日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

花言葉は、「いつもあなたと一緒」(^^♪甘い香りの「馬酔木」

2014年03月25日 16時12分34秒 | 歳時記

曇り空で、20℃には満たないのですが、4月上旬ころの暖かい気候の大阪。

今日は、ひまわりさんとあの高槻市道鵜町にある人気の天丼屋 天ぷら「平右衛門」さんで天丼食べて、淀川から旧大冠村コースを歩いてきました。
1月に、スタッフの会の仲間と歩いた、天丼食べて、腹ごなしには、ちょうど良いコースです。

今日の1枚の写真は、この時期、歩いていると、あちらこちらで見かける見頃の「馬酔木(あせび)」の花です。

「馬酔木」は、早春になると枝先に複総状の花序を垂らし、多くの白またはうす紅色のつぼ状の花をつけます。
果実は扇球状になります。
有毒植物であり、有毒部分の茎葉は細かく刻み、煎じて水で薄めることで殺虫剤などとして利用されます。
有毒成分はグラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)と言うそうです。

「馬酔木」の名は、馬が葉を食べれば酔ったようになって足がなえることからついた名前だそうです。
「(足痺れ(あししびれ)」「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに変化して「あしび」そして「あせび」となったとか…。
  多くの草食ほ乳類は食べるのを避け、食べ残されるそうです。

奈良公園では、シカが他の木を食べ、この木を食べないため、馬酔木が相対的に多くなって、春にスズランのような甘い香りのする白い花を楽しむことができます。

花言葉は、「いつもあなたと一緒」「二人で旅をしよう」「清純な心」「献身」「犠牲」です。

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明日3月26日(丙申 ひのえさる 先負)はこんな日です。
●「カチューシャの歌の日」
 1914(大正3)年のこの日、島村抱月と松井須磨子が起こした芸術座で、トルストイ原作「復活」の初演がありました。
 このとき松井が歌った劇中歌が「カチューシャの歌」です。当時、この歌は大流行し、一世を風靡しました。
 カチューシャとは、ロシアでは一般的な女性の名前です。

●「楽聖忌」
 1827年、ドイツの作曲家ベートーベンがウィーンの自宅で亡くなりました。
 多くの交響曲を作曲し、「楽聖」と呼ばれました。
 3日前、甥のカールを唯一の相続人にするように遺言書を補足し、「諸君、拍手したまえ。喜劇は終ったのだ」という有名な言葉をつぶやきました。
 29日の葬儀には2万人の市民が参列し、宮廷歌手が棺を担いでフンメルら弟子たちがそれに続きました。
 しかし、数々の作品を献呈され交際のあった貴族たちは誰も出席しませんでした。

●「犀星忌」
 詩人で小説家としても知られる室生犀星の1962(昭和37)年の忌日。
 不遇な少年時代から詩作にふけり、抒情詩人として、名声を得たあと『愛の詩集』『幼年時代』『あにいもうと』『杏つ子』等の作品を残しました。
 故郷金沢の大乗寺にその墓はあります。

●「鉄幹忌」
 歌人・詩人で与謝野晶子の夫の与謝野鉄幹(よさのてっかん)の1935(昭和10)年の忌日。

●毎月26日は「風呂の日」です。

●「比良の八講(比良八荒)」
 京滋地方で比良八講とか比良八荒とも呼んでいますが「比良八講あれじまい」が正確とか…。
 琵琶湖の西岸、比良山中の八所神社で、法華八巻の講義問答をする法会が3月26日頃にあります。これが八講です。
 比叡山延暦寺の僧呂が大津の中心街をほら貝を吹いてまわった後、比良山系の打見山で取水された法水を船上から琵琶湖にまき、浄水祈願が行われます。これは伝説に、比良山麓で修行中の若い僧を慕い、九十九夜通いつめたあげく思いを遂げられずに湖中に没したという娘の供養と湖で遭難した人々の供養の意味がこめられています。
 この頃、一時的に冬型の天気になり、冷たい北西の季節風が吹き、湖国では秒速20メートルもの突風が吹くこともあるそうです。
 この嵐が去れば、長い冬も終わり、待ちわびた春の訪れです。そのことが、いつしか、こんな風に言われるようになったそうです。
 かの琵琶湖哀歌の元になった、旧制四高(現在の金沢大学)のボート部員の遭難事故の時も突如してこの風が吹き荒れたそうです。


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