高度経済成長期に熱血営業マンとして駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン。
ガンという、ふいに訪れた人生の誤算をきっかけに、彼の最後のプロジェクトが始まる。
2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン。
67歳で40年以上勤めた会社を退職し、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年受けていた健康診断で胃ガンが発覚。すでにステージ4まで進んでいた。
残される家族のため、そして人生の総括のために、彼が取り組んだのは、「自らの死の段取り」。限られた日々をまるで現役時代のプロジェクトのごとく生き生きと駆け抜けていく父と、傍らで見守る家族の姿を、娘は映像として記録し続けた。
ガン発覚から半年後、ふいに訪れる最期の時。そこに残されたものは--。長年に渡る膨大な家族の記録から紡がれる、生と死の物語。 ©2011「エンディングノート」製作委員会
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