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中国を拠点にした特殊詐欺グループ

2018年08月25日 11時42分29秒 | 社会・文化・政治・経済
トップは中国人、グループの元指示役が証言
毎日新聞8月25日
中国を拠点に、日本の高齢者にうその電話をかけ、現金をだまし取る特殊詐欺グループがある。
トップは中国人で、グループの指示役だった大阪府内の40代男性が毎日新聞の取材に応じ、その組織や手口を明らかにした。他にも複数のグループが中国で活動しているとも証言。
日本の警察の捜査は海外では難しく、国境を越えて違法な詐欺活動が広がっている現状が浮かび上がった。
中国の特殊詐欺グループの実態の詳細が明らかになったのは初めて。

男性によると、拠点があったのは中国東北部・吉林省。昨年末、インターネットの「裏仕事掲示板」というサイトを通じて中国人と知り合い、今年4月まで約3か月滞在した。
たが、中国の社長との関係が悪化して身の危険を感じ、4月に帰国した。
まずデパートの従業員を装って、「あなたのクレジットカードが使われている」と連絡。
「身に覚えがない」と答える高齢者らに対し、「警察と全国銀行協会に通報する」と伝える。
警察官役が「既に代金が引き落とされているかも」と不安をあおり、決済用の金融機関を聞き出す。
最後に、銀行教会の職員役が「口座とキャッシュカードの利用停止手続きをする」と持ちかけ暗証番号を聞き出し、「カード回収に向かいます」と伝える。
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被害は1日1億円 社会むしばむ特殊詐欺(風紋)

コラム(社会)
2018/8/5 18:22日本経済新聞 電子版
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 「治安の歴史」という長い目で見れば、いま私たちは新しい犯罪が生まれ、定着する局面に立ち会っているのかもしれない。おれおれ詐欺や還付金詐欺といった特殊詐欺の話である。

 なにしろ認知件数は2017年1年間だけで約1万8千件、被害総額は約395億円に上る。毎日、1億円以上の資金が犯罪者の懐に流れ込んでいる計算だ。

 「オレたちは高齢世帯にたまっているカネを、現役世代に回す役割を果たしている」などとうそぶ…

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