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お役所の不思議(過去の別の日記を振り返って㉒)

2022-10-18 23:17:22 | つぶやき

遠くからやってきたレシート(過去の別の日記を振り返って㉑)より

 

 平成26年の今ごろ、「お役所の不思議・その1」という日記を別ブログに記した。下記のようなものだった。

 県の出先機関には、昼休みになると電灯を消すということが徹底されている。今では市町村機関でも同じことがされているが、電気を節約するという意味からいけば当然かもしれないが、雨天などは執務室内がとても暗くなってしまうこともある。無理にすべてを消す必要はなく、最低限の応用は必要だと思うのだが、けっこうこういう応用をしないのがお役所、とりわけ「県」である。
 
 このくらいはなんとか理解できる範囲なのだが、こういう機関では朝も始業までは電灯を一切つけない。ところがまさにいろいろで、執務室内に入れる時間になるとやってくる職員もいる。始業より2時間とかいった具合に早い。彼らが仕事をしているかそれとも私事をしているかは知らないが、仕事をしているとすれば、必要不可欠でしているのだから執務している以上電灯を灯せば良いと思うのだが、これもまた昼休み同様、意外と応用を効かせない。
 
 ところがだ、終業時になれば電灯を消すかといえばそうではない。例えどんなに遅くなっても、煌々と明かりは灯される。執務室内に1人しかいなくてもほとんどの電気が灯されるなんていうこともあるから、前例の昼休みとか始業前の光景とはまったく異なる。「これ変よね」と思う人は彼らの中にはいないのだろうか、とそんな景色を見るたびに思う。報酬、いわゆる「金」のことではいろいろ注文付けるのが当たり前と思う彼らに、自らの生活の不思議なことを疑問に思う、そして発する眼を持って欲しいものだ。

 就業時間外は電気を消す、当たり前かもしれないが、時間外でも現実的には働いていることも多く、必要不可欠に電気を灯すのは当たり前だと思うのだが、世間体なのか、それとも意識を変えるべきためなのかこうした節電はお役所に限らず実施される。今は県は時差出勤のようなものがあるから、朝の時間帯は早くから電気が灯されることもある。したがって以前ほどではないが、昼どきは電気は消される。しかしながら、天候が悪ければ執務室内はすっかり暗くなるわけで、応用は必要だというのがわたしの考えだ。もちろんわが社も昼どきは電気が消されるが、あまりに暗いと率先して電気を灯す。この日記を記したころに比べると「働き方改革」のせいか、県も夜遅くまで電気が煌煌と点いていることは少なくなった。やはり時代は変わりつつある。


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