利根輪太郎は、行動が広いほうである。
輪太郎自身が、相手の存在を意識していなくとも、相手は輪太郎の姿をどこで目撃しているのである。
ある日は、近隣の大型店で声をかけられたが、競輪場でしばしば目撃されているそうだ。
ある意味で、見られているので悪いことはできないともいえるのだ。
それは、他人についてもいえることなのだ。
相手が、輪太郎の存在に気付いていない場合もある。
ところで、取手競輪場で、気になる女性もいる。
だが、相手と言葉を交わすことは一度もない。
中には車券を買わずに、いる女性もいる。
夏は冷房、冬は暖房、自宅に一人いるより、お茶は無料、交流もある競輪場は過ごしやすい場の一つなのであろうと思われる。
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