Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

サービスエリアを横切る

2019-06-30 23:19:10 | つぶやき

 先日「コンビニを横切る車」を記したばかりだが、駐車場内を走ることのリスクをとてつもなく抱く空間がある。スマートインターである。その最たるものと言えそうな事例がこれだ。中央自動車道駒ヶ岳サービスエリア下り線である。左側に中央自動車道が縦に走っている。上が上りとなる東京方面、下が下りとなる名古屋方面である。左上の誘導路からこのサービスエリアに入ってくると、スマートインターへの誘導は、白と紫の矢印となっている。駐車場内に入ってくるとすぐに右に曲がり、駐車場の半分を過ぎると左に直角に曲がり、さらに40メートルほど走ると右に直角に曲がり、駐車場の南側までたどり着くとサービスエリア誘導路を横切るような形でインターへの誘導路に入っていく。駐車場をほぼ対角に横切っていくわけで、コンビニの駐車場を横切る以上にリスクは高い。

 

 わたしは夕方、このサービスエリア内を横切ることが多い。その場合駐車場ないの左側ないし、3分の2は大型車で塞がれている。そもそも混雑していると左上からの誘導路内にも駐車している大型車いたりするし、駐車場内の区画線内に空きスペースがなく、スマートインター誘導路内に駐車している大型車も珍しくない。見通しが悪いことは言うまでもないし、この誘導通りに走るにしても、左右から車が通過してくることは度々のこと。徐行しながら走るのは当然なのだが、こうした駐車場内をそこそこのスピートで通り抜けて行く車も中にはいる。したがって最も安全な策としては、左右確認をなるべくしないような、外周に沿って走るのが良いのだが、とはいえ、駐車場内に入って左に曲がり、サービスエリアの建物がある前を通過してスマートインターに左折して入るのは、サービスエリアに最も近く停めたいという車で混雑するので危険はより一層高まる。なるべく車が飛び出して来ないルートということで、駐車場内に入ると左折して、約40メートル東進すると右折し、そのまま南の端まで直進し、スマートインター誘導路へ左折していくのがわたしのルートである。このインター、利用者が少ないので、誘導通りに走らなくとも、まったく問題はない。

 駒ヶ岳サービスエリアはこんな感じだが、けしてこんな複雑な誘導でなくとも、リスクが高いスマートインターはいくらでもある。やはりわたしが多用するインターである小黒川パーキングである。構図は同じで小黒川パーキングの下りのことである。先日こんな車がいた。右上の一般道からの誘導からパーキングに入ってくると、高速道路から入ってくる誘導を横切ってパーキング内の中央を南下して高速道路の方へ抜けていくのが誘導ルートである。この真ん中の通路を走って南へ向かっていると、前に大型車がいて駐車灯を点滅させ始めた。もちろん右側、あるいは左側の駐車帯へ停めようとしているわけだが、それを見たわたしの前を走っていた車は、左折して駐車するような動きをしながら駐車帯を横切ってパーキングの建物前を通過して南に進み、パーキングに立ち寄った車が高速道路に戻るルートを利用して高速道路に入っていったのである。ようは駐車する大型車は、駐車するために手間がかかるため、回避するように迂回して通り抜けて行ったのである。珍しいことではなく、大型車が駐車しようとしている姿が目に入れば、迂回していく車を度々目にする。とはいえ、わたしの前を走っていた車は、ほとんど減速することもなく、素早く迂回して抜けていった。リスクが高いといえば、とても高い事例、といえそうだ。

 こんな具合に、スマートインター内では、いつ接触事故があっても不思議ではないほど、自由に車が通り抜けていく。


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