KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

東日本大震災の鉄道復旧とBRT(バス高速輸送システム)

2014年03月18日 | 世の中あれこれ
東日本大震災の3年後に、三陸鉄道が復旧する明るいニュースがありますが、
宮古─釜石間のJR東日本山田線部分の復旧は、方向性も決まっていません。
 ※大震災から3年、何を学び対策されているのか? - KOfyの「倍行く」人生

JR山田線復興調整会議で、沿線の4市町(宮古市、釜石市、山田町、大槌町)は、
JR東日本から提案されているBRT(バス高速輸送システム)での整備を拒否し、
あくまで鉄路での復旧を求めており、結論がなかなか出ない状態になっているようです。

4市町のBRTの反対理由は、以下の点に集約されるようです。
①鉄路は通学、通院などの日常の生活を支える交通機関として、地域に欠くことのできない存在。
②BRTの整備にかかる費用と時間を鉄道の本復旧に集中すべきで、BRTは必要ない。
③一般道の渋滞に巻き込まれると、定時運行ができない。
④鉄道に比べて、バスの乗車可能人数が少なくなり、輸送力が劣る。
⑤既存の路線バスと競合し、路線バスが撤退してしまい、停留所の便利さがなくなる。
⑥鉄道は町のステータスで、鉄道がなくなるとさびしくなる。


しかし、BRTで復旧した地域では、運行頻度が鉄道時代より倍に増えて便利になったとか、
必要に応じて、停留所の設置の自由性が増した、運営維持コストが大幅に減少したなどの
メリットがあげられています。

個人的な意見ですが、JR、既存路線バス業者、地元自治体とが十分に意見交換し、
無理無駄のない方向で理解し合えばいいと思うのですが、地元自治体は本当に
地元住民の希望や意見をちゃんと理解し、吸い上げているのでしょうか?


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■参考サイト
(BRT)バス・ラピッド・トランジット - Wikipedia
いま注目の公共交通システム「BRT」とは?(伊原 薫) - Yahoo!ニュース
ローカル線の救世主になれるか 復興BRTの挑戦 - NAVER まとめ

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