太郎はいつも走っていた
利根川土手の四季を楽しむ
富士山見えれば胸が膨らむ
背負うリックにペットボトル
太郎のあだ名は健康優良児
酒は少々ジム通い
自慢の胸がピクピク動く
冬でも半袖 誰に持負けない腕相撲
太郎はいつも走っていた
田圃の畦道稲穂が育つ
筑波山見えれば思い出で辿る
背負うリックにオニギリ一つ
太郎のあだ名は取手の走るパンダ
恋と無縁の寺まわり
和太鼓神輿でどこまでも
祭りだ祭り 誰にも負けない腕自慢
太郎はいつも走っていた
ロマンを忘れ走っていた
27の誕生日も走っていた
生き急ぐように走っていた
死へ向かって走っていた
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