みのろうの釣り雑記

東京湾を中心とした釣り雑記です。
マゴチ、シロギス、スミイカ、アジ、アナゴ、カワハギ、カレイ、ハゼ、シーバス 等

2023 ZERO-TEN CUP ~カワハギ釣り大会~

2023-12-04 23:06:48 | 釣行記(カワハギ)
日  付:2023年12月3日(日)
船  宿:久比里巳之助丸
実  釣:8:00~14:30
天  候:晴れ、北風2~4mのち南西風8~12m
座  席:左舷ミヨシ(乗船20人)
釣  果:カワハギ17枚(竿頭は26枚)
タックル:金剛激かわはぎ180TZ 乗先調子、ベイゲーム151DH、PE1.0号
     極鋭カワハギEX AGS ZERO、ベイゲーム151DH、PE1.0号
仕  掛:オモリ30号、3本針仕掛け、ダイワスピード7.0号、がまかつ速攻4号



昨日はスペシャル企画のカワハギ大会、「2023 ZERO-TEN CUP」に参加させていただきました!

この大会は、カワハギ釣りを愛する有志の幹事の皆様が、
・カワハギ釣りの競技性をより楽しめる大会に出たい
・もっともっとカワハギ釣りには可能性がある
・長くカワハギ釣りを楽しむために、稚魚放流の必要性を感じている(大会費から稚魚放流出来ないか?)
という趣旨から、新しい大会の形として企画されたものです。

今年は試行年ということで、参加者全部で60名(20名×3日程)、幹事の皆様のお知り合いの方のみ招待する形式となり、私もX(旧Twitter)で相互フォローのMAROさんからお誘いいただき、参加させていただく運びに(^^)



朝の受付の様子
(当日いらっしゃった幹事はバリさん、MAROさん、きゃりーさん、コテツさん、2ださん、良乃介さん)



出船前の開会式&ルール説明
(撮影:船上カメラマン、コテツさんより、以下、多く写真いただきありがとうございます!)

ええと、予選ということですが、すでに決勝並みに濃ゆい方々だらけで、ほとんどカワハギ釣りの各種メディア、船宿釣果情報、SNS等でお見掛けしている方ばかり!!

そして、この大会はルールが凄い。
普通の大会は、数なり型なりを一つの船で競うので、どうしても釣り座の優劣(くじ運)の要素が大きくなりますが、この大会は戦う相手は常に隣の人なので、極限まで釣り座の影響を抑えて競い合うのです。

具体的には、
・最初の2時間(予選1回目)は隣の人と戦い、尾数多く釣った人が予選通過
⇒乗船20人のうち、10人が予選通過

・釣り座移動後、次の2時間(予選2回目)も隣の人と戦い、尾数を多く釣った人が予選通過
⇒予選1回目通過の10人のうち、5人が予選通過
といった具合です。


(大会ルール資料より)

※ちなみに、対戦相手と同数の場合は「延長時間」で勝負を競うというルールが予定されていましたが、当日は昼から南西強風の予定だったので、延長時間は無しとして同数の場合は「早掛け者」が予選通過というルールになりました。

~~~~~~~~~

さて、ルール説明&写真撮影後、乗合船と同じ7:30に出船、一路最近の主戦場の竹岡沖を目指します。


ちなみに私の釣り座は左ミヨシ
(振り返ると、今回最も良い席の一つだったなぁと思います)


そしてお隣、私の予選1回目の対戦相手、左ミヨシ2番はYouTube「ぼすけチャンネル」でおなじみのぼすけさん!

そのさらにお隣ミヨシ3番にはがまかつ浦安大会優勝のO下隊長です!

ヤヴァイ、どう頑張ってもあれな感じですが、この大会に出るときから覚悟はしていたことなので、とにかく自分にできることをするのみです!!(;`O´)o/


【予選第1回】
さて、竹岡沖に到着した本船は、幹事のバリさんの号令で8時競技開始!
大会はいつ出てもこのワクワク感が溜まりません。。。鼻息荒くスタート!!

私はいつもの中オモリゆさゆさ作戦で、とりあえず最近の釣果情報などから活性低めを想定しながら誘ってみます。
この時間は上潮かなと思いましたが、それほど明確な潮も感じず早くも潮止まりの様相。
となれば中オモリの誘いは非常にしやすくて、錘を揺すっている最中に「カカカ」っと分かりやすいアタリが来てヒット!


な~んと開始5分で良型の1枚目

とりあえず型が見れて一安心するとともに、この1匹が早掛けアドバンテージでもあるので、大きな1匹ですね。
船中でもパラパラ型が見れるシーンがあり、私にもすぐに2枚目が釣れて、これは良いかも!?!?

っと思いますがそこは現在の竹岡沖、モーニングサービスの後はパターンにハマることもなく食いは浅く、餌を取られるシーンはあるのですが掛かりません。。。
でもツルテン案件も発生。。。


明らかにチャンスタイムな流しもあったのですが、1時間経過で4枚

決して悪くないペースなのですが、波に乗りきれてません。。。
そんな中、圧巻だったのがミヨシ3番のO下隊長で、いつもの船下中心の宙の釣りで、皆さん沈黙している状態でも着実に1枚、また1枚とかけていきます。

それで、(後から聞いたところO下さんの釣りからヒントを得たそうで、)ぼすけさんがここから猛チャージ。
前半は私の方が釣っていたのですが、連チャンも含めて次々とカワハギをヒットさせて、あっという間に5対5になった、、、と思ったらすぐに1枚釣って抜かれます(>_<)


私もすぐに釣って6対6になった!っと思ったら残り時間あと30分というタイミングで、ぼすけさんがさらに
そこから3匹追加、残り15分を切って3枚差の大ピンチ。


この間、私もアタリありましたが、焦って早合わせ気味なのか巻いてる途中で2回もバラシ(゚д゚)

精神的にはかなりキツイものがありましたが、カワハギがすぐそこにいるのは確か。
そして私は最後まで諦めない男w

集中して釣っていると1枚追加の9対7。

直ぐに打ち返してみるとなんと再び当たって9対8、1枚差まで追い上げます。
同数の場合早掛け者が勝つルールなので、実質あと1枚釣れて同数なら予選通過できる。。。


そして予選終了の2分前、海の神様が微笑んでくれたとしか思えないのですが、無心で釣っていたところ9枚目がヒット。

正直この1枚を釣った後は手が震えました・・・アサリがうまくつけられません!汗
そして打ち返して釣っていたところで10時、予選1回目の終了合図。



結果は、ぼすけさん9、みのろう9

早掛けルールにより、みのろう、奇跡的に予選通過!


ミヨシで見守ってくださっていた幹事の皆さんからも、「熱戦でしたね!」っとお声がけいただきました


~~~~~~
さて、予選1回目を終えたところで席替え。
予選を勝ち抜いた人達が船の前半分に移動して予選2回目に臨みます。


ちなみに、私の予選2回目の対戦相手はO下隊長ヽ(゚∀゚)ノ

予選1回目で船中の最多尾数12枚、ダントツ圧巻の釣果のお方がお隣に。。。
O下隊長とは2週間前に巳之助丸でも偶然お隣で釣りさせていただくこととなり、その際は隊長33枚、私は20枚ですから、まともにやったら絶対勝てない相手。笑

でも、こうなれば胸を借りるつもりで、やれるだけ頑張りますよ!!(;`O´)o/


【予選2回目】

さて、釣り座を移動して皆さんの準備が整った10:20、第2回目の開始合図です!!
(2回目は12時半まで)

私は予選1回目の最後に手が合ったので、同じ釣り方で臨みますが・・・
潮が変わったのか、カワハギの活性が一段落ちた感じで、イマイチ気配を感じることができません。

そうこうしているうちにO下隊長が1枚目をゲッツ、早掛けアドバンテージはO下隊長の手に。

この時間ぐらいから、風がそよそよ吹き始めて、船向きが北~北西~西へ。
っと思ったら11時ぐらいから南西風がビュー!!


沖からうねりも入って来てかなり釣りにくい状況に


まあ、元々風が吹く予報ではあったので想定の範囲内

むしろ、この風とウネリでO下さんの宙の釣りが封印されれば、私の追い風になるかもしれない、な~んて考えていたくらいで・・・
(私の釣りは基本オモリべた着けの中オモリゆさゆさで、O下隊長のように緻密ではなくアバウトなので、時化には対応しやすいかな?なんて考えていたのです)

事実、時化てから私はポツンポツンと拾って、一時O下隊長と3対3で並び・・・
ワンチャンあるかも!?

っと集中してやっていたのですが、考えが甘かった。笑


O下隊長、時化でもなんでも釣るんです(゜Д゜;)

風が吹いてからは、船中でもほとんど顔が見れない時間が続いてかなり厳しい状況だったのですが、そんな中でも隊長はカワハギの気配を察知してポツン、ポツンと拾っていきます。


私も時化の時間に1枚追加しますが・・・


終了間際、O下隊長はダメ押しの6枚目

12時半、予選2回目終了合図。


O下隊長6枚、みのろう4枚

ZERO-TEN CUP予選通過はO下隊長の手に。。。

~~~~~~~~

と、ここで幹事のバリさんからアナウンスがあり、風もかなり吹いているので、風影となる久里浜に一時避難して、そこで集計&成績発表を行うとのこと。
絶対に潮かぶるのが分かっていたのでキャビンに避難してドンブラと久里浜まで移動。。。

そして、久里浜沖で集計、発表された予選通過の5名の皆様に、栄えあるZERO-TEN CUP決勝の招待券が配られました◎



5名の皆様おめでとうございます!


【お楽しみカワハギお勉強会(?)の部】
さて、この流れはこのまま終わりかな?っと思っていましたが、沖上がりの14:30まで風影となる鴨井沖で釣りするそうで!


鴨井沖で釣り再開

実は、竹岡~久里浜への移動の最中、キャビンの中で若干酔った感じがあり、しかも大会の時間に集中力をすべて使い切ってしまった私ww
でもせっかくの名手の皆さんと釣りする機会なので、休むという選択肢はなく竿を手に取ります。笑

それで、この鴨井がまた魚がいて!
竹岡でのラストの時間が嘘のようにアタリが出て、船中ポンポン魚が上がります。

釣座も皆さん好きに交換しながら、思い思いの釣りを展開。
この時間圧巻だったのが両ミヨシに入ったMさんTさんの釣りで、半分遊びのような感じだったかもしれませんが、左ミヨシに入ったTさんはパターン見つけて連発に次ぐ連発。
右ミヨシのMさんもな~んとこの時間に12枚も釣ったとか。

予選1回目も2回目もトップ尾数で完全勝利モードのO下隊長はと言えば、Kさんに竿を貸して、宙の釣りをレクチャーしたりと、船中技術交換会のような様相も。
(私も少しO下隊長に教えていただけて・・・ありがとうございます!)

酔ってさえいなければこの時間もうちょい楽しめたかもと、アネロン飲まなかったことを少し後悔。笑
そんなこんなで定刻の14:30まで釣りをして、沖上がり。


おまけですが、私の最終釣果は鴨井で4枚追加の計17枚

~~~~~~~~

というわけで、最後まで内容の濃かったこの大会企画。
出場させていただいた感想は、、、とにかく楽しかったです!

開催のときにバリさんがおっしゃっていましたが、各種のカワハギ大会、人気なだけに抽選に当たらず大会に参加できなかったことも、大会を企画するきっかけになったそうで。
(すなわち、釣技を向上するための目標になる大会の場を作りたいと。)

実は私も、今年のがまかつの大会など申し込んで抽選落ちしてしまっていたので、この企画は非常にうれしいものでした。
しかも、ばりばりカワハギ最前線の猛者の釣りを間近で見られるとは、ありがたいことこの上ないです!

改めて、企画運営いただいた幹事の皆様に感謝申し上げます。


左から幹事のきゃりーさん、バリさん、2ださん、MAROさん


左から幹事のきゃりーさん、バリさん、コテツさん、2ださん
(今回は幹事兼出場者のため写っていませんが、良乃介さんもありがとうございました)


そして、参加で同船の皆様も大変お世話になり、ありがとうございました。

また乗合船等でお会いした際には、よろしくお願いします!




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