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“虐待”は1歳の頃からか、札幌2歳女児衰弱死

2019年06月12日 19時36分18秒 | 社会・文化・政治・経済

6/10(月)
札幌で2歳の女の子が暴行を受け、衰弱死した事件。死亡した女の子は「育児放棄」とみられる扱いを1歳ごろから受けていたことがわかりました。

 懸命に指を伸ばす赤ちゃん。生後、間もないころの池田詩梨ちゃんの様子です。その詩梨ちゃんが死亡したのは今月5日。死因は衰弱死でした。

 傷害容疑で逮捕されたのは、母の池田莉菜容疑者と交際相手の藤原一弥容疑者です。

 「ことりめんこい。最近、寝返りうちそうになってきた」(池田容疑者のツイッター)

 詩梨ちゃんが生まれたころ、池田容疑者が投稿したとみられるSNSです。娘の成長を喜ぶコメントが溢れていました。

 しかし、1歳を過ぎたころ、ある異変がみられたといいます。

 「本当にガリガリで、細すぎて絶対ごはんをあげていないよねと保育士どうしで話していた」(詩梨ちゃんが通っていた保育園の元保育士)

 母の池田容疑者は・・・

 「全然、迎えに来ないので2日間泊まりで(預かり)連絡してもとれない状態、そういうことが頻繁にあった」(詩梨ちゃんが通っていた保育園の元保育士)

 一方、児童相談所のずさんな対応も明らかになってきました。先月13日、住民から通報を受けた警察は児童相談所に面会に同行するよう要請しましたが、児童相談所は「当直態勢がない」などの理由で同行しませんでした。

 「信頼できる関係機関、警察サイドでいったん母子面会をして、子どもの状況も目視しているので、そのときの判断としては妥当なもの」(札幌市児童相談所 高橋誠所長)

 また、児童相談所が裁判所の許可を得て強制的に部屋に立ち入る「臨検」についても警察から検討するよう伝えられましたが、実施されることはありませんでした。

 「(詩梨ちゃんについて)ずっとひやひやしていた。そう思っている中での事件。かわいそう」(詩梨ちゃんが通っていた保育園の元保育士)

 児童相談所は10日午後、会見を開き、当時、警察とのやり取りの中で、職員に「臨検」という認識はなかったと強調しました。札幌市は他に虐待されている子どもがいないか再点検するとしています。(10日17:55)

TBS系(JNN)


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