エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシロチョウ やはり心配

2019-09-10 | 環境問題

台風一過の晴天、9時過ぎに生息地へ様子を見に行った。市内での生息地はここだけだ。

9月始めに刈り取られた土手に、ツルフジバカマは結構成長していた。

刈り取り後、産卵の出来る成長までには約10日は欲しい。

背の低いカタバミはかられずきれいに花が咲き,ヤマトシジミが飛び交っていた。

奥の方の刈り残された「土手のオアシス」では、ジャノメチョウ、ツバメシジミ、ウラナミシジミ、シオカラトンボ、ミヤマアカネなど

全ての虫たちが集まっている。白いチョウは,ほとんどモンシロチョウ、モンキチョウ♀で、弱々しい飛び方のヒメシロチョウはいなかった。

先日、4~5頭を見て安堵したが、今日はツルフジバカマの花を弱々しく舞い吸蜜するヒメシロチョウ♂が1頭のみ。

また、絶滅の文字が浮かんだ。

昨年秋は、何度も来たが1頭も確認出来ず,この春は本当に心配だった。

4/13に初見したが、個体数は春、夏型共に僅かだった。

刈り取り方を再検討したい。

  

  シオカラトンボ♀

ナツアカネ アジアイトトンボ

 ゴイシシジミ  


ヒメシロチョウ乱舞

2019-09-10 | Weblog

1週間ほど前に数頭の3化個体を確認したヒメシロチョウ、台風の来る前にと生息地を訪ねた。

ツルフジバカマによく似合い乱舞状態、もう産卵を繰り返していた。

 

  

   

  

若松市内の絶滅が心配されているが、この地区のヒメシロチョウは安心な状況だ。

局所的だが産卵が始まったので、また地区の小学生に話をしようと計画している。

もう5年目になるか、生息地域の子ども達に知らせ、保護を訴えることが一番の早道と思っている。