イオンは、「アルバイト・パート」従業員の賃金を７％アップに！・・・スーパー業界、賃金ピラミッドの「ボトム層の人たちの賃上げ」に繋がるか！。

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イオン、パート４０万人の時給７％引き上げへ…正社員の賃上げも検討

2023/12/31 22:00

　イオンが、２０２４年春に傘下の総合スーパーやドラッグストアなどのパート従業員約４０万人の時給を平均７％引き上げる方針を固めたことが、わかった。

２３年も同水準の引き上げを実施しており、高い伸びの賃上げ率を維持することで非正規雇用の従業員の処遇改善につなげる。

　傘下の約１５０社が対象となる。現在のパート従業員の平均時給は１０７０円で、引き上げ額は７５円程度となる予定だ。

　正社員についても、イオンは賃上げを検討する。

２３年には基本給を底上げするベースアップ（ベア）を含めて４・８５％の賃上げを実施しており、２４年はそれを上回る水準にする方針だ。

正社員とパート従業員の賃上げは今後、傘下の各社の労使交渉で詳細を協議する。

グループの人件費は合計で約６００億円増額となる見込みだ。

　小売り大手のイオンが賃上げの方針を示したことで、同様の動きは他の小売り事業者にも広がる可能性がある。


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