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阪神藤川の直球に衰え?配球考える時期か/山田久志

2020年07月11日 22時35分18秒 | 野球

配信

9回表DeNA1死一塁、藤川はソトに逆転左中間越え2点本塁打を被弾する(撮影・上山淳一)

<阪神2-4DeNA>◇11日◇甲子園 土壇場でひっくり返された。9回。同点に追いつかれた直後の藤川が、3番ソトにカウント2-1からのストレートを左中間スタンドの最深部に運ばれた。

【写真】ソトに勝ち越しの2点本塁打を浴び肩を落とす藤川

山田久志氏(日刊スポーツ評論家) 

ちょっとこたえる1敗になった。阪神ベンチとしては、打つ手は打った。あとは送り出したピッチャーに力を発揮してもらうしかなかった。

あそこは、もうやるか、やられるか。なんとか同点で止めたかったが、ストッパーの宿命といってしまえばそれまでだが、打たれたのは仕方がない。 9回1死一塁。2番桑原に浴びた中前打は3球ファウルになるなどした後の2-2から。ソトの勝ち越し2点本塁打は2-1からの4球目。いずれもストレートを痛打された。

山田氏 藤川は、本来ストレートでバタバタと三振を取れていた時と比べて、少ししんどくなってるのかもしれない。ここのところのマウンドを見ると、バッターに威圧感を与えられていないようだからね。もともと球種の少ないタイプだから、ストレートを狙われ、相手打者がファウルとか、空振りとかしているうちに、どうしてもアジャストされてしまっているようだ。

先発の西勇をリリーフした岩崎が2点リードを守った。

しかし、8回のスアレスが1点を失ってしまう。

そして藤川が痛恨の1発を浴び、沈んでいった。 山田氏 7、8、9回を逃げ切るのは、岩崎、スアレス、藤川の3人が勝ちパターンとして固まりつつあった。

中でも継投のキーを握るのは、岩崎の起用法だろう。左右の両方の打者に通用するからだ。あと藤川の場合は、リードする梅野にもかかわってくるが、コースだけでなく、高低を駆使した配球も、少し考える時期にきているかもしれない。【取材・構成=寺尾博和編集委員】

 

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