KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

「自粛警察(ポリス)」はなくなるか?

2020年05月24日 | 世の中あれこれ
非常事態宣言発令は、4月7日に特定都道府県、続いて4月16日に全国に拡大しました。

その後、自粛要請にもかかわらず、湘南海岸でサーフィンを楽しんだり、
全国のパチンコ屋ではパチンコを楽しんだり、行楽地に多くの人が出かけたりしている中、
自粛要請を守ってない人を中傷したり、器物を破損したりする「自粛警察(ポリス)」が横行しているようです。


「自粛警察(ポリス)」の具体的な事例をピックアップすると、
・外出自粛や休業要請に応じていないとしてインターネット上で個人情報をさらす
・休業要請に応じていない店舗に苦情を申し立てたりする
・営業を続ける飲食店や遊興施設に休業を求める張り紙をする
・県の休業要請の対象には含まれていない公衆浴場に繰り返しの苦情や嫌がらせの電話
・「昼間に子どもの声がうるさい」「自粛中なのに遊んでいる」といった通報が警察に相次ぐ
・公園の砂場にカッターナイフの刃をばらまく
・他府県ナンバーのナンバープレートにいたずら書き
・県外ナンバーの車が、あおり運転をされる
・法律で着用を義務付けられていないマスクを着用していないことを批判


以上のような行為の原因は、自粛の継続によって、不安や不満を抱える人たちが、
モヤモヤした感情をぶつけてうっぷんを晴らしているところにあるのでしょう。

法整備が不十分で、休業要請に罰則がなく強制力がないために、
パチンコ店名を公表し、市民から店が非難されることで営業をやめる社会的圧力を
行政が期待している側面があり、結果として「自粛警察」の動きを助長しているのでしょう。


不道徳な人間を罰すると脳内でドーパミンが放出されるという脳科学の実験があり、
道徳バッシングは快楽であり、最大のエンタテインメントになってしまっているのが残念です。


ようやく、非常事態宣言解除が5月14日に39県、続いて21日に大阪、兵庫、京都が解除になりました。
残る、東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道も25日に解除される見通しで、
暗躍していた「自粛警察」の連中もおとなしくなるでしょう。


やっと、バイクに傷をつけられる心配がなくなり、バイクツーリングも楽しめそうです。
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