[2021/05/06 21:45] news.tv
感染を抑え込めない要因の一つとして挙げられているのが変異ウイルスの存在です。若者も重症化しやすいとされる変異型、どれほど危険なのでしょうか
関東1都3県が「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」を今月末まで延長するよう政府に要請することを決定しました。
なかなか減少しない感染者数。その理由の一つが変異ウイルスです。都内ではイギリス型と呼ばれる感染力の強い「N501Y」変異ウイルスの割合が急激に増加。基礎疾患のない若年層も重症化するケースがあることが分かっています。
変異ウイルスは今、世界中で猛威を振るっています。アメリカに次いで、世界で2番目の感染者を出しているインド。感染が拡大しているのは「インド型変異ウイルス」です。
5日には一日の新型コロナによる死者数が過去最多の3780人となりました。新規感染者数は連日35万人以上、累計では2000万人を突破しています。感染力の強さから医療現場は、すでに崩壊。ベッドの空きや酸素吸入を待つなかで亡くなる人が増えています。
さらに、死亡者の多さから遺体安置所や火葬場では対応が追い付かず、集団火葬を余儀なくされています。
現在、インド型は日本を含め、少なくとも17カ国で確認されています。それ以外にも「イギリス型」の変異株は142の国と地域に拡大。「南アフリカ型」は97の国と地域で、「ブラジル型」も56の国と地域で確認されています。
さらに、その感染力は従来のウイルスより強いとみられ、若者への感染や重症化のリスクも高いといいます。
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