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映画コロニア

2019年05月16日 10時17分13秒 | 社会・文化・政治・経済

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午前5時45分~CSテレビで観る。

監督 フローリアン・ガレンベルガー
脚本 トルステン・ヴェンツェル
フローリアン・ガレンベルガー
製作 ベンジャミン・ハーマン
出演者 エマ・ワトソン
ダニエル・ブリュール
ミカエル・ニクヴィスト

映画コロニアのあらすじ(前半)

1973年、ルフトハンザ航空の客室乗務員のレナはフライトでチリにやって来た。帰りのフライトまで時間があったためレナは街を見て回っていると恋人でジャーナリストのダニエルがデモに参加しているのを見かける。

一緒に過ごす幸せな時間もつかの間。軍事クーデターが勃発、部屋を逃げ出す二人であったが、途中で軍人に目を付けられ、ダニエルが反体制分子として捕らえられてしまう。

ダニエルが収容された「コロニア・ディグニダ」は、表向きは農業コミュニティだが、実態は「教皇」と呼ばれる元ナチ党員パウル・シェーファーが暴力で支配しているコミュニティである。

彼は自身の絶対的権力と男児趣味におぼれており、独裁的な運営をおこなっていた。

さらに、ピノチェト軍事独裁政権と結びついた拷問施設になっており、ダニエルも日夜を問わず拷問を受ける日々であったが、自身が拷問により頭がおかしくなったフリをして脱出の機会をうかがっていた。

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レナは仲間にダニエルを助けることを提案するが、取り合ってもらえない。そのため、単身「コロニア・ディグニダ」に潜入することを決意する。

潜入したレナは愕然とする。

施設内のシェーファーは想像以上の独裁運営であり、男女で住む場所が分かれており、女性への差別はすさまじくひどいものであった。女性を管理するギゼラもレナに厳しく当たった。

ダニエルが収容された「コロニア・ディグニダ」は、表向きは農業コミュニティだが、実態は「教皇」と呼ばれる元ナチ党員パウル・シェーファーが暴力で支配し(ただし、映画内では元ナチ党員の件は触れられていない)、ピノチェト軍事独裁政権と結びついた拷問施設となっていて、生きては二度と出られない恐るべき場所だった。

実在した拷問施設『コロニア・ディグニダ』に世界が震撼

1973年チリ、軍事クーデター発生によりピノチェト政権発足。

南米史上最悪の独裁政権と言われ、実に2万8千人を拷問し、約3千人を殺害したとされる。
そして、その極秘拷問施設として使用されたのが<コロニア・ディグニダ>だ。
少年への性的虐待の罪でドイツを追われ、南米に根を張ったナチスの残党、パウル・シェーファーが1961年に設立。
ピノチェト政権との密接な関係により、勢力を拡大。経済力で周囲の住民の信頼を得る一方、秘密警察の拷問施設、武器密輸の中継基地、巨大な武器庫という裏の顔を持っていた。

史実を基にした緊迫の脱出劇。



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