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正義とは何か-現代政治哲学の6つの視点

2019年08月21日 09時26分58秒 | 社会・文化・政治・経済

神島 裕子 (著)

商品の説明

内容紹介

アメリカの政治哲学者ロールズは『正義論』で、公正な社会を構想し功利主義を批判、社会契約説を現代から再構成した。

民主主義の原理ともいえるその理論は、社会倫理の議論を捲き起こす。

国際社会の中で、自由、権利、財・資源、義務は、どう分配されうるか。本書では、サンデルの立脚地であるコミュニタリアニズムなど六つの代表的視点を取り上げ、現代の課題に思想家たちがいかに応答したかに迫る。現代正義論の入門書。

内容(「BOOK」データベースより)

「公正な社会」とはどういったものか。権利や財の分配で可能になるのか。

米国の政治哲学者ロールズは、一九七〇年代以降、社会のあり方を根底から問い直し、世界に新たな地平を切り開いた。ロールズの考えを起点にリバタリアニズム(自由至上主義)やコミュニタリアニズム(共同体主義)など六つの思想潮流から正義とは何かを問う。格差や貧困など現実課題との接点に、個人の幸福を支える平等な社会の可能性を探る。

著者について

神島裕子 
1971年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(国際社会学専攻)修了。中央大学商学部准教授などを経て、現在、立命館大学総合心理学部教授。博士(学術)。著書に『マーサ・ヌスバウム』(中央公論新社、2013)、『ポスト・ロールズの正義論』(ミネルヴァ書房、2015)、訳書に『正義論 改訂版』(ジョン・ロールズ著、紀伊國屋書店、2010、共訳)ほか



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