グーグルが自主規制を解除して、天安門事件など中国政府にとって都合の悪い事実を掲載したという。
早速、アクセスしてみた。戦車によってひきつぶされた無惨な死体、さらしものになった焼き殺された死体など、蛮行の数々が映し出されている。
この20年、中国は著しい経済成長によって”超大国”の仲間入りを果たした。対日関係では、靖国などの”歴史カード”を使って、数々の恫喝を行ってきた。
その成果なのだろうか、中国の”反日”史観を代弁したかのような番組をNHKが制作した。「Japanデビュー アジアの”一等国”」がそれだ。
だが、グーグルを検索してみて、ある中国人のブログ※がNHK報道を根拠に体制批判をしていることを知った。NHK「激流中国」がその番組で、中国の抱える矛盾や社会問題を採り上げ話題になった。中国当局はこの番組に激怒したと伝えられている。
今回のグーグルの一件は、マスメディアが果たすべき使命というものを考えさせられる。