きょうの寒さはこの冬一番ではないだろうか。終日零下、真冬日だった。
今朝は放射冷却だろう、厳しい寒さだった。朝方久々に雲の取れた磐梯山を仰いだが、
じきに中腹から上が雲に覆われてしまった。夕方見ると、雲が切れ夕日に輝いていた。
朝
夕
昼前に、湯川村にかつての同僚を見舞った。5,6年ぶりの再会、私と同じ病気で手術、療養中だった。互いの近況を話し合い、話題は病状に移ったが、同病相憐れむでなく励まし合ってお暇した。今回も、彼の力作、先日発刊の著書『徳一と法相唯識』をいただいた。
【拙ブログ『徳一と法相唯識』(2011-12-22) http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a1abfc41a1f21cc1872846c66703b126 】
彼のその後の活躍の様子を伺い、我が平々凡々とした日々をあらためて思った。
帰路、近くの勝常寺にお参りした。今年の恵方は北北西、湯川の勝常寺がいいと思っていた。そういえば、数年前にも初詣に行った覚えがあって、ブログを調べると確かに2007年正月に初詣に行っていた。 よく分からないが、5年前と同じ恵方と同じことになる。
【拙ブログ「年越し 初詣」(2007-01-01 ) http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a1abfc41a1f21cc1872846c66703b126 】
勝常寺の創建は807年に、名僧・徳一上人によって開山された。創建当時は七堂伽藍を備え隆盛時には12の坊舎と百余の末寺をもつ大寺院であったという。
勝常寺薬師堂
久々に、本堂の脇の「土井晩翠ウォーナー碑」に土井晩翠の詩を読んだ。
一千余年閲(けみ)したる
仏像の数十三を
伝へ来りし勝常寺
尊き国の宝なり
秋のけしきの深みゆく
会津郊外勝常寺
仏縁ありて詣できて
十三像を拝みぬ
帰りに園芸店に寄って、春らしいサクラソウや大きなシクラメン、ミニシクラメン、ミニバラの鉢などを求めた。玄関は一足早く春の花に華やいだ。
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