調査する為の第三者委員会が、「自殺したとする調査報告書」をまとめたならば、「転落して死亡し」と言う表現は適切ではないのでは?。
更には、「福井県池田町の町立中学校に通っていた2年の男子生徒(当時14)は、・・・」では、警察の調査で、「自殺」としているので、「転落」と言う言葉の使用は、使用しない方が良い。
又、第一文章と、次に繋がる文章が、ダブっているので、一つにまとめた方が良い。
文章がくどくなる、と言う事と、本来「飛び降り自殺」であるのに「転落事故死」の部分が強調される事で、誤った表記が強調される文章になっていると言う状態だ。
もしくは意図的に記述しているのであろうか?。
「ことし3月、福井県池田町で中学2年の男子生徒が校舎から転落して死亡し「たとする事件に対して」」と、言葉を付け加えるべき、では無かろうか。
NHK側のオリジナル文章だと、人によっては「違和感を持つ人もいる」と思う。
「男子生徒が校舎から転落して死亡し」と言う表現だと、その時点で「転落した事故死」と言う事が「決定づけられている」と言う事に繋がる。
しかし、その時点では死因については警察は調査中だったはず。
死亡した原因について「最終決定がなされる前の出来事であれば、「転落して死亡し「たとする事件」とか、「転落して死亡し「たとする報道」と言う表現の方が正確と言える。
重要な部分は、死因が決定していない時点で、「男子生徒が校舎から転落して死亡し、これについて・・・」となると、転落しての死亡が「決定」づけられてしまい、「正確な情報提供」「ではなくなる」と言う事だ。
ニュアンス的に微妙なのだが、記述者の方、意味分かりますか?。
個人的には、そのように思います。
記事参照。
死亡の中学生“厳しい指導・叱責で自殺” 福井 池田町
10月16日 5時06分
ことし3月、福井県池田町で中学2年の男子生徒が校舎から転落して死亡し、これについて町の教育委員会が設置した第三者委員会は、担任などから繰り返し厳しい指導を受けたことで追い詰められ自殺したとする調査報告書を公表しました。
福井県池田町の町立中学校に通っていた2年の男子生徒(当時14)は、ことし3月、校舎から転落して死亡し、警察は現場の状況から自殺と見られるとしています。
町の教育委員会は弁護士や大学教授などを交えた第三者委員会を設けて、当時の生徒の様子や学校の対応について調査を進め、15日に報告書を公表しました。
それによりますと、男子生徒は亡くなる数か月前から、宿題の提出が遅れたことなどで担任や副担任の教師に大声で叱られるなどの厳しい指導を繰り返し受けていたということです。
学校に行くのを嫌がるようになったため家族が担任らと話し合うなどしましたが、その後も指導方法は変わらず、ほかの教員も適切な対応を取らなかったということです。
そのうえで、報告書は、男子生徒が追い詰められて自殺したと結論づけるとともに、当時の学校側の対応に問題があったと指摘しています。
15日の会見で、第三者委員会の委員長を務めた福井大学大学院の松木健一教授は「学校内で情報が共有されず、指導の問題点に気付くことができなかった」と述べました。
会見に同席した池田町教育委員会の内藤徳博教育長は「学校の対応を深く反省し、再発防止と教育環境の向上に努めたい」と話しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171016/k10011178931000.html
*しかし、このような表現、「転落して死亡」と言う表現を使用していた以前の文章を推測してみれば、この飛び降り自殺事件の背景が透けて見える。
「学校側には問題は無い」、「事故死」と言う事を示したかった「学校側、校長や教頭らの事実隠蔽体質」があるのでは?!と言う事に繋がって行く。
しかし、未だにこのような「事件をもみ消す」ような事を行っている事自体、問題がある。
教員の思想改革が必要だ。
悪い状態は直す必要がある。
「多くのイジメ事件が発生しているのに」教員側は「まだ気が付いていない」のであろうか?!。
問題を隠しても「良くはならない」。
本日、関東、都内向けの放送のNHK「おはよう日本」での「じもトピ」と言うコーナーで「生野銀山」の話しをしていたが、「生野」は地元ではない。
兵庫県や周辺地域の放送であれば「じもトピ」で良いが、関東圏の放送では、「じもトピ」は合わないのでは?。
又、「じもトピ」の「じ」について、本当は「ち゛」と記述するのが正しい。
「地元」と言う事を考えた場合、「土地」を表す言葉だ。
この事から「土地(と「ち」)」の「元(もと)」と言う事で、正しくは「ち゛もと」と言うのが本来、正しい記述、読み方都言える。
この事から「「じ」もと」というのは誤った記述と言える。
しかし、広辞苑等でも「じもと」と言う記述になっている。
「じもと」と言う記述は、国語の原理原則に沿っていない表記、読み方と言える。
個人的にはそのように思える。