午前中はそろそろヒメシジミが発生しているかと思い、H地区を訪ねた。
案の定、もう交尾体も見られた。ヒメシジミはいつも斑紋に興味をもって見てきた。
そうひどい個体は見なかったが、メスは結構変化があるから面白い。
でも、やはりヒメシジミもひところに比べると少なくなった。食草は確かヨモギ、イタドリ、アザミ類で、どこにでもいそうだが、そうはいかない。
同族のミヤマシジミはもう何年もあっていない。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種となっている。
♂
♀ ♂
♀
斑紋異常A 斑紋異常B
♀
めっきり減った ツバメシジミ
ヤマキマダラヒカゲ
昼からは、アマゴイルリトンボを見に行った。ここ数日間で結構数が増えた。
産卵風景を撮るが、アシの生える水際なので撮りにくい。連結するオスが直立し、さかんに産卵するメスの両方にピントを合わせるのが難しい。
アマゴイルリトンボ
♂ アップ
ツチガエル
帰りに、F地点のため池に寄った。数日前までは池の端を巡回しするオオトラフトンボを撮っていたが、今日は見えなかった。代わって、より大きな地味な感じのトンボ、オオヤマトンボの♂が飛んでいた。大型で、エゾトンボの仲間だがあまり金属色は目立たない。
ホバリングをして何とか撮れるサラサトンボや、オオルリボシヤンマとも違い、巡回中の飛翔の撮影はとても難しい。
オオヤマトンボ
ヤマ サラサヤンマ
オゼイトトンボ
いつも水辺で獲物を狙う
頭を垂れるオニアザミ
?ハムシ ?カミキリ
いよいよ夏だ、また虫たちの不思議に会えるだろう。
ヒメシジミ、オゼイトトンボ、サラサヤンマ、オオヤマトンボetc. 御地にも本格的な昆虫の活動が感じられますね。
私は、6月から湯の丸高原の自然観察ガイドをしています。
小中学生のガイドは楽しいです。
ところで、メールしましたのでご覧下さい。
こちらも小学生と自然の中で遊ぶ 「森で遊ぼう」に参加し、今日はその準備で山へ行ってきました。
今月は2回目で、テーマは「野鳥観察とちまき作り」、小生は第4回の8月に「昆虫ウオッチング」のプロデューサーを勤めます。
自然に触れながら、最終的には子どもたちに自然保護の思想を抱いて欲しいと願って続けています。