルなども合わせると
かなりの数の女性が
人前で肌を露わにしているということになる。

ほかにも
どこにでもあるミスコンテストや
○○娘、△△嬢など
も合わせると飛んでもない数になる。

大多数の女の人は
見られるのが好きなのかもしれません。
自分がきれいに見られるなら
何でもありということでしょうか。
言い過ぎか・・・。

スポーツ新聞で露出する多くの女性の写真を見て
そんなことが頭に浮かんだのでした。


。。。。

残日13・・・(少々可哀想な気が)

2013年01月07日 22時36分26秒 | Weblog
最近
ネットを閲覧する機会がめっきり減った・・・。

あれだけ好きだったのに
お宿でテレビを観ることも少なくなり
学生時代から読み比べしていた新聞も
めっきり読む回数も減り・・・。

どことなく雪道を歩いて
食事をして帰るという日が続いていました。
もうすっかり北海道のマイナスの気温になれてしまいました。
最高気温がマイナス5度でも驚かなくなった。
変にプラス気温になって
道が泥だらけになり
翌日に凍ってツルツルになる方が
怖いとさえ思うようになりました。

そんなある日
ふと思い立ち
久しぶりに日記を書こうとパソコンを開けてみる・・・。

私のとりとめのない日記に対して
不思議と
閲覧数が毎日80件以上もある。

訪問数と閲覧数の違いがよくわからないけど
全然更新してなくても
多い時で
120件以上の数字が表示されている。
1年ほど前1回だけ千件を超えていた日もあった。

本当に不思議です。

キーワード検索で引っかかるのでしょうか?
検索で迷惑にならないように
できるだけ
引っかからない言葉を表題にしているつもりなのですが・・・
まぁ
それも限界があって
自分で後で振り返ってみるときに
あまりにわかりにくい表題だと
中身をみないとわからない状態になるし・・・。

閲覧がなくても
ある程度(70~80件くらいは)
数字が出るようになっているのでしょうか。

時々あるコメントも
エッチな商品等の勧誘だったり
意味不明な内容だったり・・・
そんなのはすぐに削除しますが・・・。

コメントがあるということは
みている人がいるということですか・・・。

見られて悪い内容は書いてないですが
あくまで個人的な見解なので・・・。

商品やお店の内情など
できるだけ書かないようにしているのですが
それでも時々書いてしまって・・・、
後になって
時期を外した内容で
迷惑にならなければと思うこともしばしばある。
東静岡の等身大ガンダムでは
この日記を見て行かはった人がいて
すでに終了していて
迷惑をかけてしまいました・・・。

閲覧数の話など
どうでもいいことですが・・・。

ところで
ネットを見ていてびっくりしたことがありました。
芸人フジモリとTBSの田中アナが
交際していたと報道にありました。
しかも
芸人フジモリは別のモデルを妊娠中絶させ
慰謝料を300万円以上払ったという件も表に出ていました。

本当に驚きました。

何を驚いたかというと
脇が甘いことにです。
“みんなのみなみ”だと言っていたから
ガードが堅い子だと思っていました。
まぁ芸人は売れると
調子に乗る部分があるから仕方ないけど・・・。

真偽はともかく
いろいろ書き込みがあって
それを読んでいると
周囲が大変だったようです。

この事件が発覚して
中絶の良い悪いまで議論している部分があったのには驚いた。
確かに道徳的には悪いことだろうけど
無理強いしてできた子ではないので
私は太陽が拝めなかったその子が不憫でしょうがありません。
そんな感覚です。

私は
あくまで個人的見解ですが・・・。
私が思うに
今現在
日本の社会では少子化対策と称して
様々な施策が行われています。
子ども手当など
ばらまき施策を含め
何年も前からずっと担当省庁も大臣もいるのに
各行政庁でもさまざまな施策が行われているのに
出生数より死亡者数が多くなるという傾向が一向に改善されない。

多くのエライさんや行政職員が考えても
一向によくならない・・・。

これまでの考え方では
もう
改善されることはない議題だと
諦めた方がいいのかもしれません。

人件費もばかにならない。
大臣一人に
1年で1億単位のお金が掛かっているし・・・。
効果のない施策など
お金をドブに捨てているようなものです。
即刻止めた方がいい。
何万人もの行政職員や係る委員会の専門家のエライさんに費やす
数千億ものお金が無駄に消えてしまっている。
対費用効果などお構いなしに・・・。

そういったお金があるなら
今回の芸人フジモリが作ってしまった子供を
無縁乳幼児として国が引き取り
成人に育てる施策を考えた方がよいのではないでしょうか。
道徳とか家族観とか
そんなことを考えるよりも
授かった命を消してしまうことの方が
私は道徳に反すると思うのですが・・・。
世の中
水子の数はかなりに上ると思う。
それに育児放棄や幼児虐待も含め助けられると思うし
既存の孤児院のイメージの悪さも改善されると思う。

どうも新政権は手当をばらまくようですが
子育て支援に雀の涙ほどの手当をばらまいても
結局は
回転ずしの追加皿か
赤だしに代わってしまうだけだと思う。

既存の行政庁を再編して
たとえば
無縁子育て省を新規で作り
親に見放されて育てられなくなった子供を集めて
そこで社会が全体で育てればいいと
私は思う。
子供の好きな退職老人や
先生になりたい若者のボランティアなども受け入れ
大人が愛情を注ぐ。
ハグに始まりハグに終わるとか
今までにない教育をするとか
いろいろ・・・。
今までにない施策をする時期に来ているように思うのです。

考えて考えて
失敗してまた考えて
それでも結果が出ないなら
ひっくり返すしかないと思う。

今の現状で
道徳的に悪とされる部分から何かを見つけ出すことも
選択肢の一つだと私は思う。

日本の社会では
結婚する年齢がどんどん後ろに後退している現状。
離婚する人もかなり増加しているらしい。
結婚という枠組みも
良いものは継続すればいいけど
それに縛られることなく
新しい制度も付け加える時期に来ていると思う。
今では使わない言葉ですが嫡出子とか非嫡出子とか
世界では一夫多妻制も存在するし・・・

善悪でなく
何が正しいのかでなく、
許せるかどうかが
大事なのではないでしょうか。

そうすれば
芸人フジモリも田中アナも
こんなに叩かれなかったように感じます。
特に田中みなみ女史は
単にガードが緩く男を見る目がなかっただけで
可哀想な気がする。

彼女はかなりの野心家なので
大丈夫でしょうけど
それだけ敵も多い現状・・・
人間だから凹むときもある
そんなときに辛辣な言葉は
普段なら耐えられても
言葉のナイフがぐさっと刺さることもある・・・。


。。。。

残日19・・・(思い出の部屋の写真)

2013年01月01日 17時25分49秒 | Weblog
ぼ~と窓の外を眺めていると

綿で作った雪だるま

多くの車が行きかう・・・。

ふと
いろいろなことを懐かしく思い出す・・・。

先日
10年住んだ家を譲り
18年乗った自家用車を廃止車にしました。

思い出のあるおうち・・・。
思い入れのあるくるま・・・。

おうちは中古とはいえ
2階建ての部屋7つ。
100㎡を超える敷地に駐車場もありました。

役人時代は寝るだけの家でしたので
非常に殺風景・・・
家具もほとんどなく
味も趣きもない・・・。

カレンダーくらいは
色付きで派手にしようと
玄関の壁にポスターを貼ってみました。

毎日目にするうち
ポスターの写真が勝手に記憶に刷り込まれ・・・
増えていくポスターに
いつしか思い入れが深くなりました・・・。

お気に入りは

笑顔が良い

のぞみちゃんはかわいい。

前髪が良いアクセント

このゆみちゃんも良い







今年は年女のゆみちゃん

どんな大人の女性になるのか楽しみです。

ところで・・・、

この写真は

いったい誰?

かなり前のこと、
昔の写真を飾りたいと
パートナーから依頼があったので
ほとんどない若かりし日の写真を差し出しました。
彼女は若すぎると笑っていましたが
かなり気に入ってくれたみたいで
ずっと寝室の壁に貼ってありました。

懐かしい・・・。


。。。。