『安倍総理の”誤算”が「一大勢力」誕生へ』…明日のテレ朝ワイドの見出し。マスメディアの焦点はずしはここまでくると犯罪的。安全保障、隣国の脅威を見て見ぬふりをして、「小池劇場」に狂騒する、この愚かさ。
小池都知事の築地・豊洲問題を批判した、有本香著『「小池劇場」が日本を滅ぼす』は、小池百合子という政治家の本性を鋭く突いている。
安倍首相の衆院解散を「大義なき解散」「モリカケはどうした」と騒ぎ立てるマスメディアは、またぞろ小池百合子に”寄り添い”、「ワイドショー政治」に肩を持つ。
TVワイドショーは、「小池劇場」の太鼓持ち。その中で、木村太郎だけが「政権選択などよりも、安全保障、北朝鮮の脅威が問題。これを見て見ぬふりをすると、後で臍を噛む」と苦言。最重要課題をスルーするというこの国民性、何かのトラウマなのか。
有本香の本の帯には「”パフォーマンスの女王”小池百合子と日本は心中するのか?」と書かれている。都議選のときは、何と大袈裟な表現なのかと思ったが、今となっては現実感を否めない。
このままでは、レミングの集団自殺を連想させる政治状況になりかねないのだが…。
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