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ソラルテ早く来て…矢野阪神、助っ人の差で5割復帰失敗 マルテが大ブレーキ

2019年07月05日 08時25分36秒 | 社会・文化・政治・経済

7/5(金) 7:00配信 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、DeNA7-2阪神、15回戦、阪神10勝5敗、4日、横浜)新助っ人、早よ来て~! 阪神が、横浜スタジアムで4年ぶりのカード負け越しを喫し、再び4位転落。首位巨人とデッドライン越えの7・5ゲーム差となった。ジェフリー・マルテ内野手(28)が3度の得点機で大ブレーキ。メジャー75発を誇るヤンゲルビス・ソラルテ内野手(32)=マーリンズ傘下3A=を緊急獲得するが、1日も早い来日が待たれる。

 4度もハマの夜空に虎党のため息がこだました。助っ人マルテがすべて走者を置いた4打席で凡退する大ブレーキ。大得意の横浜で4年ぶりにカード負け越しを喫し、再び4位に転落した。矢野監督も喉から手が出るほどに、あと1本の安打をほしがった。
「(走者を)かえすところで…どうなんやろ。(打ちたい)気持ちはもちろんあると思うし、そういう気持ちで打席に行ってくれてるとは思うけど。もうひと工夫ね。していかないと」

 いけいけムードをしぼませたのがM砲だった。一回、大山のタイムリーで先制し、なお2死二塁で、外角の速球に見逃し三振。その後も三回2死二塁で右飛、五回2死一、二塁ではフォークに空振り三振と、3度の得点機で凡退。3点を追う八回1死一塁では三ゴロ併殺に終わった。

 抹消中の福留に代わる5番の役割を果たせない助っ人に、指揮官は「得点圏で相手が一番、どうやって打ち取ろうかというなかで、ランナーがいないときと同じには攻めて来ない。そこが課題になってくる」と勝負弱さを指摘。ロペスが一回の同点打を含む2安打を放ち、ソトもリーグトップの25号ソロなど2安打の活躍を見せたDeNAとは、あまりにも対照的だった。

 「もちろん点を取りたいと思って打席に入ったけど、きょうはうまくいかなかった」

 そうマルテは肩を落としたが、来日1年目の今季は打率・266、6本塁打、26打点。ヒットは出るものの、長打は31打席ない。本塁打は6月4日のロッテ戦から1カ月も出ていない。リーグ戦再開後5試合連続で5番で先発も、この間に打点はなく、得点圏打率・238。クリーンアップを任せるには物足りない。もうリーグ折り返しで、借金2。こうなるともう、新助っ人が待ちきれない。

 獲得することが明らかになったソラルテについて、谷本副社長兼球団本部長はこの日、「それもできるだけ早く(契約)したいと思ってます」と、後半戦を視野に早急に来日する方向で進めていることを認めた。内野すべてと外野経験もあり両打ちというユーティリティーさに、メジャー通算75本塁打を誇る強打が魅力。貧打の虎を救ってくれる予感が漂う。

 首位巨人とは7・5ゲーム差。阪神が最大逆転優勝を果たした1964年の6・5差を上回り、ついにデッドラインを越えた。矢野監督は「苦しいときほど楽しめるような気持ちでやれたらすごいと思う」と、自らに言い聞かせる。5日からは甲子園に戻り1・5差の2位広島を迎え撃つ。これ以上足踏みすると、取り返しがつかなくなる。

 

 


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