ときどき訪問している志な乃さんのブログ「東しなの日記」*に「浅間山の写真」を懐かしく拝見している。 先日、学生時代に描いた油絵の浅間山を志な乃さんへのコメントに貼付した。 その絵を見ながら、浅間の雄姿を前にした40年前の、多感な青春時代がかすかに浮かんできた。拙い絵だが、これが精一杯の感動表現だったのだろう。
また、当時の浅間のスケッチの裏には、鉛筆の走り書きで、
「絵の具を溶くに水なし、
畑の吹きだまりの輝ける残雪に吐息す。
雪水に溶けた絵の具は丁度氷ミルクの如し。
爽やかな寒中、大自然に抱かれしばし佇む。
今、ひとりぼっちで自然と対話する喜びがこみ上げる。
おまえは何をしてきたのだ。・・・・・・・
山々の雄姿が呼びかける。」 とある。
信州での絵は浅間の他に、上田からの夏の烏帽子岳、安曇野からの常念岳などが部屋に飾ってある。 いま思い出すと、それらの感懐が切ないほどに心を打つ。
己が名を ほのかに呼びて 涙せし
十四の春に かえるすべなし 啄木
*http://www17.ocn.ne.jp/~karuiza8/
(参)拙ブログ ・CATEGORY スケッチ ・3/4「私のスケッチ(磐梯を描く)」など
また、当時の浅間のスケッチの裏には、鉛筆の走り書きで、
「絵の具を溶くに水なし、
畑の吹きだまりの輝ける残雪に吐息す。
雪水に溶けた絵の具は丁度氷ミルクの如し。
爽やかな寒中、大自然に抱かれしばし佇む。
今、ひとりぼっちで自然と対話する喜びがこみ上げる。
おまえは何をしてきたのだ。・・・・・・・
山々の雄姿が呼びかける。」 とある。
信州での絵は浅間の他に、上田からの夏の烏帽子岳、安曇野からの常念岳などが部屋に飾ってある。 いま思い出すと、それらの感懐が切ないほどに心を打つ。
己が名を ほのかに呼びて 涙せし
十四の春に かえるすべなし 啄木
*http://www17.ocn.ne.jp/~karuiza8/
(参)拙ブログ ・CATEGORY スケッチ ・3/4「私のスケッチ(磐梯を描く)」など
もうエッセイをお書きくださったのですね。
失礼ながら感想を書かせていただきます。
ご自分の人生を信じて、真直ぐに、堂々と
生きてこられた方・・・と感じます。
若かりし頃から、今のご自分に届いた
手紙のようですね。
このような形でメッセージを
残していらっしゃるなんて、素敵なことですね。
何の取り柄もない雑な人間です。迷いながら、苦しみながら生きています。一度の人生、生かされてある人生だから。常に、今を生きる道元に学びつつ。