台風一過の晴天、9時過ぎに生息地へ様子を見に行った。市内での生息地はここだけだ。
9月始めに刈り取られた土手に、ツルフジバカマは結構成長していた。
刈り取り後、産卵の出来る成長までには約10日は欲しい。
背の低いカタバミはかられずきれいに花が咲き,ヤマトシジミが飛び交っていた。
奥の方の刈り残された「土手のオアシス」では、ジャノメチョウ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、シオカラトンボ、ミヤマアカネなど
全ての虫たちが集まっている。白いチョウは,ほとんどモンシロチョウ、モンキチョウ♀で、弱々しい飛び方のヒメシロチョウはいなかった。
先日、4~5頭を見て安堵したが、今日はツルフジバカマの花を弱々しく舞い吸蜜するヒメシロチョウ♂が1頭のみ。
また、絶滅の文字が浮かんだ。
昨年秋は、何度も来たが1頭も確認出来ず,この春は本当に心配だった。
4/13に初見したが、個体数は春、夏型共に僅かだった。
刈り取り方を再検討したい。
シオカラトンボ♀
ナツアカネ アジアイトトンボ
ゴイシシジミ