子育ての杜

子ども達の遊び お母さんとの話し合いなど講座の様子、そしてわらべうた研修会などの活動をお知らせします。

言葉のレッスン

2018年04月30日 | 小学生のためのことばあそびの教室

 昨年は日本の詩・俳句を学びました。

5・7・5のリズムが体に入り、時折々に俳句を作って楽しみ、お正月には自作の句に墨絵を施し、正月飾りを作りました。

 さて、今年度は世界の詩で世界を巡ります。

一回目はイギリスのマザーグースから『おとこのこってなんでできてる?』を取り上げました。

おとこのこって なんでできてる?』

  おとこのこって なんでできてる?

  おとこのこって なんでできてる?

    かえるに かたつむりに

    こいぬのしっぽ

  そんなもんでできてるよ

 

  おんなのこって なんでできてる?

  おんなのこって なんでできてる?

    おさとうと スパイスと

    すてきなものなにもかも

  そんなもんでできてるよ

           訳:谷川俊太郎

<展 開>

詩の朗読を聞き、どんな内容が理解する

皆で詩を朗読し、ことばのリズムを体感する

詩をつくる ~詩の一部分(赤字の部分)を自分の言葉で作り変える~

自作の詩を発表する

 

どの子も自分の詩を喜んで発表していました。ひとつご紹介します。

 おとこのこって なんでできてる?

 おとこのこって なんでできてる?

  ゲームに 車に めざましどけい

 そんなもんでできてるよ 

 おんなのこって なんでできてる?

 おんなのこって なんでできてる?

 勉強にまりつき きれいななにもかも

 そんなもんでできてるよ

 

課題の詩はどこの国で生まれた詩でしょう?

白地図でその場所(国)をました。見つけて塗りつぶしました。

<子どもの声>

イギリスは小っちゃくてすぐ塗れちゃったから今度は大きな国にして!!

 

さて、次はどこの国を旅しましょうか?お楽しみに!

 

 


俳画に挑戦!

2018年02月09日 | 小学生のためのことばあそびの教室

”俳画” 「これなんて読むかわかるかな?」いつも元気いっぱいの2年生のkちゃんが「ハイ…ガ?」

「そう!よくわかったねー。」当たったkちゃんも自分でびっくり!

「今日は俳句に絵をつける俳画というちょっと高級なことに挑戦してみようね。」

三学期に入って2回目。前回「冬休み・お正月」をお題に作った自分の俳句の中から好きなものを選んで絵を描いてみます。

 

「筆で字を書くの、初めて!」まだ学校でお習字の始まっていない1・2年生は筆を持つのも初体験ですがやる気満々。躊躇なくえいっと筆を入れる姿に、おーっと見ている大人が驚いてしまうほどの勢いです。

今の子どもたちは、大きくなるにつれて見えてくる人の目や評価を気にしてちょっと尻込みしたり、どうせ…なんて卑屈になったり、何をするにも大人が求めている正解は何なのかそればかり気にして動けなくなっているように思えます。こんなこと言ったら笑われるかな…、○○ちゃんみたいに上手に私はできないし…とやる前から自分で点数をつけて自分を表現することを怖がっているのでしょう。

ことばあそびの教室を始めてよかったなと思うことは、そんな子どもたちが新しいことや人前で自分を表現することに臆せず楽しめるようになったこと。

以前は「えーそんなことできな~い!」とか「やったことないもん。」ともじもじするばかりでなかなか手を出さなかったり、隠れるように字を書いたり絵を描いていた子が堂々と何でも自信をもってやるようになりました。本当にうれしいことです。何より本人が一番うれしいはず。すっきりした子どもらしい笑顔がそれを物語っています。

「おもしろいのができたね。」、「とってもすてきだね。」と感想を言ってあげるとますます光る子どもたちです。もちろんお世辞なんて子どもには通じません。評価ではなく、本当に心からその溢れ出るような子どもたちのエネルギーとその子だけが持っている才能に感動し、共感した時に相乗効果が生まれるのでしょう。

「ふぅー。もうこれでおしまいにする…」と一年生のYちゃん。本当に集中してやってたね。みんなも用意していた紙がなくなるほど次々といい作品をたくさん作りました。「みんなの全部壁に貼れるかな?」「わたしのも絶対飾ってね。」みんな自分の俳画に大満足です。

頭をいっぱい使った後は体を動かしてわらべうた。1年生から4年生、男の子も女の子も関係なく手をつなぎ、頬寄せ合って、引っ張り合いっこして…あっという間に時間が過ぎて、もう一回やりたーい!というみんなの願いは次回におあずけです。

私たち大人ももっともっとこの子たちと一緒にいたいと思いつつ、次回まで ♪さよならあんころもちまたきなこ♫

次はどんなことばあそびをしようかな…お楽しみに!

 

*小学生のことばあそび「あんたがたどこさ」では、来年度の会員を募集しています。新1年生はもちろん2年生以上もお問い合わせお待ちしております。        

子育ての杜 Tel・Fax047(386)0960

 

 

 

 


藤巻愛子さんの語りと草花遊び~みんな素敵なリースができました!

2017年12月11日 | 小学生のためのことばあそびの教室

小学生のことばあそびの教室「あんたがたどこさ」文学の会に春に引き続き、再び塩山より藤巻愛子さんが来てくださることになりました。

今回は藤巻さんのお話の前に『あんたがたどこさ』の子どもたちの日頃の活動を皆さんに見ていただくことになりました。

二学期に入ってから取り組んできたイソップのお話「とりとけものとコウモリ」を自分たちで劇化。何のセリフもないところからどんな鳥やけものになるか、どうやってとりとけものを戦わせるかを自分たちで考えて、衣装やお面を作って劇にしました。

いつもと違ってちょっと緊張しちゃった子、いつもよりはりきってやってる子…でも楽しかった~!

いつもお膳立てされたところから出来栄え重視でやらされることが多い子どもたちが、まっさらなところから作り上げたものですから、見る人によって感想はいろいろかと思います。自画自賛ではありますが、上手下手ではなく、ぼくたち私たちの劇をやるというワクワクする気持ちが子どもたちを本当にいい顔にしていました。みんな生き生きとして素敵でしたよ。

歌も2曲、ハンガリーのわらべうたと宮沢賢治作詞作曲の「ほしめぐりのうた」を歌いました。星空が見えたでしょうか?

次は子どもたちもお楽しみ、藤巻愛子さんの登場!

今日のお話は「十二支のおはなし」と「ちくりんぼう」。

「ちくりんぼう」は新潟の昔話だそうですが、お話が始まると「あっ、これ三枚のお札?」とささやく声が…

何度聞いても怖い話はやっぱりこわ~い…藤巻さんの語りの世界にみんな微動だにしないで引き込まれていました。

もうひとつ藤巻さんがしてくださったお話。昔話ではないけれど昔話みたいな藤巻さんのお庭に植えられた三本の白樺の木のお話。その白樺の木の皮でお手紙が書けると聞いて子どもたちは興味津々。

そして草花遊びは愛子さんが何日もかけて山から採ってきてくださった木の実や葉っぱでリースを作りました。

山ぶどうのつるを絡めて作ってきてくださった輪っかに飾り付けていきます。

もみじばふうの実、南京ハゼの実など珍しい木の実もたくさん集めてきてくださいました。ひとつひとつ名前を聞きながら色や香り、形を楽しみながら子どもたちだけでなく大人も一緒にmyリース作りに挑戦!

最後は世界にひとつだけのリースをそれぞれ手にして記念撮影。

わらべうた「てんやのおもち」をみんなで遊んで、さよなら あんころもち また きなこ…あっという間のひと時でした。

 

愛子さん、今回も本当に楽しかったです!また子育ての杜に来てくださいね。待ってます。

 


お面ができました!いよいよ劇に向けてスタート!

2017年10月13日 | 小学生のためのことばあそびの教室

『とりとけものとコウモリ』 というイソップのお話をご存知ですか?

 

昔、鳥とけものが争っていたときのこと。

なかなか勝負のつかない鳥とけものとの間をコウモリは、鳥が優勢になると「羽があるので」と言っては鳥の仲間となり、けものが優勢になると「ネズミに似て、歯もありますよ」とけものの仲間になるといった具合にあっちについたり、こっちについたり…

いよいよ戦も終わって鳥とけものが仲直りをした時には、どちらからも裏切りものとしてきらわれることに。

それからというもの、コウモリは明るい昼間は外に出ることができないで、暗い夜の間だけ飛び回るようになったというおはなし。

 

小学生のためのことばあそびの教室では、二学期はこのお話を中心にいろいろとやっています。

鳥とけもの、それぞれの特徴は?

鳥の種類、けものにはどんなものがいる?

コウモリは本当はどっち?コウモリについて調べてみよう!etc.

 

「コウモリって人家に住んでるんだって。」「重さはなんと一円玉6枚とおんなじ!」「おしっこするときはね…」

 いろいろとわかってくるとコウモリがとても身近に感じられるようになってきました。

 

「劇にしてみたら面白そうじゃない?」

さっそく自分のなりたいものを決めて、お面作りです。

紙袋を使っての工作は子どもたちの工夫あふれる力作ができました。

鳥グループの子たちは羽も作って、パタパタ動かしてすっかり鳥の気分です。

けものグループはお面をかぶると吠えてみたくなるようです…

コウモリも立派な羽ができて満足そう!

 

「狼の○○です!」「うぐいすの○○です」…できたお面をかぶって一人ずつ自己紹介。

顔合わせも済んだので次回はいよいよ戦の場面に。

愚かな人間とは違い、言葉で、そして相手をけなすのではなく自分の素晴らしいところを相手にアピールして闘います。

世の中を騒がせているコウモリのような大人たちをよそに、子どもたちの劇は面白くなりそうです。

ホントはコウモリってそんな動物ではないんですけどね。コウモリに失礼ですよね。

 


七夕に願いをこめて

2017年07月08日 | 小学生のためのことばあそびの教室

俳句づくりも3回目。

まだまだ季語やむずかしい決まりごとはなしにとにかく自由に思いを言葉にしています。

今回は七夕様の短冊に5・7・5でお願い事を書きました。

一句作った後は笹を思い思いに飾りました。

願い事届くかな?

 

 

 アップし忘れていました…遅くなりました。