湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

くだらない本

2011-12-15 22:50:50 | 学習

ツタヤで、相続の本を立ち読みして、役に立ちそうなのを一冊買ったのだが、相続の本より多いのが、葬式のスピーチの仕方マニュアル。相続の本より多いのだ。

冊数が多いということは買う人も多いのだろう。どのタイミングで買うのだろうか。おそらく平常の用心で買う人はまずいないであろうから、死人が出てから、葬儀までの間に買うのだろう。

内容もくだらない。闘病の間の家族の苦労だの、個人がやさしかったことだの、そんなこと一般的な見本で書けるわけがないと思うのだ。個人にとっては一世一代のセレモニーだし、残された家族も大きな衝撃を受けているはずなのに、なぜそんな通り一遍のマニュアルのスピーチをするのだろうか。

思いのすべてを簡潔に自分の言葉で話せばよいだけだし、感極まってそれが話せないのなら、お礼だけ言えばいいのだ。こんな本を読んでそのままスピーチする人がいることを考えると本当に呆れてしまう。