政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

チベット人権問題関連のここ数日の動き その2

2008年03月18日 06時18分50秒 | 政治・自衛隊
記事入力 : 2008/03/17 09:58:18
チベット暴動:ラサ市内、まるで幽霊都市(上)
商店は閉店、ネットも遮断

 チベットの精神的指導者ダライ・ラマは16日、中国のチベット自治区で起きた暴動について、「文化的虐殺が起きている。中国は平和を維持するふりをして恐怖政治を行っている」と国際社会に訴えた。19年ぶりに起きた大規模な独立運動が中国の公権力投入で徹底的に弾圧されたことに対する不満だった。

 チベット自治区の中心ラサで14日に本格化した大規模な反政府暴動は、15日に甘粛省、16日には四川省などチベットに隣接する中国西部各地に飛び火した。ただ、中国政府が大衆動員し総力で闘う「人民戦争」を宣言して鎮圧に当たった結果、暴動の規模は縮小した。

◆市内は完全封鎖

 香港紙明紙によると、中国政府が断固として暴動を鎮圧している様子は目撃者の証言で伝えられている。デンマークからの女性観光客(58)は、「ラサは完全に封鎖されており、見掛けるのは兵士だけだ。都心には誰もおらず、寺に向かうことはできない。幽霊都市のようだった」と話した。道路には装甲車や戦車に乗った兵士が展開しており、電力供給が途絶え、インターネットも完全に遮断された状態だ。

 現地にいる韓国人は16日、本紙の電話取材に対し、「市民が外に出られずにいる。政府機関、学校、商店、会社などはすべて閉まっている」と話した。ラサを出発して、成都空港に到着したある日本人観光客は「15日午後にラサのホテルに到着するや否や外出が禁止され、ずっとホテルに閉じ込められていた」と話した。

 独立デモや暴動が起きたポタラ宮殿、ジョカン寺、ラモチェ寺などの周辺には兵力が集中配置され、外国人観光客だけでなく、ラサ市民も近づけない状況で、物々しい雰囲気が漂っている。

成都(中国四川省)=李明振(イ・ミョンジン)特派員

李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS

http://www.chosunonline.com/article/20080317000024



記事入力 : 2008/03/17 09:59:13
チベット暴動:ラサ市内、まるで幽霊都市(下)
商店は閉店、ネットも遮断

◆「数十人死亡」の情報も

 米自由アジア放送(RFA)が目撃者の話として伝えたところによると、公安当局はチベットの旗を掲げてデモを行っていた住民らに銃撃を加え、15日昼に少なくとも二人が死亡したという。一部の目撃者は、15日午後にラサ市の繁華街北京路で死者の遺体を車両に収容するところを見たと話した。

 先週ラサに入った訪問客によると、既に11日からポタラ宮殿などの訪問が制限されており、12日にはラサの寺院で僧侶400-500人が通りに出て独立デモを繰り広げようとしたところ、私服警官に集団暴行を受けたと話した。事件から1‐2分後には携帯電話がつながらなくなったという。現地住民は「ラサで数十人が死亡したといううわさが流れている」と話した。

◆外国人の現地入り禁止

 チベットに向かう観光客が経由する四川省成都市でも緊張感が漂っている。チベットを管轄する成都軍区の兵士らが成都市内からチベット方面に向かう道路で多数目撃されている。 成都に住む韓国人は「15日午前に多くの武装警察を乗せた大規模な車列が市内を離れた」と証言した。

 ラサに向かう航空便も運休が相次いでいる。15日には成都からラサに向かう7便のうち3便が運休したのに続き、16日にも北京から成都経由でラサに向かう便を除き全便が運航を取りやめた。

■人民戦争

 中国政府はチベットでの流血事態収拾に向けて宣言した「人民戦争」は一種の世論対策だ。チベット自治区の張慶黎・共産党委書記が開いた緊急拡大会議が発表した宣言文は「分裂に反対し、安定を守るための『人民戦争』を繰り広げる」としている。宣言は「世論の流れを性格に把握し、人民大衆が事実と真相を速やかに理解させ、敵対勢力の悪意に満ちた行動を摘発し、批判を加えるとともに、背後で操るダライ・ラマの勢力の真実の姿を世に明らかにする」としている。

成都(中国四川省)=李明振(イ・ミョンジン)特派員

李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS

http://www.chosunonline.com/article/20080317000025




中, チベットの秩序回復のため‘人民戦争’を宣言

国際社会 "中国の自制"を促す…中, 少数民族独立運動への飛火を憂慮
崔哲熙記者
[2008-03-17 11:51 ]

チベットの首都ラサで起こった分離独立デモと、中国政府の流血鎮圧をめぐる波紋が広まる中、中国政府がデモ勢力に対して‘人民戦争’を宣言した。

中国西蔵新聞が16日、西蔵自治区の党委員会が15日、張慶黎党書記の主宰で商務委員会の緊急拡大会議を開き、最近のデモの対策を議論した際、“西蔵(チベット)の秩序回復のための‘人民戦争’を宣言して、ダライラマの支援勢力に対する攻撃に乗り出すことにした”と報道した。

新聞は“西蔵自治区の首都ラサ(拉薩)で、14日僧侶と住民がチベット分離独立を要求して、中国の政府機関と商店、食堂に投石して火をつけ、この過程で住民10人が焼死した”と伝えた。

胡錦涛国家主席をはじめとする政治局常務委員9人が14日午後7時頃、全国人民政治協商会議(政協)の閉幕直後に緊急会議を開き、チベットのデモを収拾するための対策を議論して、北京に泊まっていた西藏自治区の張慶黎党書記を含めた主な幹部をラサ市に緊急派遣した後、収拾に乗り出すことになった。

西藏自治区の党委員会議には、朱維群共産党統一宣伝部副部長や張新楓公安部副部長をはじめとし、西藏自治区の高位指導者たちが大挙して参加した。

参席者は“10日以後、極少数の不法分子たちが連日紛糾して暴力と掠奪、放火をし、社会の混乱を醸成している”と述べ、“ダライラマ集団の醜悪さを百日天下にさらけだし、この勢力に強い反撃を加えて、徹底的に追放しなければならない”と強調した。

中国政府は今回の事態がともすれば56の少数民族の独立の動きの火種になると報告、党幹部と群衆組職を大挙動員したいわゆる‘人民戦争’で、この機会にダライラマ支援勢力を一挙に追放する可能性もある。

ダライラマはこの日、緊急記者会見を開き、“今回の事態は中国の長期支配の下で押さえつけられていた不満が自然に噴き出した結果”と言い、“チベットに対する暴圧的支配を今すぐ中断するように”と促した。チベット亡命政府は、“中国政府はこれまで10人死亡したと公式発表しているが、実際の死亡者は100人にのぼるだろう”と主張している。

一方、国際社会も今回の事態を懸念しており、強制鎮圧に乗り出した中国政府に自制を促している。

日本とオーストラリア、ドイツなども今回の事件が長期化することを憂慮し、中国政府とダライラマの直接対話を要求しており、亡命政府を受け入れたインドも困惑感を隠せず、対話を通じた解決を促した。

IOCのジャック・ロゲ委員長は事件の勃発直後に、“今回の事件がオリンピックのボイコット要求につながることには反対”すると述べ、“IOCは一貫して、政治問題と関連したオリンピックのボイコット要求を拒否してきた”と語った。

ロゲ委員長は一方で、流血事態が続き、中国政府の強硬な鎮圧過程でより多くの死亡者が出た場合、IOCがどのような立場をとるかについては言及を避けた。
http://www.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00600&num=2008


チベット騒乱 日本人旅行者ら70人、ラサを離れる
2008年03月17日12時15分
 中国チベット自治区ラサで起きた僧侶や市民の抗議行動で、騒乱が発生した直後から現在までに、旅行者を中心に70人余の日本人がラサを離れた。外務省海外邦人安全課のまとめでは、17日正午現在、ラサにとどまっている日本人は長期に滞在している人が4人、短期の旅行者が11人だという。日本人がけがをしたなどの情報は入っていないという。
 外務省はラサの治安悪化に伴い、15日に日本人の旅行予定者に対して渡航を延期するよう勧める注意情報を出した。これを受け、国内の旅行会社は旅行予定者にツアー中止の連絡を入れたり、新たな販売を中止したりする動きが相次いでいる。
 日通旅行(東京都)によると、団体客28人が8日から1週間の予定で滞在中だった。客の多くは学生で現地でボランティア体験などをしながら過ごしていた。大半は当初の予定どおり15日に青蔵鉄道で青海省西寧に向かったが、列車に乗れなかった一部の客は翌16日に飛行機で四川省成都に移動。同日夕には全員が上海で合流したという。
 「キャラバントラベル」(東京都)でも34人が予定を変更し、16日夕に成都に出た。西安を経て、18日に帰国する予定だという。
 ある大手旅行会社は「ラサ以外の中国旅行をキャンセルする動きは今のところ出ていないが、北京五輪を控えており、今後の動きが心配だ」と話している。

http://www.asahi.com/international/update/0317/TKY200803170086.html




チベット騒乱 中国、武力弾圧を否定「焼死など」と発表
2008年03月17日13時49分
 中国チベット自治区ラサの騒乱について、自治区のシャンパプンツォク主席が17日午前、騒乱後初の記者会見を開き、騒乱による死者が13人に上ったと述べた。いずれも暴徒による殺害や火事による焼死などで、治安部隊による犠牲者はなかったとし、武力弾圧の事実を全面否定した。
 同主席はデモ隊の制圧は武装警察と公安(警察)が行っており、軍は加わっていないと強調。「治安部隊は発砲しておらず、戦車など人を殺害する武器は一切使っていない」と述べた。重傷者6人を含む61人の警察官が負傷したという。
 新華社通信によると、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が中国政府を批判したことに対し、自治区高官は16日、「全くナンセンスな発言で、僧侶と住民は完全な信教の自由を享受している」と反論。ラサ市のドジェ・ツェジュグ市長も「分裂主義者の妨害さえなければ、チベットは歴史上最高の発展期にある」と述べた。政府機関や学校は17日から平常通りに再開するという。
 また、新華社は16日、事件後初めて「ダライ(・ラマ14世)集団の社会破壊活動は必ず失敗する」との論評を発表、「表面上はチベット独立を放棄したと言っているが、実際は分裂破壊活動をやめていない」と批判した。
 ダライ・ラマ14世が「北京五輪が開かれる08年は、チベット人にとって重要かつ最後のチャンスになる」「五輪期間中にデモ活動を行い、要求を訴えるべきだ」と発言していることを取り上げ、チベット問題と五輪を絡めていると指摘。暴力行為を先導しているのは間違いないと断じた。
 一方、インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターのウェブサイトによると、チベット人が多く住む四川省のアバ県での治安部隊との衝突による死者は計15人に達した。遺体は僧院に運び込まれ、20代半ばの元僧侶も含まれているという。
   ◇
 ■米、政策変更促す声明
 中国チベット自治区ラサでの僧侶や市民らによる抗議行動に端を発した治安部隊との衝突をめぐり、ライス米国務長官は15日、中国政府にチベット政策の方向性を変えることなどを促す緊急声明を出した。
 ライス長官は「宗教、文化、生活面で影響を与え、緊張を生んできたチベット分野での政策に取り組むよう中国政府に求める」とし、政策修正が必要との考えを示した。
 長官は中国政府に「平和的な意思表示を理由に拘束されている僧侶らを釈放するよう求める」とし、また「暴力が拡大の傾向にある」と懸念を表明。「暴力に訴えないよう双方に強く呼びかける」とチベット人側にも冷静な行動を呼びかけた。
   ◇
 ■「直接対話を」 独首相求める
 中国チベット自治区の騒乱をめぐり、メルケル独首相は15日、政府報道官を通じ「チベット問題を解決するには平和的な直接対話しかない」と、中国政府とダライ・ラマ14世との直接対話を呼びかけた。
 また、シュタインマイヤー独外相が16日、楊潔チー(ヤン・チエチー)外相と約1時間にわたり電話会談。「最大限の透明性を確保して、事態を収束させて欲しい」との見解を伝えた。

http://www.asahi.com/international/update/0317/TKY200803170145.html




中国警察、「電気ショック」で拷問!のようだ、、、。

チベット難民 ことし300人

インド北部、ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府は、中国当局の弾圧などを逃れてチベットを脱出する人はあとを絶たず、ことしに入ってダラムサラまでたどり着いた人だけで、すでに300人に上っていることを明らかにしました。

3月17日 19時29分

http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/18/k20080317000119.html


チベット難民 ことし300人

チベット亡命政府が運営するダラムサラの難民受け入れ施設によりますと、中国の国境を越えて、ダラムサラまでたどり着くチベットの人々は、去年1年間で2500人、ことしに入ってすでに300人に上っているということです。しかし、暴動が起きた自治区の中心都市ラサからダラムサラまでは、直線距離でも1400キロあり、国境には7000~8000メートル級のヒマラヤ山脈が横たわっているため、今回の暴動が起きて以来、ここにたどり着いた人はまだいないということです。また、最近は国境周辺での中国当局の取締りが厳しく、脱出することは難しいということです。施設に現在身を寄せる50人のうちの1人、タシ・プンシュクさんは、去年11月、チベットの解放を求めるデモに参加した際、中国の警察に逮捕されたということです。タシさんは当時の様子を「電気ショックによる拷問を7度も受け、何度も気を失った」と語り、解放されたあと、家族と別れて難民となり、2か月前にここに到着したということです。この施設のドルジ所長は「自治区の外からやってきた中国人が次々に土地を買いあさるなど、人々の生活は圧迫される一方だ」として、こうした問題が今回の暴動の背景にあると訴えました。

3月17日 19時29分

http://www3.nhk.or.jp/news/2008/03/18/d20080317000119.html



チベット亡命議会、騒乱での死者は「数百人」
2008年03月17日 21:31 発信地:ダラムサラ/インド

【3月17日 AFP】インド北部ダラムサラ(Dharamshala)を拠点とする亡命チベット代表者議会は17日、中国のチベット(Tibet)自治区で起きた騒乱について、ラサ(Lhasa)ほか自治区各地での死者は数百人に上るとの声明を発表した。

 声明で議会は、「10日以降ラサほかチベット各地で始まった大規模なデモは、数百人の死者を出す結果となった。中国政府による武力鎮圧は、国連(UN)や国際社会に問われるべき問題だ」として、真相解明に向けた国際的な調査の必要性を訴えた。死者の正確な人数など、詳細には触れていない。

 また、一連のデモや騒乱の後、中国当局の厳戒態勢下にある自治区内からの情報を収集するため、委員会を設置したとしている。

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の側近は前日、騒乱で80人の死亡が「確認された」ことを明らかにする一方、死者の数はもっと増えかねないとの懸念を示していた。

 チベット動乱以降、ダライ・ラマ14世や亡命チベット代表者議会、チベット亡命政府はダラムサラを活動拠点としている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2366215/2738970


中国政府、チベットへの外国人渡航者受け入れを停止
2008年03月18日 00:04 発信地:パリ/フランス

【3月18日 AFP】中国政府15日、半世紀にわたるチベット(Tibet)自治区支配に対する抗議行動に端を発した騒乱を受け、同自治区への外国人受け入れを停止した。

 ツアー会社やホテル関係者によると、外国人観光客はすでに自治区から退去しており、「渡航許可が下りないため」新たな旅行者は認められていないという。

 ツアー会社関係者はAFPの電話取材に対し、「外には戦車や武装した兵士がおり、私たちは外出しないよう命じられている。街は封鎖された」と語った。複数の報道によると、騒乱によるこれまでの死者は10人とも100人とも伝えられている。

 チベットは、世界最高峰のエベレスト(Mount Everest)があることや、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の故郷であることから、多くの外国人観光客を集めていた。

 政府観光局によると、チベット自治区には前年だけでも36万5000人の外国人観光客が訪れている。2006年と比較すると136%の増加で、約1億3500万ドル(約131億円)相当の利益をもたらしたことになる。

 チベットを訪れる観光客の中でもっとも多いのは、意外にも他省からの中国人だ。07年には約400万人の中国人が同自治区を訪れた。外国人では、日本人と米国人がもっとも多い。

 現在、米国および外国政府は、チベットへの渡航延期を勧告しており、北京(Beijing)の米大使館は、同地区での情勢が「不安定」であるためと説明した。

 また、スウェーデン、イタリア、フランスなどの欧州各国も、中国への渡航者に対し、状況が改善されるまでは危険な地域やデモを避けるよう呼びかけている。(c)AFP

• 関連情報 チベット人の反中国デモ、各地で発生
http://www.afpbb.com/article/politics/2366267/2736501



チベット、「密室化へ」なのか、、、。


この前のビルマ(現ミャンマー)での僧侶銃殺、長井さん銃殺事件を思い出す、、、。

状態が似てきたようだ。

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1 コメント

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'`,、('∀`) '`,、 (ネトゲ厨)氏へ (torl_001)
2008-03-23 07:59:54
'`,、('∀`) '`,、 (ネトゲ厨)

2008-03-22 22:20:20

面倒すぎてネトゲしながらヌいてもらいますたw
それでも4マンくれたょーヽ( ・∀・)ノ
これの同盟作ろうかなww



ここでは「エロ」は禁止です。

URLは削除いたします。
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