今日は町の行事「花いっぱい・美化運動」 子ども達と血液センター道路にツルフジバカマを植えた。
ヒメシロチョウの食草だ。数年後にヒメシロチョウの舞う町にしたい。
行事が一段落してから、会館へ戻り1時間、虫の話しをした。
ねらいは、「身近な自然や生きものを観察して、自然に関心を持つ子ども達を育てたい」思いだった。
工夫したが、、机に向かい先生の話しを聞く学校レベルだった。
小学生低学年だ。現物のない話しは難しい。1時間は長く限界だった。
久々に標本箱を整理し、1箱を持参した。
また、ケースに小分けしたヤゴと、セミの抜け殻、何枚もの多数の写真も。
パワーポイント編集写真をテレビで見せた。
話したいことが、あちこち飛んで、難しい話しとなってしまった。
空きが出てきた子ども達より、親御さんへ話すようになってしまったようだ。
また、自然の素晴らしさは自然の中でなければ感じられないのではないだろうか。
改めて、藤村の3智の、「体験によって得る智」を大切にしたい。
今後も観察から始める基本から、「自然」に関心を持たせたい。
今朝、きのう発見の蛹がクロヒカゲであることが分かり、昨日のブログを訂正した。
思い込みの成せる失敗だ。
朝、鉢に水をくれていた。オキザリスの蛹の近くに地を這う黒いガのようなものが動いた。
横に生える枝を伝って枝先に止まった。
羽化したばかりのクロヒカゲで黒い羽根が波打ちながら風にゆられていた。
美しいと思った。
風に揺れる羽化直後のクロヒカゲ
クロヒカゲの幼虫はイネ科植物のササ類で、越冬態は2~4齢幼虫。
とすると、春になり蛹化したことになる。
真実は分からないが.蛹化までどう過ごしていたのだろうか。
近くにササ類はあり、春に蛹化して、見つかったオキザリスの鉢へたどり着いたのだろう。
疑問は残るが、まあいいか。誕生を祝おう。
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