6日の日曜日、軽井沢のお隣「御代田町」で長野県カーリングサポーターズクラブ」のバンクーバーオリンピック・パラリンピック報告会に行ってきました。
現地の気温は20度、先週の東京よりも暑く感じられましたが、藤の花が見ごろ(車窓から見たので写真は失念…)な陽気でした。
オリンピックに出場したのはチーム青森でしたが、メンバーの山浦麻葉(まよ)選手は長野の方で中学生の頃から長野で活躍していた方です。社会人になるときに競技を離れたりチームが離れ離れになったりする中、上を目指して協議を続けようと青森へ行って、オリンピック出場を果たしました。オリンピックでは思うような結果が出せなかったけれども、見ている人達にカーリングの面白さを感じ取ってもらえたと話してくれました。
カーリングのような4~5人でチームを組む競技では強いチームがあってもそれを長期にわたって維持することが難しく、報告会のあとの懇親会で新生チーム「中部電力」の選手と話すことができましたが、この方も元々は北海道の北見でカーリングをされていて長野で続けることになったそうです。
オリンピックでメダルを狙えるチームを作るには選手が活躍できる環境を整えて、選手の裾野を広げる必要があることをあらためて痛感しました。
パラリンピックに出場した「信州チェアカーリングクラブ」、このチームとは障害者と健常者の壁がないオープン大会で対戦したこともある私にはお馴染みのチームです。国内のチェアカーリングでは最近では負けたことがないとう圧倒的な強さを誇るチームですが、パラリンピックでは3勝5敗と苦戦、それでも現地の日本人留学生が観戦に来てくれたり、信号待ちをしているときに地元の方々が車からのり出して手を振ってくれたりと、競技以外でも貴重な体験をされたようです。
オリンピックとパラリンピック、貴重な体験談を聞くことができて、満足な報告会でした。
会場のエコールみよた
ユニフォーム
応援の寄せ書きをした旗
旧軽井沢のフランスベーカリー
(ジョン・レノンが通ったお店に寄ってきました
アップルパイが美味です。)