8日は明治神宮スケート場でカーリング練習会でした。
で、練習の前にひと仕事、ストーンの運び出しがありました。
カーリングをやっていると「マイストーンってあるんですか?」とか「あのストーンどうやって持ち運びしているんですか?」って、よく聞かれます。前にも書いたのですが、マイストーンはありません。チーム青森の選手も中部電力の選手もマイストーンは持っておらず、カーリングホールに常備してあるストーンを使っています。
我々が普段練習しているスケートリンクには東京カーリングクラブのストーンが置いてあるのですが、今回は余剰になったストーン1セット(16個)を譲渡することになり、この日はその搬出の作業を行いました。
ストーン1個の重さは約20kg、搬出のためには先ずリンク入口まで運びます。80メートルはあるだろうか?ストーンを両手に1個ずつ持って一歩一歩前に進みます。途中で降ろして休みたくなりますが、もう一度持ち上げるくらいならと運びきります。そして、2個のストーンを置くと、一瞬体がふわーっと軽くなって飛べるんじゃないかという錯覚を感じます。そんな浮遊体験は一人2回で完了しました。
更にここから外に停めてある車に運び込むのですが、ここから先はガラスの扉やショーウィンドウがあるので、ストーンは1個ずつ運ぶことになりました。実はこれ、2個のときはバランスが取れているのに1個だとバランスを取るのが難しくなり運びづらいのです。運ぶ回数も運び手が増えたとはいえ私は3回運びました。
今回贈ることになったストーンは主に入会前のカーリングスクールに使われていたもので、会員の我々にとってはカーリングを始めた頃の思い出があるストーンです。正式なカーリングストーンは国内では作られておらず、送料の方が高くつきそうな海外から購入するほか、練り物で作った代用品を使っているところや、墓石屋さんにオーダーして作ったなんて話もあります。ストーンを融通し合って練習環境を互いによくすることも重要なんです。
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