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安楽死したALS患者女性の語った言葉とは 京都安楽死事件、医師2人逮捕

2020年07月23日 17時17分21秒 | 医科・歯科・介護

配信

殺害された女性が住んでいたマンション(京都市内)

 全身の筋肉が動かなくなっていく神経難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した京都市の女性(51)が、医師2人から薬物を投与され殺害された安楽死事件。京都府警捜査1課などは23日、いずれも嘱託殺人の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一容疑者(42)=仙台市=と、医師の山本直樹容疑者(43)=東京都=を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。

【写真】逮捕された医師  

関係者によると、亡くなった女性は40代だった11年ごろにALSを発症。死亡する直前は発語や手足を動かすことができない状態だった。

障害福祉サービス「重度訪問介護」を利用して1日24時間、ヘルパーから生活全般のケアを受けながら1人で暮らしていた。  

安楽死した女性は「早く終わらせてしまいたい」「話し合いで死ぬ権利を認めてもらいたい。疲れ果てました」などと周囲に漏らしていた。一方で「治る希望を持ってほしい」と他の難病患者にメッセージを送っていた。

 ALSは全身の運動神経が機能しなくなっていく神経難病。息をする力も衰えるが、人工呼吸器とともに10年以上暮らす人もいる。

約7割の患者は人工呼吸器を付けずに亡くなるとされる。終末期医療や安楽死が議論されるたび、ALSが取りざたされる。

 

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