舛添要一の放言が止まらない。
国民年金保険料の着服問題に関連して、次のような発言をしたと報じられた。
「小人の戯れ言に付き合う暇ない」市長からの抗議文に舛添厚労相 (産経10/2)
舛添要一厚生労働相は2日の記者会見で、年金保険料の横領・着服問題をめぐる舛氏の「市町村は信用ならない」との発言に対し、一部の市長が抗議していることについて、「私に対して言うよりも、不正を働いたところの首長に言いなさいということだ。小人のざれ言に付き合う暇があったら、もっと大事なことをやらなければいけない」と反論した。
舛添氏は9月29日に都内で記者団に対し「銀行は信用できるが、社会保険庁は信用ならない。市町村はもっと信用ならない」などと語った。これに対し、鳥取県倉吉市の長谷川稔市長や東京都武蔵野市の邑上守正市長が、不用意な発言が年金行政全体の不信感をさらに招きかねないなどとして、厚労相に抗議していた。
今朝のTVインタビューでは、さらに追い打ちをかけるように「バカ市長と言ってもよかったのだが、”小人”(しょうじん)という言葉にとどめたのだ。これは教養の問題だ」などと発言していた。
「バカ殿」「バカ大臣」など、舛添の暴言は数多いが、今回の発言は大臣になってからのもの。以前の発言とは重みが違うはずだ。自分は天下の秀才、周りはみんなバカというのが彼の本音だろうが、もういい加減にしたらどうなのか。
「ネズミ男」がだんだんと「天才バカボン」に見えてくるではないか。
いくつかの週刊誌が、彼の女性問題や母親の介護を巡る親族との確執を既に報じている。ほころびは次第に大きくなっているのだ。舛添のパフォーマンスに期待する向きもあるが、彼の本性を知ったら、とてもそんな気にはなれないだろうね。