4/3(日) 19:30配信 東スポWeb
矢野監督(右)と話す阪神・井上ヘッド(東スポWeb)
阪神・井上一樹ヘッドコーチが連敗地獄に苦しむ虎ナインたちをかばった。
チームは3日の巨人戦(東京ドーム)にも5―9で敗れ、セ・ワースト記録を更新する開幕9連敗。普段は底抜けに明るい〝カズキさん〟も当然ながら元気はない。それでも報道陣の矢面に立ちこう訴えた。
「いい方に転んでくれるならもがきにもがくけど、その中で『平常心でやろうぜ』とはナインに言っている。どこかで負の連鎖を払拭したい。エラーが出たり打てないということもあるけど、『チンタラチンタラとキャンプをやっているからだ』とか『練習の態度が悪いからだ』とか『気を抜いているからだ』ということがあるかと言えば、そうではない。メディアやファンの方も『どうなっとんねん、いつ勝つんや』となるかもしれないけど、僕らにできることは現状を受けとめて選手たちを信じること。彼らがもがいているところを僕らは見ているからね」。ナンバーツーとして、選手も監督も守らなければならない立場。信じる姿勢をひたすら強調した。
5日からの対DeNA3連戦は待ちに待った〝本拠地・甲子園開幕カード〟。ここを何とか浮上のきっかけにしたいのはチームの共通認識だ。「甲子園で出直しということを選手たちにも伝えた。『9』ある借金を返すのは大変だけどポジティブに考えたい」と井上ヘッドも前を向いた。
東京スポーツ
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