マブチモーター社長宅殺人放火事件は、2002年(平成14年)8月5日午後、千葉県松戸市常盤平にあったマブチモーター社長(当時)・馬渕隆一(まぶち たかいち/ 同社創業者・馬渕健一の弟)宅で発生した強盗殺人・放火事件。
主犯格の小田島 鐵男(おだじま てつお)ら本事件の死刑囚の男2人は、馬渕の妻A(事件当時66歳)と長女B(事件当時40歳)を絞殺し馬渕宅を放火した。
主犯格の小田島ら本事件の死刑囚の男2人は本事件以降も同年9月24日に東京都目黒区歯科医師強盗殺人事件、さらに同年11月21日には千葉県我孫子市金券ショップ経営者妻殺害事件と計2件の強盗殺人事件を起こしており、一連の連続殺人事件は「警察庁広域重要指定124号事件」に指定された。
本記事の死刑囚・小田島鐵男は、実名で著書を出版しており、削除の方針ケースB-2の「削除されず、伝統的に認められている例」に該当するため、実名を掲載しています。
マブチモーター社長宅殺人放火事件
正式名称 警察庁広域重要指定124号事件
千葉県松戸市常盤平6丁目5番地2[3][4][5](当時・マブチモーター社長・馬渕隆一宅。現在は解体、防犯防災の拠点「安全安心ステーション」が建つ)
東京都目黒区目黒本町5丁目(歯科医師宅)
千葉県我孫子市柴崎台のマンション(東京・神田で金券ショップを経営する資産家在住)
2002年(平成14年)
8月5日午後3時頃(本事件)
9月24日午後6時30分頃(目黒区の事件)
11月21日午後6時10分頃(我孫子市の事件)
概要 刑務所内で知り合った男2人組がマブチモーター社長(当時)・馬渕隆一宅に押し入って馬渕の妻・娘を絞殺し、馬渕宅に放火して逃走した。
男2人組はこのほか歯科医師(東京都目黒区)と資産家の妻(千葉県我孫子市)をそれぞれ殺害して金品を奪った。
攻撃側人数 2人
武器
ネクタイ(本事件)
タオル・包丁(目黒区の事件)
アース用コード(我孫子市の事件)
死亡者
計4人
馬渕 隆一の妻A(事件当時66歳)・長女B(事件当時40歳)
目黒区在住の歯科医師男性C(事件当時71歳)[
千葉県我孫子市在住の資産家Dの妻E子(事件当時65歳)
犯人
計2人
主犯格・小田島 鐵男(犯行当時59歳、逮捕当時62歳。過去に練馬三億円事件で懲役12年など多数の前科あり)
従犯の男 守田克実(犯行当時51歳 - 52歳、逮捕当時55歳。殺人など数件の前科あり)
動機 強盗
対処 2人を逮捕・起訴
謝罪 捜査段階・公判段階にてあり
刑事訴訟 2人とも死刑(小田島・守田克実ともに獄死)
遺族会 「事件の捜査に協力する会」
管轄
千葉県警察
松戸東警察署(本事件)
我孫子警察署(我孫子市の事件)
千葉地方検察庁(3事件に併合審理)
警視庁碑文谷警察署[6]・東京地方検察庁(いずれも目黒区の事件)
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