2018.7.6 12:22更新 サンケイ新聞
6日に死刑が執行された麻原彰晃死刑囚が収容されていた東京拘置所での生活の一端が、関係者の話で分かった。
一部識者らから「麻原死刑囚は精神に変調を来している」として、死刑執行の停止を求める声が上がっていたが、関係者は「執行に問題はない」としていた。
関係者によると、麻原死刑囚は東京拘置所の独居房で生活。
風呂や運動については、刑務官に声をかけられると自発的に歩いていっており、精神的な問題はなかったという。
麻原死刑囚は1審の途中から法廷でほぼ何も話さなくなり、平成18年の死刑判決確定後は誰とも面会していないとされる。
この点も、麻原死刑囚が精神に変調を来しているとされる根拠になっていたが、関係者は「面会だと告げても部屋から動こうとしない。無理に引きずっていくことはできないため」と否定している。
さらに、「東京拘置所は脳外科や心臓外科などを除き、ほぼ全ての診療科がそろっており、適切な医療を施すことができる。医療が必要な場合、放っておくことはない」と話す。
麻原死刑囚の精神状態が注視されたのは、刑事訴訟法で死刑執行について「心神喪失の状態のときは、法務大臣の命令によって停止する」と規定されていることや、1審が異例の展開をみせたため。
麻原彰晃死刑囚、自分で歩いて運動場に 関係者「執行に問題ない」
麻原被告側は1審判決後、いったんは控訴しながら、弁護人が控訴審を開くのに必要な控訴趣意書を東京高裁に提出せず、控訴審が開かれないまま裁判が終わった。このため、麻原死刑囚の確定判決は1審判決になる。
これは一連のオウム真理教事件の死刑囚の中では唯一。
控訴審の弁護人は当時、趣意書を提出しなかった理由を、「裁判を受ける能力がないため」などと説明。
一方、東京高裁は職権で精神鑑定を実施。「裁判を受ける能力はある」と結論づけている。
6日に死刑が執行された麻原彰晃死刑囚が収容されていた東京拘置所での生活の一端が、関係者の話で分かった。
一部識者らから「麻原死刑囚は精神に変調を来している」として、死刑執行の停止を求める声が上がっていたが、関係者は「執行に問題はない」としていた。
関係者によると、麻原死刑囚は東京拘置所の独居房で生活。
風呂や運動については、刑務官に声をかけられると自発的に歩いていっており、精神的な問題はなかったという。
麻原死刑囚は1審の途中から法廷でほぼ何も話さなくなり、平成18年の死刑判決確定後は誰とも面会していないとされる。
この点も、麻原死刑囚が精神に変調を来しているとされる根拠になっていたが、関係者は「面会だと告げても部屋から動こうとしない。無理に引きずっていくことはできないため」と否定している。
さらに、「東京拘置所は脳外科や心臓外科などを除き、ほぼ全ての診療科がそろっており、適切な医療を施すことができる。医療が必要な場合、放っておくことはない」と話す。
麻原死刑囚の精神状態が注視されたのは、刑事訴訟法で死刑執行について「心神喪失の状態のときは、法務大臣の命令によって停止する」と規定されていることや、1審が異例の展開をみせたため。
麻原彰晃死刑囚、自分で歩いて運動場に 関係者「執行に問題ない」
麻原被告側は1審判決後、いったんは控訴しながら、弁護人が控訴審を開くのに必要な控訴趣意書を東京高裁に提出せず、控訴審が開かれないまま裁判が終わった。このため、麻原死刑囚の確定判決は1審判決になる。
これは一連のオウム真理教事件の死刑囚の中では唯一。
控訴審の弁護人は当時、趣意書を提出しなかった理由を、「裁判を受ける能力がないため」などと説明。
一方、東京高裁は職権で精神鑑定を実施。「裁判を受ける能力はある」と結論づけている。
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