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とうとよ/清貧の独り言。

エプロンと弓矢の関係。

2004年10月12日 22時36分56秒 | モンコレ
10月8日 YS福岡金曜会 総評。

使用デック。
レポート。

そして今回は、「デック診断第5回」の番外編でもあります。



ではまず、デック診断番外編の部分から。
今回は、《花園の女王ティタニア》+《キキーモラのエプロン》がテーマでした。

ティタニアデックにエプロン。
これは間違いなく役に立ちます。
エプロンを投入した当初の目的である、《レジェンド・ホーン》対策ももちろんですが、戦闘常動型の対抗力がなくなれば、精霊の矢にしろ、重スペルにしろ、ティタニアの対抗数の多さが更に引き立ちます。
もともと小型が多くなりがちなティタニアですから、バルカン系対策となる《キキーモラのエプロン》は役立つ場面が多いでしょう。
(中には大型ユニットばかりで編成されたティタニアデックもありますが。)

が、しかし、《キキーモラのエプロン》はアイテム。
通常のティタニアデックにはアイテムはほぼ入りませんから、エプロンのために、アイテム枠のあるユニットを投入する必要が生じます。
これが《キキーモラのエプロン》をティタニアに投入する場合の、一番の問題点です。

さて、アイテムを投入するとして、投入するアイテムが《キキーモラのエプロン》だけというのはちょっと寂しい。
《キキーモラのエプロン》は対策のためのアイテムですから、対策する相手がいない場合、何の役にも立たないことになります。
折角、普段使いもしないアイテムをわざわざ入れるのですから、それではあまりにも無駄が多い。
他にも何かアイテムを使ってみたいところ。

しかし、もともとスペル専門のティタニアですから、消耗品などを使うためには、それ用にアイテム使いを増やしていく必要があります。
それにより、ティタニアの特徴である、ハイエルフの精霊の矢や、重スペルなどが目立たなくなるのではティタニアにする意味がなくなってきます。
なにかティタニアに投入しやすいアイテムは…と、ここで目をつけたのが《コメット・ストリーム》、タイプ:弓でした。

《コメット・ストリーム》ならば、禁断の知識でスペル:*枠を得ることができるため、戦闘スペル使用の際にも役立ちますし、《羽根帽子の射手》や、《羽根帽子の狙撃手》など、タイプ:弓を持つ、ハイエルフとの相性も良好です。
タイプ:矢の消耗品が連射できますから、もともと多いティタニアの手数をさらにアップさせることができる…かもしれません。

では、誰が《コメット・ストリーム》を使うのか。
ティタニアですから、タイプ:ティタニアのアイテム使いに持たせたい所なのですが、その、タイプ:ティタニアアイテム使いである、《プラント・ジャイアント》《グリングル治水案内隊》の2体は、《コメット・ストリーム》を装備するには良いのですが、本来の目的である、《キキーモラのエプロン》を装備するには、レベルが中途半端で使いにくい。
エプロン装備の状態では、対抗力がガクンと落ちてしまいそうです。

そこで私が考えたのが、レベルが小さく、エプロンをつけても十分パーティに余裕が出来る《エルフ森林警備隊》と、エプロンをつけても、*枠2つでそれなりに戦うことが出来る《ティアマト》の2体でした。

《コメット・ストリーム》をつけたときはもちろん、この2体は強力です。
《エルフ森林警備隊》は、土と*枠の2つのスペル枠を持つことになり、《羽根帽子の射手》の枠を超えることできる上に、消耗品の矢まで撃つことができます。
ただ、《緑の風の遊撃隊長》から精霊の矢をもらうことができないという欠点はあるのですが。
《ティアマト》は、*枠三つに加え、単体で戦闘するに十分な力を持っているため、《ランページの矢》の使い手となることができます。


《キキーモラのエプロン》とは直接関係ないのですが、ついでなので、タイプ:矢の消耗品についても。
《コメット・ストリーム》の効果で、タイプ:矢の消耗品が連射できると言っても、元はティタニア、重スペルが売りのデックです。
あまり多くの消耗品を組み込むわけにもいきません。
ブロック:六王国のタイプ:矢消耗品の中から、今回私が選んだのは、《ブラックオニキスの地爆矢》と《ランページの矢》でした。
どちらも、ティタニアで苦手となる大型ユニットの対策を兼ねています。
《ランページの矢》については、《ティアマト》以外では撃ちづらい感じもあるのですが、それでも十分投入に見合う魅力があるのではないかと考えています。



そしてやっと、このデックの総評に。

このデックには大きな3つの弱点があるようです。

一つは儀式対策が全く無いこと。
《ティアマト》以外、防御3にも満たないユニットばかりであるにも関わらず、儀式スペルに対する備えが全くありません。
儀式スペルを使用するデックに当たった場合、大打撃を受けてしまうのは間違いないでしょう。

しかし、どうも儀式スペルは対策しづらいのです。
ティタニアでの儀式対策筆頭は、《ドリーム・サーペント》だと思うのですが、このデックは、スペルの属性がある程度偏っていますし、タイプ:弓を持っていないと、ロクに効果を発揮しないスペルも多数あります。
ちょっと、《ドリーム・サーペント》は投入しづらい。

《方円の陣》がティタニアに投入しづらいのは言うまでもないこととして、あと残るは《キャントリップ》と《アンバー・ハーミット》。

《キャントリップ》は儀式対策専用カードで、他に活かす手段がないのが難点です。
山札に戻すだけの効果ですが、どちらかというと短期決戦を目指すこのデックにはそれでも十分でしょう。
とりあえず儀式対策だけをしたいというのであれば、これで十分なのかもしれないのですが。

私が一番現実的かと思っているのが、《アンバー・ハーミット》です。
このデックはなによりユニット数が少ないですから、ユニット数を減らさなくて済むのが魅力です。
結局戦闘では盾にしかならないカードではありますが。


弱点その2は、そのユニット数が少ないことが原因の事故率の高さ。
実際、大会の3回戦ではしっかり事故りました。
ユニットが19枚しか入ってなく、その上小型ユニットが多いのですから、当たり前といえば当たり前。
スペルを十分に撃てるようにした上で、さらにアイテム弓矢まで組み込んだのですから、どうしてもユニット数にその影響が出てしまいます。
もうちょっと、デックのスリム化を計り、その分大型ユニットを増やしてみるという手はあるかもしれません。
しかし、結局ユニット数はそう増えないでしょうから、事故からどう回復するかということを考えた方が良いかもしれませんね。

とりあえず、《ティアマト》と《コメット・ストリーム》が揃えば、何とかなります。
《ティアマト》が出るだけでもかなり違いますし。
あとはどれだけ武器を残した上で《ティアマト》が引けるか…。
パーティが揃った頃にはもう武器が無いというのでは何にもなりませんから…。
ここらは慣れるしかないのでしょうか。


弱点その3は、ずばり《黒曜蟲》。
スペル:*を封印されると、途端にガクンと対抗数が減ります。
残った枠で何とかできるといいのですか…。
とりあえず《黒曜蟲》が出てきたら、集中攻撃しましょう。

同じように、《ミラー・スカラベ》や、《ダロの蟲使い》も結構嫌…。


他にも弱点はあるかと思いますが、上記の3つよりはきっとマシです。
《キキーモラのほうき》もその中の一つ。
確かにいろいろと消えてしまう能力が多いのですが、タイプ:弓自体は残りますし、スペル枠もそのままですから、なんとかなる範囲だと思います。



今回、タイプ:弓重視のデックだということで、《羽根帽子の狙撃隊長》を投入してみました。
資産の問題で1枚だけの投入に留まり、残りは《緑の風の遊撃隊長》という中途半端さでしたが。

しかし、使ってみて、結局遊撃隊長の方が良いという結論になりました。

理由はいくつかあります。
一番の理由は、狙撃隊長はスペルがないと何もできないということでしょう。
タイプ:弓重視なのは良いのですが、反対に、矢スペルの無い時には何も出来ないということになります。
十分な矢スペルが無い時にも、遊撃隊長であればある程度、精霊の矢で対処することができます。
遊撃隊長では矢スペルの真価を発揮することはできないのですが、結局、それでも遊撃隊長にしておいた方がバランスが取れているようです。

また、先程述べた、《黒曜蟲》や《キキーモラのほうき》等の弱点の面からいっても、遊撃隊長の方が対処しやすいようです。
《黒曜蟲》には精霊の矢で集中攻撃をすることができます。
《キキーモラのほうき》を相手にした場合、魔法射撃術、射撃指揮、どちらも消えてしまうのには変わりないのですが、遊撃隊長の場合、自分の精霊の矢は残ります。
それに対し、狙撃隊長は自らのタイプ:弓を魔法射撃術に依存しているため、それが消えると、タイプ:弓まで失ってしまう。

そして、結局の所、魔法射撃術でタイプ:弓を与える意味のある相手が、自分と遊撃隊長しかいない。
スペル枠的に、土枠を持ったタイプ:弓が必要な場合もあるのですが、それにしては利点が少ないように思われます。
スペル枠は*枠を駆使すれば、なんとかなりますし。

ということで、結局遊撃隊長で問題ないのではないかということになりました。



以上、エプロンのティタニア総評でした。
折角キキーモラのエプロンが効く相手に当たったのに、その対戦を落としてしまったのが心残りですね。

未だ品物は届かず。

2004年10月12日 18時42分33秒 | モンコレ
ドラフト戦キットのことです。

返答のメールを出してはや1週間。
ちゃんと物事が進んでいるならもうそろそろ来てもいい頃ですよね。
今週末には当日が来てしまうのですし。

返答のメールの返答が来なかったのがとても心配。
支払方法を代金引換にしたので、返答は発送に変わっているのかと思っていたのですが…。

ああ不安。
もうそろそろ問合せメールした方がいいのかもしれません。