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エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

卒業は始まり 意欲ある日々を

2006-03-01 | 日々の生活
 卒業
今日3/1は県立高校の卒業式、昨年まで教職にあって、毎年卒業生に述べてきたことを思い出す。
でも、もう教壇から話をすることはない。
   ①生涯が学びだ ②意欲ある人生を ③つかの間の青春 

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卒業生諸君へ! 
 高校卒業おめでとう。君たちは今学業を終え、大いなる希望と少しの不安を抱きつつ社会へ巣立とうとしている。 しかし、実は卒業は始まりであって、終わりではないのだ。
 江戸時代の儒学者佐藤一斎は、
「少にして学べば則ち壮にして為すことあり/ 壮にして学べば則ち老いて衰えず / 老いて学べば則ち死して朽ちず 」と、生涯が人として生きるための学びであると諭している。
 また、君たちの人生が、目標に向かって意欲的に歩む「どうする人生」であってほしいと願う。
 目標も計画もない、どうなるかわからない「どうなる人生」は不安だからだ。
 青春はつかの間に過ぎてしまう。どうか、心して意欲ある日々を送って欲しい。
 「時よ止まれ/ 君は美しい/ そして美しいときはいつもすぐに過ぎて行く」
 「若き命も過ぎぬ間に/ 楽しき春は老いやすし/ 誰が身に持てる宝ぞや/ 君紅のかほばせは」
 これらはかつて教職にありて、いつも卒業の門出に、前途に幸多かれと祈りながら生徒に贈ったことばである。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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どうする人生ですね。 (会津マッチャン)
2006-03-01 20:59:30
教職33年、語り続けて来たことです。

若者に言いながら、自分では意欲がなくなってきたとを感じています。人間万事塞翁が馬、明日が分からないからこそどうする人生でなければと思っています。ようやくいろいろできるまでに快復しました。焦らずに、穏やかにと言い聞かせています。

拙ブログ2/28の「千曲川」から生きる力をもらえたようです。







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どうする人生 (ittoku)
2006-03-01 18:49:10
 最近になって、やっと「自分の人生をどうしたいか」が、おぼろげながら見えてきたような気がします。進学、就職、結婚の各人生の分岐点でも、見えていなかったと思います。遅ればせながら、スタートラインに立ったかな?!

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