子育ての杜

子ども達の遊び お母さんとの話し合いなど講座の様子、そしてわらべうた研修会などの活動をお知らせします。

きょうは、みんなでおさんぽに!

2016年05月20日 | まめっちょの時間 ととけっこうの日々

 五月晴れの昨日、ととけっこう2歳児クラスは、初めてのお散歩に行ってきました。

なぜか木曜日は雨のことが多くて、なかなか実行できませんでしたが、ちょうど昨日は

ひとりのお休みもなく、みんなでおさんぽを楽しむことができました。

 常盤平は緑の多い街です。この子育ての杜のまわりにもたくさん公園がありますが、整備された公園

にはない自然が団地の中にたくさん残っています。

団地の小道を辿って中に入っていくと、長年にわたって大事にされてきた木々が自然のままに迎えて

くれます。整備されすぎることなく、でもきちんと手入れがされているとても静かで素敵な空間です。

 

「わー、波みたい!」  

子どもたちのおへそのあたりまで伸びた草一面に五月の風が吹き渡ると金色や銀色に波打つように

不思議な光景が広がります。

「じゃっぼーん!」草の中におもわず飛び込む子どもたち。手でかきわけて前に進むと本当に水の中

のよう…お母さんたちもしゃがんで子どもの目線で見てみると子どもたちの気持ちに納得です。

 

「トンネルみたいだね。」「ほんとだねー」

大きな柳の木の下を通る時、垂れた緑の枝の間を上を見上げながら歩くSちゃん。

すてきなその例えにお母さんもにっこり応えています。

 

あんなに咲いていた たんぽぽは一旦お休みのようで、なかなかたんぽぽにも綿毛にも

出会うことができませんでしたが、それでも見つけるたびに

♪たんぽぽ たんぽぽ むこうやまへ とんでけ♪ と歌ってふーっと綿毛飛ばしを楽しみ

ました。

初めは上手に飛ばせなかった子も何度かやるうちに息を集めて吹けるように…

遊びのなかで子どもたちは自分の色々な部分の体の使い方を知っていくのです。

 

♪いもむし ごろごろ ひょうたん ぽっくりこ♪

南向きの団地の前庭の芝生にごろんと寝転がって空をながめると吸い込まれそうな

青空が広がっています。ごろん、ごろんと転がるのがおもしろくなる時期です。

 

♪ちびすけ どっこい はだかでこい ふんどし かついで はだかでこい♪

しこ踏みも上手になった”ちびすけやま”がお母さんとおすうもうです。

「えいっ」と力を入れるちびすけやまにやられるお母さんも芝生の上なら安心して倒され

ています。ごろんとひっくり返ってお母さんに持ち上げられた子どものうれしそうな顔。

親子の至福の時です。

 

遠くに行かなくても身近なところに実は素敵なひみつの場所があるものです。

一緒に手をつないで歩く幸せをたっぷり感じながら、親子のひみつの散歩道をさがして

みるのもいいですね。

今しかない季節、この親子の時間をお母さんも楽しんでくださいね。

 

次はどこに行こうかな? また行こうね。おさんぽ!

 

 

 

 

 


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育休中のお母さんへ

2016年05月09日 | まめっちょの時間 ととけっこうの日々

 日毎変化する我が子と向き合える幸せな時間…育休中の期間は赤ちゃんとお母さんにとって大切な時間です。

この時間を「まめっちょ」で一緒に有意義に過ごしませんか?

 

「まめっちょ」0・1歳児クラスは、赤ちゃんとお母さんの愛着関係の基礎をしっかりと築いていく場です。

赤ちゃんは遊具も広さも発達にあった環境の中、好奇心を育て、能動的に遊ぶことで体を作っていきます。

お母さんは、赤ちゃんの体を知り、心を安定させるベビーマッサージを、そして楽しい時間をつくるわらべうたをたくさん憶えていきます。

「子育ての杜」のまめっちょの時間は、子どもたちの遊びから体の発達を知り、生活のこと、絵本のことおもちゃのこと、食や眠りのことなど育児を子どもの発達に沿って考えていきます。

「まめっちょ」は、その場限りの息抜きの場ではなく、お母さんひとりひとりがよりよい子育ての道すじをつくっていくための学びの場でなのです。

 

子育ての杜に通う3人のお子さんをお持ちの育休中のお母さんの感想です。

 私が初めて「まめっちょ」のことを知ったのは、今から8年前長男が1歳のときです。

NHK教育テレビのスクスク子育てという番組で、ときわ平幼児教室のことが紹介されているのをたまたま見かけたのです。

お部屋でお母さんが子どもをおんぶして、わらべうたを歌っているとても楽しそうな様子でした。

3人目の育休中のちょうど2年前、自宅近くの掲示板に幼児教室のポスターを見て、この辺りからでも通っている人がいるんだ。それなら私も見に行きたいと思い、「ととけっこう」のクラスに入りました。

 まず驚いたことは、教室の雰囲気のあたたかさ、先生の子どもに対する優しい見守り、声かけ、上質な木のおもちゃです。

先生のわらべうたを初めて聞いた時は心が安まりました。

子どもは今まで見たことのない質の良いおもちゃに囲まれて、イキイキと目を輝かせて遊んでいます。

母親は子どもをおだやかに見守ることができます。

なんでこんなにステキな場所にもっと早く来なかったんだろうとつくづく思いました。

教室では、食のこと、子どもの成長にあったおもちゃの与え方、一日の生活のリズムを作ること、などいろんなことを教えてくださいます。

また遊びを通して子どもは成長するということ、この教室ですごく大事なことだと気付かされました。

草花に例えるなら、先生たちとこの子育ての杜の時間は、お日さま、水、養分、風、心地よい刺激となって親子をともに育ててくれる環境だと思います。

 育児休暇中の方が、1年、1年半後に仕事に復帰されても わらべうたで培った親子関係はずっとつながっていくと思いますし、限りある時間だからこそ、ゆるぎない根っこの部分を子育ての杜でつくってほしいです。

 

 お問い合わせは

 子育ての杜

 松戸市常盤平2丁目24-2 C-4

 ℡/fax 047(386)0960

 mail:tokiewadaira-youjikyoushitsu@warabeuta.jp


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