ぼんすけ日記~イイカゲンな日々~

毎日のなにげないことをぼちぼち綴ります

ボンズの昔のコト

2008-06-25 14:06:34 | 子供のこと
何故か、ボンズが二歳になったばかりくらいの頃のことを思い出していました。

当時、ボンたちは、東京の東の端のほうの海の近くの団地に住んでいました。
ボンズが二歳になったときに、お嬢は四歳。
まだ幼稚園には行っていなくて、ボンは2人の世話に明け暮れてた。
人見知りをするボンは、そこに引っ越してきて一年以上たつというのに、公園に毎日通うこともなく、たまに行っても、そこで友達ができることもなく、地味に毎日子供2人とブラブラしていました。

当時のボンズは、ヤンチャ盛りで、とにかくじっとしていなくて、外に連れて行くと、あっというまにどっかに消えそうになるボンズを追いかけるのが大変だったなあ・・・それが、多動、という症状だったのだけど。
多動というのは、普通の元気な男の子の落ち着きの無いのとは明らかに違う。
目的もなくただ走り回って、自分が遠くに来てしまったことも理解できない。
でも、二歳って、普通の子でもそうでしょう?
だから、ボンもわからなかったのです。
だけど、他のお母さんたちが、子供を目の端に置きながら、子供の近くで親同士でお喋りしているのと比べると、ボンはボンズから一瞬たりとも目が離せないから・・・本当にすぐにいなくなるから、そういうお喋りの輪には入れませんでした。
ボンズのことをず~~~っと追いかけていました。

その頃に、住んでいたところの管轄の保健所に一歳半健診の経過観察で行っていたんですが、ある日、発達相談の専門の方に言われました。

『この子は、将来言葉でのコミュニケーションをとるのが難しいお子さんかもしれません』

ボンズが遊ぶ様子を観察しながらおっしゃいました。
そのころのボンズは、二歳になっても一言も言葉は出なくて、ボンはといえば、おきまりの、男の子だから言葉が遅いのね・・・落ち着きがないのも、男の子だからじゃないの?って思っていたんで、正直びっくり。
でも、ボンズは指差しもしなかったし、欲しいものをとる時に、ボンの手をクレーンみたいに操作して、それをとろうとする、クレーン現象があって、発達障害の疑いがあったんですね。

でも、ボンはびっくりしたけど、ボンズがその時から違う子に変身してしまったわけでもなくて、それまでと同じボンズだし・・・と思って、そんなに落ち込みませんでした。





あれから10年以上経ったのねえ~~。
ボンズはもう中1で、体は高校生並みに大きい。
言葉でのコミュニケーションができない、言葉が出ないのかとずいぶん大きくなるまで思っていたけど、就学ちょっと前から少しづつ言葉が出だして、今では殆んど単語だけの会話とはいえども、ボンと会話しています。

すごい!!
この子とは、喋れないって思ったときもあったのに、今じゃちょっと黙っててくれないかい?っていうくらい、うるさく話しかけてくるし、学校の授業でやったことも、たどたどしく、簡単にだけど、ボンに報告してくれることもある。

同じことばかり繰り返して言うから、あ~~~~もうしつこい!!って思って、適当に返事をしているボンです。あんなに言葉が出てくれないかな~って願っていたのに、親って勝手だよね~。

自分のことも自分でできるようになるんだろうか?って心配したけど、学校に行く支度から、着替えの用意、片付け、洗濯物を畳んでしまったり、お風呂にも自分ひとりで入れるようになった。

なんだか、ここまで来たのがウソみたいだなあ~。

新しいことにも、どんどん意欲的に取り組むボンズは、先生にも信頼されてます。

学校でも、自分のやるべきことはちゃんとやっているようです。







学校といえば、先週から今週にかけて、ボンズはなんだかお疲れみたいです。
金曜日のプールの時くらいからかな・・・・帰ってくると、夕方眠ってしまいます。
昨日は、4時には帰宅して、早めにお風呂に入ったんですが、5時ころから一時間くらい、爆睡・・・・。
晩ご飯の時間に『ご飯、食べる?』ときくと、目をつぶったまま『食べる!!』(笑)
そして、むっくり起きてきて、しっかり最後まで食べたのでした。

でも、やっぱり眠いのか、8時を待たずに自分で歯磨きとトイレして、また寝ちゃいました。

こんなに寝るくらいに疲れているんだねえ・・・・大きな体をもてあましているのかな。
朝は、元気で6時から『ごはん!』って言ってるんだよね。
もうちょっと体力がつくといいんだけどな~~~。