東北放送
東日本大震災の発生から11日で13年です。
被災地には朝早くから遺族などが訪れて鎮魂の祈りを捧げています。
13年前に宮城県内を襲った大地震と大津波。その被害と復興状況をまとめます。
2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災。地震の規模を示すマグニチュードは9.0、県内では最大震度7を観測しました。
また沿岸部を巨大な津波が襲いました。
県によりますと、2月末現在、県内の死者は関連死も含めて1万571人。
今も1215人の行方がわかっていません。
住宅の被害は全壊がおよそ8万3000棟半壊が15万5000棟余りに上ります。
自治体(21市町)が管理している災害公営住宅は、去年9月末現在で1万5773戸あり、被災した世帯は1万1887世帯が入居しています。
一方で、亡くなったり転居したりする人もいるため、空室は増加傾向にあります。
防潮堤の建設は県が計画した232.8キロのうち2月末現在、99%にあたる231.9キロで整備が完了していて残るは気仙沼市内の4カ所となっています。
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