子育ての杜

子ども達の遊び お母さんとの話し合いなど講座の様子、そしてわらべうた研修会などの活動をお知らせします。

果物の詩 美味しく食べました

2019年07月18日 | 小学生のためのことばあそびの教室

ぶどう、メロン、さくらんぼ、いちご、パイナップル、柿、レモン、桃、りんご…

それぞれ自分が好きな果物のおいしさ、美しさを称えた素敵な詩ができました。

 

あまりにも美味しくできたみんなの詩を読んで、今度は本当に食べてみたくなりました。

今学期最後のことば遊びの教室は、みんなの果物を合わせてフルーツポンチ作りに!

 

「一年生はスイカをくりぬいてみる?」

「私たちはりんごを切るわ。」

子ども達同士でできる仕事を分担して、まぁなんと手際のいいこと‼

ボウルに切った果物を入れて、そこにサイダーを入れて出来上がり。

器に取り分ける様子を18の瞳がじっと見つめています。

「誰が最初に取ることにする?小さい順?」「えー!ここは大きい子順でしょう。」

「じゃぁ、小林先生からになるけどいい?」

「そんなー!」

 

6年生のW君の「いただきます!」にみんな一斉に食べ始めました。

「おいしい!」

「おかわりは何回まで?」

しました、しました…本当に何回おかわりしたことでしょう。

みんな大満足のフルーツポンチでした。

フルーツポンチのように、子どもたちも一人一人の味を引き立てながら本当に仲のいい様子に心もお腹いっぱいになりました。

 

さぁ、楽しい夏休みです!

みんなの夏の報告を待ってますね。

 


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詩と絵と花束…ぼくの、わたしの春

2019年05月09日 | 小学生のためのことばあそびの教室

小学生のためのことばあそびの教室『あんたがたどこさ』今年度2回目。

前回は『冬がすぎれば』(ソロモンの歌)を読み合ってから、自分たちの春を詩で表現しました。

今回はそれを絵にしました。

今年は新1年生から6年生…小さな子たちはお兄さん、お姉さんの描き方に興味津々です。

木の描き方、花びらの描き方、色の塗り方…憧れのまなざしです。

それぞれが課題に向き合う時間であるとともに、自然に異年齢の子どもたちが触れ合い、刺激を受け合っています。

 

詩・絵…そしてもうひとつ春を形にしました。

 春の野花を小さな花束に。

どれもみんなそれぞれの色合い、こだわりがあってすてきです。

一足早い母の日のプレゼント!

お母さん、喜んでくれたかな?


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2018年度3学期はこんなことをしました!

2019年03月08日 | 小学生のためのことばあそびの教室

2018年度のことばあそび『あんたがたどこさ』のテーマは「詩で世界を巡る」。

ほんの一部ですが3学期の活動をご紹介します。

*「冬休み・お正月」で俳句を詠んで、俳句かるたをみんなで作りました。

出来上がったら、俳句かるた大会! 誰が一番取れるかな?

*日本の詩は、谷川俊太郎さんの『つまんない』を選びました。 

自分たちの『つまんない』の詩を詠んでみました。 

*アーサー・ビナードさんの『もしも、詩があったら』から

『もし ぼくがぞうだったら』ジョン・ケンドリック・バングス(アメリカ)

『もしも 好きな羽を一対選んでいいのなら』アニタ・ポージー(オーストラリア)

 低学年用、高学年用に2作選び、それをヒントに自分たちの「もしも~」の詩を作りました。力作続出!

*雪が降った!雪国の方には??と思われる雪ではありましたが、ここで一句。

その句に絵をつけることに…その前にみんなで雪にまつわる言葉を集めました。

日本語には、雪の降り方、その形状を表す言葉が数多くあります。

粉雪、淡雪、みぞれ、ざらめ雪、ぼたん雪、吹雪、大雪、根雪…etc.

「細雪…」「あー、谷崎潤一郎の?まだ読んではいないけど。」高学年からはこんな声も。

言葉からもらったイメージが、子どもたちの描く雪に質感をもたらしました。

雪が降った喜び、雪遊びの楽しさ、雪の冷たさ、春への予感、そして雪が消えゆく悲しみ…

子どもたちの柔らかな感性が、俳句にも絵にもあふれていました。

 

毎回、課題に取り組んだ後は、わらべうたで遊びます。

そして、お話をひとつ聞いて、さよならあんころもち。

ことばを使って、頭も体も心も動かす一時間。

休まず通ってくる子どもたちに、私たち大人も毎回たくさんのことを教えてもらっています。

 

2019年度ことばあそびの教室『あんたがたどこさ』の新会員募集中です。

気になっている方、是非お問い合わせください。お待ちしております。

3月16日(土)顔合わせを兼ねてカプラで遊びます。(参加したい方は要連絡)

 

子育ての杜

松戸市常盤平2-24-2 C-4  

Tel・Fax 047(386)0960

✉ tokiwadaira-youjikyoushitsu@warabeuta.jp

 

 

 


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子どもたちの詩句に大人は脱帽です…

2019年03月08日 | 小学生のためのことばあそびの教室

先日、ことば遊びの教室『あんたがたどこさ』の今年度(2018年度)クラスが終了しました。

今年度は「詩で世界を巡る」というテーマで、いろいろな国の詩歌に触れ、そこからヒントをもらって詩を作ってきました。

この日は、お母さんたちに日頃の活動の一部を見ていただきました。

 

9人みんなで、ロシアの詩『四十四わのべにすずめ』あらため『九わのべにすずめ』を体を使って表現し、

そして1年生から3年生は自作の『雪』の俳句と絵を、4・5年生は『もしも~だったら』の自作の詩を披露しました。

 

いつもと違ってちょっと緊張している子もいましたが、自作の詩歌を詠む子どもたちの顔は誇らしげでとても清々しかった!

自由に自分を表現する子どもたちに お母さん達も本当に感心していました。子どもたちがうらやましい!とも…

上手に、などと気負うことなく、詩作を重ねるたびに子どもたちは何か手ごたえを感じてきているようです。

そんな子どもたちの内なる自信をお母さん達にもわかっていただけたようです。

 

最後はお母さんも仲間に入れて、わらべうたで遊びました。

毎回、子どもたちが楽しみにしているわらべうた…やはり子どもたちの言葉の力の源はこのわらべうたにあるようです。

 

さて、4月から始まることば遊び『あんたがたどこさ』の新年度…

子どもたちはどんな言葉の世界に出会うのでしょうか?

来年度の子どもたちの成長が今から楽しみです。

 

 

 

 


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詩で遊ぶ ~本当にパンをやいてみました!~

2018年12月09日 | 小学生のためのことばあそびの教室

今年のことばあそびのテーマは「詩で世界を巡る」...

イギリス、ロシア、韓国、またロシア…そしてハンガリーの詩にたどり着きました。

ハンガリーの伝承の詩「動物たちのパンやき」

麦を刈り、粉にして、ふるって、こねて、かまどに入れて…様々な動物たちがパンを焼きあげるまでの過程を繰り返しのリズムにのせて表した詩です。

耳から聞いて、自分たちで唱えて…

詩についていろいろと話しているうちに「本当にパン焼いてみたいなー!」とKくん。

「焼きたい!」「食べたい!」とみんなもその気になってきました。

「でもパン作りは時間がかかるから無理かもよ…」よくわかっている上級生からはこんな声も…

じゃぁちょっと考えてみるねと次回のお楽しみにしてその日は終わりました。

 

「本当にパン焼くの?」

オーブンやボールなどの調理用具を見つけて、部屋に入るなり子どもたちは大喜び!

もう一度詩を唱えてから…さあ、今日はみんなでパン作りです。

一時間で生地を作って焼いて食べるための特別のレシピです。

どの子も手順の説明をしっかり聞いて、3人一組で粉をふるって、こねて、丸めて。

「レーズンを目にしてみようっと。」熊パンをつくる子、小さなフランスパンを作る子。出来上がりが楽しみ…

オーブンで焼き上げる間、今度は詩「動物たちのパンやき」を体を使って表現してみました。(オーブンの中が気になって仕方がないのですが…)

 

「焼けた?」もう部屋中焼き立てのパンの香りでいっぱい。

自分たちでつくったパンにどの子も大満足。

「おいしい!」「おうちでもつくってみたいからレシピ教えて。」

パン作り大成功!本当においしかったね。

 

自分で作ったパンの味とともに 大きくなった子どもたちがこの詩を思い出す日が来るかもしれませんね。

ひとつの詩を唱えるだけでなく、ことばあそび「あんたがたどこさ」の子どもたちはいろんな形で詩を表現することを楽しんでいます。

 

 

 

 


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