久しぶりに「日本の歴史」シリーズに目を通した。
毎日新聞社が創立80周年にあたってリリースした、全26巻。日本史は子供のころから好きだったし、中学時代には、毎月の定例テストで5カ月連続100点満点を採った記憶がある。「好きこそものの上手なれ」の典型であった。
満点はともかく、父母が生まれた大正時代に興味をおぼえ巻のページを繰ってみる。「維新」という一大エポックを画した「明治」と、波乱万丈だった「昭和」の挟撃に遭い、とかくカゲの薄い「大正」ではあるのだが、実は、憲政護憲運動や普通選挙獲得運動、さらには自由主義・社会主義の高まりなど、なんともダイナミックに民衆の思想信条が波打った時代だったようである。この巻のタイトルが「大正デモクラシー」と打たれているのもうなづける。
昭和なら、ことしは83年。大正なら97年。そう、あと3年で「大正100年」になるのである。
毎日新聞社が創立80周年にあたってリリースした、全26巻。日本史は子供のころから好きだったし、中学時代には、毎月の定例テストで5カ月連続100点満点を採った記憶がある。「好きこそものの上手なれ」の典型であった。
満点はともかく、父母が生まれた大正時代に興味をおぼえ巻のページを繰ってみる。「維新」という一大エポックを画した「明治」と、波乱万丈だった「昭和」の挟撃に遭い、とかくカゲの薄い「大正」ではあるのだが、実は、憲政護憲運動や普通選挙獲得運動、さらには自由主義・社会主義の高まりなど、なんともダイナミックに民衆の思想信条が波打った時代だったようである。この巻のタイトルが「大正デモクラシー」と打たれているのもうなづける。
昭和なら、ことしは83年。大正なら97年。そう、あと3年で「大正100年」になるのである。