KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

知らなかったAGE(終末糖化産物)

2014年03月07日 | ダイエット・健康あれこれ
老化を促進する因子として近年注目されているのが、身体の中で起きる「酸化」と「糖化」だそうです。

私は、若い頃から老けて見られており、先日も、福井に行った時に、67歳、63歳、61歳、58歳の集団の中で
一番若かったにも関わらず、同期メンバーの集まりと誤解を受けたほどです。
最近、体重が増えてきたことに加え、体の老化による、様々な体のダメージが気になるこの頃です。


酸化は細胞内での情報伝達を担うなど、良い役割も果たしますが、呼吸時の余分な酸素が活性酸素となり、
体内の脂質を酸化させ、全身の細胞を傷つけ、動脈硬化を促進するなど、老化の原因になるそうです。
タバコ、ストレス、紫外線、大量飲酒、大気汚染など様々な要因によって体内でのバランスが崩れます。
活性酸素を抑制するには、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンやβカロテンなどが有効だそうです。


「酸化」は何となく理解していたのですが、体内の余分な糖分が蛋白質と結びつく反応の「糖化」については、
あまり情報に触れることがありませんでした。

糖は人間にとって大事なエネルギー源であり、糖がなければ脳も身体も動きません。
しかし、食べ過ぎや、甘い物の摂りすぎなどが続いて過剰になると、蛋白質と結びつき
AGE(終末糖化産物)という強力な老化促進物質をつくるそうです。

「AGE測定推進協会」ホームページ


「糖化」を防ぐためには、食後の血糖値を急速に上昇させないこと、AGEを増やさないようにすることが重要だそうです。
血糖値を急速に上昇させてしまう糖質は、砂糖や果物の果糖、牛乳の乳糖などの他、米や麦、トウモロコシ、芋類などの
炭水化物、ビールや日本酒、ワインなどの酒類の一部に含まれており、これらを摂り過ぎると糖化が起きやすくなります。

ビール、日本酒などを飲んだ後の締めのラーメン、ラーメン・ライスやお好み焼き+ご飯などはアウト、
その他、ケーキや和菓子の食べすぎや、甘い清涼飲料水を大量に飲むことも糖化を促進させるそうです。

炭水化物ダイエットが大切になってきます。


極端に糖質を排除する「超低炭水化物ダイエット」でなく、日本人は昔から「ご飯」を中心に
野菜や魚、肉類などを食べる混合食を続けてきたので、このバランスを大きく崩すと
「骨髄の機能低下による動脈硬化の促進」などのリスクが生じるそうです。

適度な糖質を摂りながら血糖値の上昇をゆるやかにする溜めには、「食物繊維」の活用があり、
糖質の吸収を緩やかします。さらに、先に食物繊維を食べておくと一層効果的になるそうです。
ご飯と野菜サラダを食べるとき、野菜サラダを先に食べて、後にご飯を食べると血糖値の上昇が押さえられるそうです。
「食物繊維」→「蛋白質」→「炭水化物」というような順番で食べると、血糖値の急上昇が抑えられます。

懐石料理の食べ方を意識すればよいそうです。
懐石料理は、食物繊維の多い野菜料理、海藻、キノコ類、豆などの小鉢から入り、次に、刺身や焼き魚などの
たんぱく質を摂取し、最後にご飯を食べるようになっています。この順番が理想的だそうです。
昔の人の知恵なんでしょうかねぇ!!


■AGE(終末糖化産物)を減らす習慣
 ・短時間に一気に食べる早食いは、急激に血糖値を上げるので、一口30回程度を目安に良く噛んで、ゆっくり食べる。
 ・食物繊維を多く含む野菜やきのこ、海藻類を最初に食べると糖質の吸収を抑えられるので、サラダや酢の物などから食べる。
 ・満腹感は血液の中に糖があふれ出し、AGEがつくられている証拠なので、食事の量は腹八分目に抑える。
 ・砂糖や果糖は体内に吸収されやすく、血糖値を異常に上昇させ、AGEを作り出すので、間食ではなく、食後のデザートにする。
 ・血糖値は食後1時間にもっとも上昇するので、食後20~30分後から、20~30分程度のウォーキングをする。
 ・肌の表皮の角質層にあるケラチン繊維は、紫外線によりAGE化(糖化)が進むので、四季を問わず紫外線カットを心がける。
 ・過度のストレスがあると血糖値を上げるホルモンが分泌されるので、入浴、スポーツなどでストレスを解消する。
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