存廃の瀬戸際にある秋田内陸線(JR奥羽線・鷹巣~JR田沢湖線・角館間 94.2km)を応援しようと、秋田県出身の在京の著名人たちが組織する「秋田を応援する首都圏文化人会議」という団体が、5日に、現地でシンポジウムを開き、同線存続に向けたエールを送った。
企画そのものはありがたいのだが、自らが「文化人」などと名乗る辺り、なんとなく胡散臭く、出かけてみようという気にはならなかった。
新聞記事によると、「(内陸線は)心の古里だ」とか「長い年月をかけた造った路線なのだ」とか、発言が在ったそうな。
肝心の乗客増への提案に至っては「沿線の生活文化そのものを売り込んで」などという抽象論か、「列車内で芸能・芸術の発表の場に」「列車内での自然学習を」等々、既に実施中の企画を並べただけらしい。
地域の鉄道って、地域に暮らす人たちの鉄道なんだよね。だから、地域の人たちが鉄道とどう関わっていけるかを提案してくれなきゃ意味ないんだよね。今回の彼らの視線は、都会に住む人たちが内陸線を訪ねてきた場合を前提とした発言に終始していた。
今回の催しは、地域の鉄道は地域の人たちで守るしかないのだ、という想いを再確認させただけだったのではないか。
企画そのものはありがたいのだが、自らが「文化人」などと名乗る辺り、なんとなく胡散臭く、出かけてみようという気にはならなかった。
新聞記事によると、「(内陸線は)心の古里だ」とか「長い年月をかけた造った路線なのだ」とか、発言が在ったそうな。
肝心の乗客増への提案に至っては「沿線の生活文化そのものを売り込んで」などという抽象論か、「列車内で芸能・芸術の発表の場に」「列車内での自然学習を」等々、既に実施中の企画を並べただけらしい。
地域の鉄道って、地域に暮らす人たちの鉄道なんだよね。だから、地域の人たちが鉄道とどう関わっていけるかを提案してくれなきゃ意味ないんだよね。今回の彼らの視線は、都会に住む人たちが内陸線を訪ねてきた場合を前提とした発言に終始していた。
今回の催しは、地域の鉄道は地域の人たちで守るしかないのだ、という想いを再確認させただけだったのではないか。