田端文士村記念館 企画展
田端に集まるワケがある~芥川龍之介が王様!?大正時代の文士村~
施設概
1887年(明治20年)上野に東京美術学校(現在の東京芸術大学美術学部)が開校したのち、田端に芥川龍之介、菊池寛、小杉放庵、板谷波山など小説家や作家(=文士)が集まり住むようになり、互いに影響しあいながら文化活動を行っていた歴史を記念し、彼らの功績や素顔を紹介するとともに、北区区民などの文化活動の拠点を提供する。2018年現在、入館は無料である。
紹介されている著名人
展示内容は、企画展ごとに異なる。
- 芥川龍之介(小説家)
- 板谷波山(陶芸家)
- 香取秀真(鋳金工芸作家・歌人)
- 菊池寛(小説家・劇作家・ジャーナリスト)
- 久保田万太郎(俳人・小説家・劇作家)
- 小穴隆一(洋画家・随筆家・作家)
- 小杉放庵(洋画家)
- 佐多稲子(小説家)
- 田河水泡(漫画家)
- 萩原朔太郎(詩人)
- 正岡子規(俳人・国語学研究家)
- 室生犀星(詩人・小説家)
- 他
概要 |
芥川龍之介、室生犀星などの文士たちが暮らした大正期の田端。2人が『羅生門』『愛の詩集』など日本文学史上に光彩を放つ代表作を発表し文壇の地位を確立すると、友人や堀辰雄、中野重治などの若手作家が集い始めました。室生犀星はその頃を「田端は賑やかな詩のみやこ」になり「王樣は芥川龍之介であつた」と評しています。 |
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概要 |
(仮称)芥川龍之介記念館開設準備に伴う埋蔵文化財発掘調査の中で、旧居跡地から発見された2つの防空壕跡。 渋沢栄一らが設立した「耕牧舎」の牛乳瓶や芥川の主治医・下島勲が開業した「樂天堂醫院」の薬瓶ほか、「丸善」のインキ瓶など、出土品とその背景にある当時の人々の生活についてご紹介します。 |
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